2017年を振り返って〜北海道・東京スタッフ編〜

2017年を振り返って〜北海道・東京スタッフ編〜

祁答院 弘智
祁答院 弘智

2017.12.26

いよいよ2017年最終週。
今回から2回に分けて、
リレイションスタッフの2017年振り返りと2018年の抱負をお届けします。
今年1年を振り返って記録し、新しい年の成長につなげていくことができればと思います。

今回は、北海道・東京スタッフ編です。

 

 

北海道十勝・浦幌町担当スタッフ三村
輝く舞台を整える

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北海道十勝・浦幌町担当スタッフの三村です。

昨年に引き続き、
浦幌町で廃校になった小学校(旧常室小学校 通称 TOKOMURO Lab)を
新たな働き方に向けたインキュベーション施設として活用する事業を行なっています。

TOKOMURO Lab HP
peraichi.com

今年を振り返ってみると、
「自分はわくわくしながら働けているだろうか?」
ということを意識して、日々過ごしてきたように思います。

ぼくがわくわくすることは、
関わる人が最大限の力を発揮できるような場所を考えてつくること。
つまり、その人が輝く舞台を整えること。

今年は、冬のイベント実行委員長に始まり、
TOKOMURO Lab冊子の作成、
TOKOMURO Labでのイベント等管理運営、
Learning Journey(地域滞在型研修)

と昨年の何倍にも増した幅広い事業を務めました。

振り返って特に一番印象に残っているのは、
TOKOMURO Labで行ったモデルロケット工作教室。

こちらの講師、飯山さんは浦幌町民であり農家の方です。

ロケットの専門家でもないし、工作教室の先生でもありません。

 ロケットを作ったことがない人でも、ロケットを作って飛ばせるという経験を通して、
夢を持ってもらいたい。
そのためにロケット作りを学びに行ったエピソードもお話いただきました。

しかし、モデルロケット工作教室をやりたいけど、
やる機会がないとのこと。
彼の想いを聞いた瞬間、
飯山さんの力になりたいと思ったのが素直な気持ちです。

あとはぼくたちが得意なイベント企画。
日程や場所を決め、チラシを作成して告知を行い実行するのみ。

結果、老若男女、町内外問わず多くの参加者に来ていただきました。

飯山さんの輝いている姿を見て「やってよかったな」という思いと、
参加者の方にも、そんな飯山さんの姿から何かを感じてもらえていたらいいなという思い。
お互いの学びにつながり、誰もが輝ける可能性を感じてもらえたら嬉しいです。

来年は、わくわく過ごしながら、かつ関わる事業をどうビジネスにつなげるかが課題。

自分の限界、会社の限界、町の限界を決めつけるのではなく、
いつまでも大きな成長をイメージをして実現につなげていきたいです。

来年もさらなる飛躍を目指して、年末の挨拶とさせていただきます。
2018年もよろしくお願いいたします。
皆さまよいお年をお迎えください。

 

 

北海道十勝・浦幌町担当スタッフ小松
学び・気づきを実感

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浦幌常駐スタッフの小松輝です。
今年の4月より、浦幌町に移り住んで浦幌事業に携わってきました。
浦幌町で住むことによって、日常の生活に加えて、
地域行事や文化体験を通して、
人との関わりや支え合いの中で感じる地域の人の優しさが一層身近なものに。

その体験を地域滞在型研修「Learning Journey」に参加してくださった方や、
浦幌町を訪れてくださった方に提供する場作りにも携わりました。

浦幌町に訪れる方に感じてもらいたいとあらためて思ったのは、
地域の人の魅力です。

昔からの知恵を受け継ぎ、
周りの人と支え合いながら、
暮らしを楽しむ地域の人。

そうした、地域の諸先輩方の姿に自分の目指したい生き方、
人と関わる楽しさ、生きるために培ってきた知恵や技術など、
まだまだ僕の言葉では表現しきれないほどに感じることが多くあります。

この人たちの魅力をどう皆様に伝えていくか。

これは、僕にとって今後の課題です。

そして「Learning Journey」に参加してくださった方々の感想を聞いていて、
何事も経験することによってわかる気づきや学びに意味があると再確認させてもらい、
自分にとっても気づきや学びの多い一年となりました。

