Learning Journey/ゼミ仲間と巡る神山の旅 | KATALOG
Learning Journey/ゼミ仲間と巡る神山の旅

Learning Journey/ゼミ仲間と巡る神山の旅

中岡 直子
中岡 直子

2024.12.23

こんにちは、リレイション徳島スタッフの中岡です。

きょうの記事は、弊社が提供する研修プログラム「Learning Journey(ラーニングジャーニー)」についてです。関西学院大学(兵庫県)に通う韓国人留学生のソンジェさんが、再び神山に来てくれました。今回の研修では、ソンジェさんのゼミ仲間と担当の大学教授も一緒です。

2日間の「神山の旅」の様子をご紹介します。

前回の記事はこちら⇒卒業論文研究の旅~神山町を巡る2泊3日~

Learning Journeyとは?

「Learning Journey」は、「旅をするように学ぶ」をコンセプトに、地域滞在型研修を提供するプログラムです。地域の暮らしや仕事、人々の思いを通じて、自分自身の生き方や働き方について考える機会を参加者に提供しています。このプログラムは、地域での取り組みを学びたい学生や、移住・定住を検討している方に最適です。

神山プロジェクトを知る!


祁答院代表(左)からレクチャーを受ける大学生

研修初日は、蔵本BASE(徳島市)で「神山プロジェクト」の講義です。この20年の間に、人口4000人の街で生まれた取り組みや歴史について、弊社代表の祁答院弘智から説明を受けました。ソンジェさんのゼミ仲間であるジンさんは初参加です。熱心にメモを取る姿が印象的でした。

ラーニングジャーニーでは、このように祁答院の講義からスタートします。初めて神山を訪れる人に「街の魅力」を知ってもらう機会となっています。これまでの歴史を約2時間に濃縮して、祁答院が自身の経験を基に説明をします。

神山を旅して魅力を知る

2日目は神山町を訪れ、「旅するように学ぶ」研修が本格的に始まります。この日は、はじめに大粟山のアート作品を見学しました。「山でアート?」と思う方がいるかもしれません。これは、1999年に始まった「神山アーティスト・イン・レジデンス」という取り組みの一環です。

毎年、国内外からアーティストが集まり、町内での創作活動を経て、それぞれの作品を展示しています。ソンジェさんやジンさんと見学した大粟山では、アーティストの作品が常設展示されています。山の自然と融合したアートを楽しむことができますよ!登山しながらの作品見学は運動にもなります。

あ……、次の予定もありましたので、今回は車を利用しました……。
若い2人は、ふもとから登りたかったみたいです(当然、私はホッとしています)

また、2024年の神山アーティスト・イン・レジデンスの期間中でしたので、劇場寄井座にも足を運び、海堀ゆかりさんの作品を見ました。アートを通して、さまざまな感性を体験できた貴重な機会になりました。

神山まるごと高専文化祭

2人に合流した長友教授(真ん中)

この日は、タイミングが合い町内の高専神山まるごと高専の文化祭に参加することができました。出店だけでなく、教室や研究室があるOFFICEの見学や寮や食堂があるHOMEの見学もすることができました。ソンジェさんは、前回の研修で知り合った高専生と再会!とても嬉しそうでした。

この高専の文化祭から、ソンジェさんとジンさんの大学の先生である長友教授(写真真ん中)が合流しました。長友教授は国際学部の教授です。ソンジェさんらによると、ジェントルマンでお父さん的な存在とのこと。確かに、優しさ溢れる見た目で、素敵な先生でした。

地域で生まれる交流の輪

神山町の魅力の一つが、ここで活動するステキな人たちと交流できることです。ランチをした『粟カフェ』では、齊藤郁子さんに出会いました。齊藤さんは、東京都内のIT会社を退職し、神山町に移住。以前は予約が必須の人気店『カフェ・オニヴァ』を経営し、現在は一棟貸しの古民家宿『B&B On y va & Experience』のオーナーです。ふらっと訪れたお店で、その人からしか聞くことができない貴重な経験や体験について知ることができ、学びの場となります。

続いて訪れたWEEK神山では、支配人の赤石幸也さんに案内していただき、母屋を見学しました。山あいにある自然豊かな宿泊施設です。宿泊棟の全8室すべてのお部屋がリバービュー。ぜひ、一度泊まりに来てください♪

 
この日は、KVSOC(Kamiyama Valley Satellite Office Complex)も見学しました。神山塾の卒業生で、マルチワーカーとして働いている吉沢公輔さん(通称:ハムさん)から、このサテライトオフィスについての説明を受けました。長友先生は施設の利用方法などを積極的に聞いていました。釣りが趣味で神山町にも訪れたことがあるそうで、近い将来、サテライトオフィスが長友先生の職場の一つになるかもしれません!

