愛媛県西予市での新しい暮らし

愛媛県西予市での新しい暮らし

穴井 祐介
穴井 祐介

2019.09.27

こんにちは。久々の記事になります。
4月より愛媛県西予市の地域おこし協力隊として活動している穴井です。2015年12月より株式会社リレイションの一員として、徳島県で人材育成事業に携わって参りましたが、出向のような形式で西予市に拠点を移しています。

トップの写真は「わらぐろ」のマンモスです。「わらぐろ」とは、宇和盆地などの米作地帯の風物詩で、田んぼで刈り取った藁を円錐状に積み上げたものですが、近年は減少傾向にありました。このマンモスはわらぐろ文化の保存や継承をPRし、4月末に開催される宇和れんげ祭りを盛り上げるために制作されています。電車の車窓からも確認できますので、ご旅行の際にはご覧ください。

今回は、西予市での日々の活動や、活動において重要だと思っていることについてご報告します。これから地域で新しいことを始めてみたいという方は、ひとつのやり方として、ぜひ参考にしてみてください。

変わる環境と、変わらない働きかた

西予市は四国の西に位置しています。
西予市は四国の西に位置しています。

愛媛県西予市には大きく分けて3つのエリアがあります。
四国と九州の間にある穏やかな宇和海に面した海エリアと、
標高1,400mの四国カルストを有した山エリア、
そしてどこか懐かしい日本の原風景を思わせる里エリアです。

水はけのよい地質や温暖な気候、寒暖差のある標高の高さなど、それぞれに個性豊かな自然環境を活かし、柑橘類や魚介類、ぶどうに乳製品など、四国トップクラスに多い品目数の一次産品を生産しています。

現在の勤務場所は、地域資源の調査や調整業務は西予市の現場各所で行いつつ、企画業務等の場合は、西予市役所の席を間借りして職務を行っています。幼少の頃には転校が多かった穴井ですが、新しい環境に馴染めるかどうか、いつでもドキドキしてしまいます(笑)。

私が仕事を行ううえで、現在大切にしているひとつの価値観があります。
それは、「時代の変化に流されない」です。
現代の社会では、3年先のことも予測がしにくいほど、変化が激しくなっています。社会の変化に漫然と流されて働くよりも、自分がやりがいを感じられる、自分らしい働きかたを追求しています。
この価値観は変えずに、新しい環境での仕事に挑戦しています。

水, 空, 屋外, 自然 が含まれている画像

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明浜町にある野福峠からの景観。早朝の雲の流れが美しかった。

地域を知るための3つのポイント

草, 屋外, 木, 空 が含まれている画像

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住んでいる高川地区の桃園。3月には桃の花で彩られます。

暮らし始める前にも、ここ3年間ほどの間に、会社の事業でたびたび訪れていた西予市。
住みはじめてみたら、まだまだ知らない魅力で溢れています。

地域の文化や伝統、コミュニティを知るためには、3つのポイントがあります(穴井調べ)。

草, 空, 屋外, 自然 が含まれている画像

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住んでいる高川地区の景観。

その一、草を刈る。

田舎の空気を胸いっぱいに吸うには、とても重要なこと。
美しい景観も、草を刈ることで維持されています。普段、机に座って企画を考えたり、文章を作成したりすることが多い身としては、草刈に集中する時間が良い気分転換になっています。

その一、祭りの手伝いをする。

木, 屋外, 地面, 人 が含まれている画像

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西予市をはじめとした南予エリアの伝統芸能である八つ鹿踊り。宮城県から伝承したと言われています。

少子高齢化に過疎化が進行している地域では、祭りの担い手も少ないです。
祭りの準備や片付けでは、やぐらを建てたり、荷物を運んだりと、力仕事がとても多いので、猫の手も借りたい状況。地域の伝統行事や文化についてだけでなく、どんなコミュニティで開催されているか、地域によってどんな違いがあるかも知ることができるので、一石二鳥以上の利点があると言えます。

その一、酒を酌み交わす。

草刈や祭りの後は、慰労のためにお酒の席が設けられることもしばしば。
たくさんの人が集まるお酒の席は、普段あまり話したことのない方たちとの親睦を図るには最適です。市内の移動は、どこへ行くにも基本的に自家用車を使用しているため、お酒を飲んだ後には車中泊を行います。キャンプ時のテントにも使用するマットは、寝心地も抜群です(!?)。

これら3つのポイントは、徳島県神山町を拠点に仕事をしていた3年半の間に実体験を通して身に付けたものです。
活動拠点としている地域は異なりますが、自分にできることをコツコツと行い、地域との関係性を構築していくやりかたについては、どこで活動するにも変わらないかもしれません。

自分にできることをやっちみる

室内, 人, 壁, 座っている が含まれている画像

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愛媛大学にて、自分が学生時代にやっておけばよかったと思っていることや西予市のプロジェクトについて、大学生のみなさんにお話ししました。

私の西予市におけるミッションは、
①市民の方がやってみたいことや感じている課題を直接的に聞き取りできる場づくり。
②聞き取ったことを整理し、どうやったら解決できるか方法を考える場づくり。③考えた方法や施策を実行していく組織づくり。

①~③を繰り返した結果、まちがより魅力的になり、市外からの移住や地域内外の交流促進に繋がる。

地域との関係性を育みながら、地域資源を活用し、新しい仕組みをつくっていく仕事にご興味がありましたら、ぜひとも西予市に来ていただきたいです。

外国人留学生の方が参加してくれた西予市でのLearning Journeyの様子。

年内に複数回、Learning Journeyを開催する予定です。詳細が決まり次第このKATALOG WEBでお知らせしますので、ぜひチェックをお願いします。

この記事を書いた人

穴井 祐介

穴井 祐介

大分県出身の九州男児。古い価値観や既存の枠組みから脱却し、時代の先端で生きることを目指しています。神山塾を通して得た経験を他の地域で活かすべく、2019年から愛媛県西予市にてエリアマネジメントに挑戦。大分のカボスと徳島のすだちの板ばさみにあっていましたが、これからはみかん推しでいきます。

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