また公私共に地域の方が多くのことを教えてくださり、
その有り難みに何度も感謝した年でもありました。

「遠慮はせず謙虚に」ということを意識しようと思っていた一年でしたが、
周りの方と関わるなかで、
結果として謙虚な気持ちを持たせてもらっていたという表現が正しいかもしれません。

それほどに、地域の優しさを実感させられました。

その気持ちをこれからも大切にして、自分自身も学びを深めていきたいです。

来年は、浦幌町での学びの場を持続する形で、
みなさまに届けられるようにしていくことが一つの目標です。

最後に、今年関わってくださったみなさまに感謝を申し上げます。
ありがとうございました!
みなさまにとっても、2018年が学びの多い年となることをお祈りしています!

 

 

東京常駐&KATALOG WEB担当スタッフ西川
きっかけを作る

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東京常駐スタッフ&KATALOG WEB編集担当の西川萌子です。

今年は「神山塾PLUS」として、
東京でキャリアについて考えるワークショップを開催しました。
【過去記事】ちゃんと悩む〜神山塾PLUS EVENT REPORT〜

徳島で地域滞在型研修の神山塾に半年間参加することがなかなか難しいという方に向けて、
リレイションが神山塾を運営するなかで気づいた、
キャリアをシフトさせる「きっかけの作り方」や、
自分の理想を実現させるための考え方についてお伝えした「神山塾PLUS」。
参加してくださった皆さんの
「自分から、何かを吸収しよう!」
という意気込みが強く感じられて、
私自身も「真剣にやるって楽しい」
と心から思うことができた時間でした。

来年は、もっといろいろなバリエーションで、
東京で「リレイションスタイル」を伝える場を作って行くこと目標です。

東京も、神山や浦幌などと同様に、
『地域』のひとつであることに変わりはないはず。
でも、やはり、いわゆる「田舎」とは、
人や施設などあらゆるリソースとのかかわり方が大いに違うと感じています。
そんな東京で何ができるのか……。
来年も前進しながら、行動しながら、探っていきたいと思います。

さっそく年明けの1月12日(金)には、
代表の祁答院と北海道の三村が上京して
トークイベント「KATALOG NIGHT 2018 vol.1 きっかけのきっかけ」を行います。
また、1月13日(土)には「リレイション文化部」として、
「New Year’s Resolutions」=新年の抱負を話す会を開催。
詳しくは、下記のFBページをご覧ください。
▶1月12日(金)KATALOG NIGHT 2018 vol.1 きっかけのきっかけ
▶1月13日(土)リレイション文化部 in TOKYO New Year’s Resolutions

また、今年の後半は、神山塾KATALOGコース生の8名が、
このKATALOG WEBの記事を書いてくれました。
一気に8名の新しい書き手が増え、
これまでのメンバーだけでは書ききれなかったいろいろな出来事を、
KATALOG WEB上に記録していくことができ、
とても頼もしく思っていました。

「記録する」ということを意識するとき、私はいつも、
「これを1週間後、1か月後、半年後、1年後……の自分が読んだら何を思うかな?」
と、未来の自分を少し想像します。
記録そのものももちろん大事ですが、
この未来を想像する時間に意味があるのではないかと思います。

プライベートでは、パーソナルトレーニングでヨガを習い始めたり、
お灸が日々の習慣の一つになったりするなど、
楽しみながら健康を維持することに今まで以上に意識を向けた年でした。
この記事をお読みの皆様も、健やかな年を迎えられることをお祈りしております!

 

徳島スタッフ編は12月28日(木)アップ予定です。

この記事を書いた人

祁答院 弘智

祁答院 弘智

RELATIONの代表。通称ケドさん。直感と論理の狭間を行ったり、来たり。今だに“ニュートラルゾーン”を脱しきれない、短気で飽きっぽい昭和なおじさん。英語は話せませんが、情熱と“ケドイングリッシュ”で世界の若者に生き方翻訳中!

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