KATALOG WEBをご覧のみなさま、こんにちは。リレイション歌う広報担当の澤田です。
2022年が始まって約一ヶ月が経ちますが、
皆さんは「仕事ではこんなことがしたい」「プライベートではこんなふうになりたい」などこの一年間の抱負などはすでに決まっていますか。
私にとって今年初投稿となるこの記事に、
一個人としての「幸せな働き方」についてあらためて考えてみたいと思います。
このKATALOGが、ご自身のこれからの生き方や働き方を考えるきっかけの一つになれば幸いです。
興味のある方は、ぜひこのままお付き合いください。
働くって何?
今となっては、ミュージシャンとして生きている私ですが、
子どもの頃は超(がつくほど)現実的少女でした。
「仕事というのはお金を稼ぐために我慢してやること、嫌なことも頑張って耐えること」
「好きなことが自由にできるのは学生のうちだけ!」
と誰に教えられたわけでもなく、物心ついた頃には、そういう価値観が自然と身に付いていました。
だから進路を決める際も、当時見えていた狭い視野の中で、
人より少し得意なことと安定してお金を稼げそうなことが重なる職業を選びました。
「ワークライフ」から「ライフワーク」へ|KATALOG WEB
こちらは一年前の私が書いた記事ですが、
弊社リレイションの社員として働くようになってから、
生きることそのものが働くこと、
つまり生き甲斐となる「ライフワーク」を自分の中に見出せると、
その先の人生がより豊かになることを日々感じています。
「自分のために、リレイションと共に」という弊社のワークスタイル。
私たちリレイションスタッフは、それぞれが会社の仕事とも重なる自分のテーマに基づいた活動を続けながら業務に取り組んでいます。
私の場合は、“歌う広報 ” という肩書きをいただいているように、会社の事業とシンガーソングライターとしての音楽活動とがつながり合う取り組みをしていくことが入社当初から社長と話していた目標の一つでした。
私がここで働く理由
この一年間での大きな進歩は、具体的にそれを実績として残せたこと。
一つ目は、約3年ぶりの復活となった弊社の人材育成事業「神山塾」 を、
自分の音楽活動を通じて多くの方に知っていただけたことです。
過去の記事 にもあるように、私は神山塾に出会えたから、
今もこうして音楽を仕事にしながら生活することができています。
この変わらない事実をこれからも続けていくこと。
それが今できる自分なりの最大の恩送りとして……。
過去に悩んでいた自分と似たような状況の方へ、
人生の選択肢を広げるチャレンジの機会を提供できるように「歌う広報」として働いています。
私がリレイションの社員になってから初めての神山塾生募集だったので、
「やっとこの時が来た!」と意気込んでいました(笑)。
それと同時に、どうしたら一人でも多くの人に知ってもらえるかをあの手この手で日々考えていました。
時代背景に基づく神山塾の必要性とは?
そもそもどんな人に届いて欲しいのか?
過去の自分に伝わるような言葉の言い回しは?
堅苦しい表現になりすぎず、必要としている人の目に止まるような表現をするにはどうしたら良いのか?
