初めての神山視察 -徳島出身の私からみた神山町-

初めての神山視察 -徳島出身の私からみた神山町-

齋藤 千夏
齋藤 千夏

2020.10.09

こんにちは! 徳島スタッフの齋藤です。

9月の初め、愛媛県西予市移住定住交流センターの方々が神山町に3日間のスケジュールで視察に来られ、そこに新入社員の私は研修として同行させていただきました。

入社4日目で参加となった初めての神山視察。リレイションが研修事業の拠点としている神山町を知ることが今回の私の仕事でした。

まだお会いしたことのないリレイションの先輩がアテンドということもあり、先輩と西予市の方々とお会いできるということでとても楽しみにしていましたが、同時に「どんな空気感なんだろう」ととても緊張もしていました。

今回のイベントレポートは、徳島県で生まれ育った私から見た神山をお届けしたいと思います!

愛媛県西予市移住定住交流センターの皆さん

左から穴井さん、西予市の皆さん、リレイション代表・祁答院。

リレイションメンバーの穴井さんが出向のような形式で愛媛県の西予市に拠点を移しており、西予市移住定住交流センターで活動をされています。

【西予市での活動の様子】
愛媛県西予市での新しい暮らし
http://katalog-shikoku.jp/blog/3937.html

今回は、穴井さんとともに西予市で働いている皆さんが移住やまちづくりの先進的な取り組みを行っている神山を訪れ、いろいろなところを見学しました。
案内役は神山塾出身で、リレイションに入社してからも神山で活動していた穴井さんです。

まずは神山バレー サテライトオフィス コンプレックス(KVSOC)を見学

まずはじめに「神山バレー サテライトオフィス コンプレックス(KVSOC)」を訪れました。こちらの建物は元繊維工場だった建物を改修して作られているコワーキングスペースです。当施設の管理を担っているのがNPO法人グリーンバレー。質問含めて2時間もの間レクチャーをしていただきました!

印象に残ったのは「町民・町内バスツアー」のお話。

町民や在勤者を対象に、「サテライトオフィスなど用事がないといくことがない」「レストランも敷居が高くて近寄りがたい」といった地元の方をマイクロバスで案内するツアー。

地元の大学生も参加したそうで、「今すぐでないにしても、『神山もおもしろい、帰ってきたら何かあるかも』と思ってもらえたら」とグリーンバレー事務局長の竹内さんが話してくださいました。

ただオフィスやお店に行くのではなくて、そこにいる人がどんなことを思い神山町に来て仕事をしているのかを知れる機会があることは素敵だなあ、と思いました。
町内バスツアーとても楽しそうで、町外在住ではありますが、私も参加したくなりました(笑)。

神山塾生の聖地 神山スキーランドホテルへ

スキーランドホテルの倉庫の上に貼ってあるスキーランドの全景図を見上げている図。

神山塾出身の穴井さんが、塾生時代にお世話になったという神山スキーランドホテルへ。
神山塾生は塾の最初の1ヶ月間、この神山スキーランドホテルで合宿をします。

今回スキーランドの方とお話していて盛り上がったのが「季節労働について」です。

すだちが旬な季節ということで、スキーランドホテルに泊まり込み、すだち狩りの仕事へ行かれる方がいらっしゃるそうです。
いろいろな土地を巡りながらその土地の旬の農作物を収穫する季節労働というお仕事の存在を初めて知った私。そのような働き方をしに徳島へ足を運ぶ方がいるというのは驚きでした。
季節労働をされている方々の繋がりで次の拠点が決まったりするそうで、とても面白い働き方だなあと思いました。
季節労働をされているプロは、初心者と違って午後からへばらないのでとっても助かるそうです(笑)!

