まだまだ知らなかった地元徳島の魅力 —にし阿波2日間の旅(後編)— | KATALOG
まだまだ知らなかった地元徳島の魅力 —にし阿波2日間の旅(後編)—

まだまだ知らなかった地元徳島の魅力 —にし阿波2日間の旅(後編)—

齋藤 千夏
齋藤 千夏

2021.10.06

リレイション徳島スタッフの齋藤です。

私の友人で徳島県美馬町出身の藤田景子さん(おけいはん)と行く、2日間のにし阿波ツアー。
前後編でお届けしています。

【前編はこちら】
四国の川の案内人 —にし阿波2日間の旅(前編)— | KATALOG WEB

前編では、つるぎ町の集落や吉野川をカヤックで川下りしたことについてお届けしました。

後編のこの記事では、2日目に訪れた中から、コワーキングスペースや新しく廃校利活用としてオープンした施設など、ピックアップしてお届けしたいと思います。

アジアンな朝食からスタートした2日目

おけいはんとTripの牛尾さんと朝食作り。

おけいはんが持って来たバナナの葉っぱを使って、朝食作りから2日目がスタート。

もち米とココナッツミルクを炒め、煮たものを、バナナの葉っぱで包み蒸したものを作りました。
これが想像以上に美味しくできて朝から幸せ……。
名残惜しいですが、牛尾夫婦とお別れし、にし阿波ツアーへ出発!

木工所跡地だった場所を使ったリサイクルセンター

Loop Hoop – ループ ・ フープの入り口

2日目の最初は三好市にある木工所跡地だった場所を使ったリサイクルセンター「Loop Hoop – ループ ・ フープ」を訪れました。

古道具や建具などがたくさん並べられています。

工場跡地ということもあり敷地が広く、全部見るには時間が足りませんでした。

リサイクルセンターの一角がステージになっており、ライブ会場になるそうです。子供が遊べるスペースもあるので、ライブには家族連れが多く足を運ぶそうですよ。

また、敷地内に新しくカフェスペースが出来上がったとのことで案内してくれました。
木のぬくもりも感じますが、古いものもところどころ取り入れており、とてもおしゃれ!
居心地がよくゆっくりしてしまいました……。

今回は内装を見るのが主でしたが、Loop Hoopは循環型社会を目指しているそう。またゆっくりお話を伺いたいと思いました。

美郷にある廃校リノベーション「たねのや」

「たねのや」のキッズルーム。宿泊者以外でも利用できます。

次は、吉野川市美郷にある交流拠点「たねのや」へ。2017年度で廃校になった旧種野小学校の校舎をリノベーションし、NPO法人Tane(たね)が運営をしています。

たねのやは、宿泊施設として利用できますが、その他にも宿泊者以外でも利用できるキッズルームや、レンタル可能な厨房施設・ピザ窯などが揃っています。

田岡さん(左)と上家さん(右)「たねのや」1階の廊下にて。

そしてメインの企画運営に携わる2人は、幼馴染同士の上家さんと田岡さん。
吉野川市出身のお二人は大阪と高松で仕事をされていましたが、同じタイミングで吉野川へ戻ってくることに。

香川県で旅行会社に勤務していた田岡さんは、地域おこし協力隊としてたねのやで勤務されています。

また、教育関係の仕事をされていた上家さんは、たねのやでデイキャンプの企画などを田岡さんと共にされています。

「仕事もプライベートもずっと一緒!」とお二人。

幼なじみで同じタイミングで故郷に戻り、新しい拠点をつくる20代の存在は地域にとってとても大きな存在だと思います。

地域の方々と一緒にDIYなど、交流をしながらまだまだ進化していく「たねのや」2階部分も徐々に改修していくとのことなので、次に行くのが楽しみです。

泊まれる印刷工場「ADLIV」

老舗印刷工場を泊まれる工場としてリノベーションした美馬市にある「ADLIV(アドリブ)」へ。
ADLIVは広告会社であるナカガワ・アド株式会社が自社の印刷工場をリノベーション。

1階はドミトリーのベッドルームやコワーキングスペース。
2階はナカガワ・アドのオフィスやレンタルオフィス・レンタルキッチン・個室の宿泊部屋などが並んでいます。

今回案内してくださったのは、ナカガワ・アドの祖川さん(写真左)。
とても明るく、すぐに打ち解けてしまう素敵な方でした。

ADLIVでは「アドリブシェアマーケット」をの開催なども室内で行なっており、サスティナブルなマーケットを開催しているそうです。また次はマーケットの時に行ってみようと思います!

まだまだ知らない地元徳島の魅力

1300年の歴史を持つ阿波和紙のブランド「アワガミファクトリー」も訪れました。

前後編でお届けした「にし阿波ツアー」いかがだったでしょうか。

初めて訪れる場所ばかりでしたが、その場所はもちろん、そこで働く魅力的な人にまた会いに行きたいと思った旅でした。

にし阿波という言葉を知らなかった私ですが、この旅行から帰ってきてからたくさんの人におすすめするほど魅力的に感じた地域でした。

そして徳島の豊かな自然を感じ、次の世代に残して行きたいと改めて思った2日間でした。

「徳島なんもない!」という言葉をよく耳にしますが、私には徳島での”仕事・暮らし・遊び”の可能性を若者たちに知ってもらいたいという思いがあります。

そのためにもまずは自分が徳島で楽しむ姿をこうしたブログや仕事を通じてお伝えしていきたいです。

2日間、とてもスペシャルなアテンドをしてくれたおけいはん。
自分だけでは絶対に行けなかった場所、話せなかった人との出会いがとても嬉しかったです。
本当にありがとうー!

この記事を書いた人

齋藤 千夏

齋藤 千夏

徳島生まれ徳島育ち。社会人2年目の2020年リレイション入社。 アウトドア・音楽・イベント好きなアクティブ派で、食べることをずっと考えています。エスニック料理、特にスパイスチャイが好き。サーフィンを始めたので趣味と言えるくらい上手くなりたい!大切なひとたちや応援したい人たちの力になれる、そんな仕事ができるよう頑張っています。

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