情報過多なネット社会で必要な人に必要な情報を届けることの難しさを日々感じながら今もこの記事を書いていますが、色々と試行錯誤を重ねた結果、飾った言葉ではなく、等身大の私が今言える精一杯の言葉で伝えることに落ち着きました。
これまでのKATALOG記事も、そんな思いを込めて一つひとつ書いています。
結果として、元々「シンガーソングライター cocoro」としての私を知ってくださっているリスナーの皆さんにも、新たな私の一面も知っていただける機会となりました。
別の角度から私の音楽活動に興味を持ってくださった方が増えたり、
「cocoroちゃんのこの曲って神山塾での経験が元になっているのかな」
とコメントをいただいたり。
会社の業務を通じて、音楽を続けることの自分なりの使命を少しずつ感じることができた期間となりました。
弊社の情報拡散にご協力くださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。
好きなことでシゴトを創る
二つ目は、会社の仕事として音楽イベントを企画運営できたこと。
去年のクリスマスシーズンには徳島市の万代埠頭にあるPenFork(ペンフォーク)にて、クリスマスライブを開催しました。
PenForkは、徳島銘菓として有名なお菓子屋さん株式会社イルローザ の新規事業として2020年7月にOPENしたベーカリー&カフェスペースです。
感性が響きあい、未来へと繋がる “コミュニティステーション”という
「人と街が繋がる暮らしの交差点」として “食”を楽しんでもらうことはもちろん、このカフェスペースが出会いと創造の場になることを目指し、お店を運営しています。
弊社も当初、PenForkの店舗立ち上げに携わらせていただき、
新入社員として社会人デビューした若きスタッフさんたちとは、
その頃から繋がりがあります。
スタッフ全員が20代。
お店の壁を塗ったり、机をつくったりするところから始まり、料理やドリンクの知識もスタッフみんなで一から学んで創り上げてきた空間でもあります。
そんなフレッシュなメンバーと久々に顔合わせをし、
打ち合わせをする中で「自分たちでお店を創っている」
という意識がそれぞれに根付いているのを感じ、
当初出会った頃より彼らが何倍も大きく見えました。
お店の運営にある程度慣れてきたからこそ、この場所を単なるカフェではなく、PenForkだからこそできることをあらためて模索する中で生まれた今回の企画。
お店として初めて客席のオープンスペースを巻き込む形でのイベントスタイル、そしてPenFork初の音楽ライブ開催でもあり、私も身が引き締まる思いでした。
現役神山塾生や神山塾時代にお世話になった地域の方が足を運んでくださったり、徳島で仲良くさせていただいている方、わざわざ県外から駆けつけてくださった方も多数いらして、その中で野菜や果物のお裾分けがあったり、そこから会話が盛り上がったり(笑)。
ゆるやかなコミュニケーションが生まれていたのは、今回のイベントの一つの成果になったのではないかと思います。
演奏の合間のMCでスタッフさんたちをゲストに招きながら、
お店やこの町のことなどをご来場くださった方々にお伝えしたり、
アンケートを通じてお客様からフィードバックをいただいたり……。
子どもから大人までさまざまな世代の方が一つの場所に集まって音楽を楽しみ、
美味しいカレーやパンを食べるゆったりとしたひととき。
もともと掲げていた「コミュニティーステーション」としてのお店の役割を再確認できる二日間となりました。
今年もPenFokさんと定期的にこのようなライブを企画していく予定なので、今後のイベント情報もぜひお楽しみに!
【Instagram】
イベント終了後、なんとPenForkのスタッフさんたちからの歌のサプライズに感無量!
私のオリジナル曲「有難う」を全員で合唱してくれました。
「仕事だから……」という義務的な関係ではなく、
こういった心のこもった気持ちのやりとりが生まれることが何よりも嬉しいことですね。
最高のクリスマスプレゼントを本当に有難うございました!!
まだまだ不安定なご時世ではありますが、
このほかにも、弊社がまちづくりで携わらせていただいている県外地域でのライブ開催もいくつかお話をいただいているところです。
私自身がミュージシャンかつリレイションのスタッフであるからこそできる役割を活かして、その地域やそこに集まる人たちのニーズに応じたイベントの企画運営を今後もしていきたいと思います。
音楽ライブやワークショップ、出前授業等に関するお問い合わせも、いつでも承っております。まずはお気軽にこちらまでお問い合わせください。
仕事から「志事」へ
最後に、こちらは今年のお正月に撮影したMV。
この曲の歌詞には「やりたいこと 好きなように 自由にできる夢」と歌うフレーズがあります。
好きなことをシゴトにしてお金をいただくことは決して楽なことではないけれど、自分のやりたいことで誰かに喜んでもらえることほど幸せなことはないと日々肌で感じながら、一社会人として責任と覚悟をもち、これからもワクワク楽しく働いていきたいです。
2022年も自分の可能性を信じて「自分のために、リレイションと共に」
ただ仕える「仕事」ではなく、
一社員として志をもって「志事」を生み出し、
さらに活動の幅を広げていきたいと思います。
この記事を書いた人
澤田千尋
横浜スタッフ。神山塾9期を経てRELATIONの歌う広報担当。地域のよさや出会った人たちの魅力を発信しながら、これからの時代を生きるためのヒントをお届けします。シンガーソングライターとしても活動中。RELATIONと共に全国ツアーするのが夢!
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