みなさんこんにちは!
本日は北海道十勝・浦幌町から三村がお伝えします。
今回のブログは、新たな冊子が出来上がったご報告です。
TOKOMURO Lab -新しい働き方の実現に向けて-
ぼくが昨年の6月から浦幌町に移住して取り組んできた仕事である、
旧常室小学校の利活用実績を冊子にまとめました。
冊子の内容は、以前のブログにも書いた
浦幌サマーワークショップ(【EVENT REPORT】浦幌サマーワークショップ – KATALOG)と
サテライトオフィスとしての利用(サテライトオフィスの可能性-旧常室小学校を例に- – KATALOG)について。
簡単に説明すると、
浦幌サマーワークショップとは、総勢20名の建築を専門とする講師と学生が、
夏の一週間浦幌町に滞在しながら、旧常室小学校の再生案を考えるという地域滞在型研修です。
また、サテライトオフィスとしては、
昨今、パソコン一台でも仕事ができるようになり、場所を選ばずに働く人が増える中で、
旧常室小学校を仕事場として使っていただけるように整備しました。
そういった2つの取り組みを紹介しています。
冊子作りで大切にしたこと
ぼくが今回大切にしたことは、表面的な部分だけではなく、
見えない部分にこだわったプロセス。
とにかく冊子を作り、やってきたことを記録するという目的のもと、
写真から文章などすべて自分で取り組みました。
カメラやライティングなんて勉強したこともありませんでしたが、
冊子を完成させるためには、手段を選んではいられません。
それでも、どんな文章を書いたらその人自身の魅力が伝わるか、
どんな風に写真を撮ればあの人自身の魅力が伝わるかと
頭で必死に考えて、今できる自分の精一杯を出すことが大事だと信じて創りました。
目に見えない部分ですが、
そういった想いが読み手に少しでも伝わればいいのかなと思います。
(あんまり書くと宗教っぽくなるのでこのへんでやめときます(笑)。)
冊子作りの必須アイテム
ここで少し余談を。
冊子作りで大変だったのがなんといっても写真と文章でした。
そこで大活躍のカメラとボイスレコーダー。
どちらも超基本的なアイテムですが……(笑)。
今回は借りた物を使用させていただきました。
(自前を用意しないと……。)
ただ精神論で頑張ればいいというものではなく、
テクニックも必要だと感じました。
伝えることが自分のひとつの仕事なので、
カメラやライティングの技術は必須であることを痛感。
スキルが上がれば仕事の幅も広がるんですよね。
毎日コツコツ頑張ります。
冊子がつくる新たな広がり
ある日通常の業務をしていると、
町内でお菓子屋さんを営む方から、一通のLINEメッセージが来ました。
「常室の冊子ってまだいっぱいある?
ウチの店で町のパンフレットとか置いてて、観光客や地元の人が持って行くのね。
だから、常室の冊子も置いてもらえないかな~って思って。
私も見たいし!」
このメッセージを見た瞬間、飛び上がるくらい嬉しかったです。
ぼくのSNSで冊子のことを知ってくださったようで、
すぐに連絡をくださいました。
さらにそのあとも、
どこに置いたらより多くの方に手に取ってもらえるか、
町民が長居する場所はどこか、など真剣に考えてくださったのです。
感謝という言葉しか見当たりません。
冊子自体に興味を持っていただくこと、
そして、冊子を通してぼくらの取り組みに関心を持っていただくことが
地域活性の第一歩に繋がるのかなと思いました。
2017年度も旧常室小学校を中心に地域滞在型研修、
サテライトオフィスとしての利用を行います。
随時募集を行なっていますので、
ぜひ浦幌町でこの夏を過ごしてみませんか?
お問い合わせ先
うらほろスタイル推進地域協議会
TEL/FAX 015-578-7180
〒089-5611
北海道十勝郡浦幌町字寿町7番地1
担当:三村
《旧常室小学校での活動の様子はこちら》
旧常室小学校の再生案を考える滞在型建築ワークショップの様子。
【EVENT REPORT】浦幌サマーワークショップ
コワーキングスペース・サテライトオフィスとしての利用例。
サテライトオフィスの可能性-旧常室小学校を例に-
この記事を書いた人
三村 直輝
広島県広島市出身。農業で若者を元気にするNPOに出会い、地域と若者をつなげることを生業にすると決意。神山塾7期を経て、北海道十勝・浦幌町の廃校カフェ(TOKOMURO CAFE)を運営。カフェをコミュニケーションツールとして、地域の魅力を発信していきます。
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