KAMIYAMA BEERで乾杯♪

研修の締めくくりは、KAMIYAMA BEER のクラフトビールで乾杯です!
(長友先生は車のため、よもぎコーラで乾杯!←コーラもおすすめですよ)
古き良き日本の風景を楽しみながら、森の香りと共にビールを楽しむ。最高です。

ソンジェさんから「神山町について知りたい」と祁答院代表に連絡があったことで、今年9月のラーニングジャーニーが実現しました。そして、この出会いがきっかけとなり、ジンさんや長友先生も参加した2回目の研修につながりました。この2日間を通じて、神山町の取り組みを知り、人々との交流を深めました。特にソンジェさんは卒業論文のテーマとして神山町を選び、学びの場にしてくれています。

これからも、ソンジェさんやジンさんたちとの縁を大切にして、成長する2人を見守っていきます。私たちリレイションは、熱い思いをもった若者を応援したいと考えています。今後も、地域と若者をつなぐプログラムを展開していきます。ラーニングジャーニーを通じて、参加した人が自分らしい生き方や働き方を見つけるお手伝いをしていきます。

“旅のこぼれ話”

さて、今回のラーニングジャーニーでは、ちょっとした嬉しいイベントがありました。1日目に遡りますが、ソンジェさんたちが夕食を振る舞ってくれました。

ソンジェさんのインスタグラムには、「映え」た料理の写真が数々アップされていて、それを見た代表の祁答院が「韓国料理を作ってよ」と一言。講義終了後、2人と一緒に近くのスーパーに買い出しに行きました。日頃、男子大学生と買い物に行かないので、楽しくて1時間近く店内をウロウロしていました(笑)



2人が作ってくれたのは、本格的なチヂミです。カットした野菜にチヂミの生地を付けて、ホットプレートで焼き上げます。私が思っていた(お好み焼きのような)チヂミとは違って、それまでの概念が覆されました。本当に美味しかったです!ソンジェさん、ジンさん、ありがとう!(祁答院社長も声をかけてくれてありがとう!)次回は、蔵本BASEで“ソンジェキムチNight”の開催を約束しています。楽しみです。

“おねむ”なジンさん


ランチに向かう途中の車内でのジンさんです。一瞬で寝落ちしていました。ソンジェさんによると、ジンさんはどこでも寝られるそうです。チヂミ交流会が遅くまで続いたので寝不足だったのでしょう。確か…、参加した川上さんとジンさんが爬虫類と筋肉の話を延々としていたような気がします…。

未来を創る人を、地域と共に育む


最近、高校生や大学生が「神山プロジェクト」を学ぶために神山町を訪れています。リレイションのミッションは「未来を創る人を、地域と共に育む」です。今後も多くの若者が地域の魅力を学び、挑戦する機会を提供していきます。ぜひあなたも、神山町でのLearning Journeyに参加してみませんか?詳細は弊社リレイションまでお気軽にお問い合わせください!


いつも快く弊社リレイションにご協力いただき誠にありがとうございます。

現在弊社では、新しく「BAMBOO」という地域企業と若者たちをつなぐアプリを開発、運営しています。「リアルで繋がる仮想のまち」というコンセプトのもと、ひとづくり・まちづくり・なかまづくりをオンライン上でも広げています。

協賛企業のみなさんのおかげで、このように若者への研修が成り立っています。

あなたもぜひ「なかま」になりませんか。会員登録無料です。協賛企業様も随時募集中!

お問い合わせは随時受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

この記事を書いた人

中岡 直子

中岡 直子

徳島生まれ徳島育ち。神山塾16期を経てRELATIONスタッフに。 銀行勤務が長く、前職は製薬会社でMR。 3人の母でそろそろ子育てから解放予定!!今までは誰かのために生きてきたけれど、これからは自分を大切に、大好きな人達と居心地のいい場所で、毎日ご機嫌に過ごしていきたいと思う今日この頃…。アシスタントとして代表を支えられるように日々頑張っています。

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