「Sansan株式会社」のサテライトオフィス“Sansan神山ラボ”へ

こちらはクラウド名刺管理サービスを提供する「Sansan株式会社」のサテライトオフィス“Sansan神山ラボ”。神山ラボで勤務する神山町在住の辰濱さんに神山の暮らしについてお話をしていただきました。

徳島県徳島市で働いていた時期のある辰濱さん。神山で暮らすようになって感じたことがあるそうで……。

趣味で楽器の演奏をする辰濱さん。徳島市内で住んでいた時は誰かに演奏を頼まれたり必要とされることはなかったそうなのですが、神山町へ移り住んでからは、「今度の集まりで演奏してよ〜」と声をかけてもらう機会が多くなり、徳島市内で住んでいた時よりも一人ひとりの存在感が大きいことを感じるそうです。

徳島市内から約40分の所にある神山町。同じ徳島でも徳島市と神山町での人の関係性の違いにあらためて気付かされました。

Keep Problem Tryで振り返り

最終日は徳島市内にあるリレイションのオフィス「蔵本BASE」へ。
西予市移住定住交流センター業務上半期の振り返りをKPT法で振り返りを行いました。「KPT」とはKeep(よかったこと・続けていくこと)Problem(悪かったこと) Try(次に挑戦すること)の略で、取り組んでいる仕事や活動の振り返りとして使われる方法です。

振り返りの最後に、リレイション代表の祁答院からはこんなコメントがありました。

「こんな挑戦をしよう!」と話し合った業務を増やすことや、新しい取り組みにすぐに取り掛かるのではなく、続けていくことや抱えている問題があってこその挑戦ということを意識する。今回の研修で得たものを自分たちのフィールドに持ち帰って、何を継続していくか、抱えている課題は何かをあらためて考えてみてください。次の新しい取り組みに挑戦した時に、継続ができているかや抱えている課題が解決しているかどうかが大切。

それを聞いて、「私はとりあえず挑戦してしまいがちだな」と自分ごととして受け止めていました。きちんと立ち止まって振り返り、次の挑戦の為に生かしていくことで成長するとはわかっていても、つい日々のことに集中してしまうので、意識的に振り返りをしようとあらためて心に留めました。

神山での研修を終えて

宿泊した神山のゲストハウス・moja houseにて。

最終日の夜は神山町地域おこし協力隊を卒業した方がされているゲストハウス「moja house」にみんなで宿泊。

私のリレイションへ入社したきっかけや思いなどを聞いてくださったり、皆さんが今まで行ったことのある旅先の話など、ゆったりとくつろいでお話できました。皆さんとオフな時間を過ごせたのがとても嬉しかったです。

私にとって神山町は身近な存在で、サテライトオフィスがあったりオシャレなお店が増えたりと、全国的に注目されている場所だなと漠然と思っていました。

今回の研修では、今までの漠然とした「神山ってすごいらしい」というイメージがより具体的になりました。

地元の方と移住者や新しく神山に足を運んだ方への距離感が特に印象に残っていて、「神山が好きだったら、気に入ったんだったら、おったらええやん」というような距離感。
「ぜひぜひ移住してきて!」というようなスタンスではないことに驚きました。押されるわけでなく、自分自身の気持ちや選択を認めてもらえているような感覚がしてとても心地よく感じました。

ほんの一部かと思いますが、神山を知ることができて、豊かな自然や人、取り組みを徳島の若い世代の人たちに知ってもらいたいと思う3日間となりました。

そのためにも、視察の案内をしてくださったリレイションの先輩のように、私も色々なフィールドや人と触れ合い、若い世代や後輩たちに私の感じた感動を伝えていけるような存在になりたいと思いました。

3日目には穴井さん・西予市の方々とも楽しくお話させていただけるようになりました。神山でのたくさんの出会いと発見の連続に、入社して数日ですがリレイションに入ってよかった! と実感した3日間でした!

この記事を書いた人

齋藤 千夏

齋藤 千夏

徳島生まれ徳島育ち。社会人2年目の2020年リレイション入社。 アウトドア・音楽・イベント好きなアクティブ派で、食べることをずっと考えています。エスニック料理、特にスパイスチャイが好き。サーフィンを始めたので趣味と言えるくらい上手くなりたい。大切なひとたちや応援したい人たちの力になれる、そんな仕事ができるよう修行中!

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