KATALOG WEBをご覧の皆さん、こんにちは。徳島スタッフの馬渕です。
連休も終わりいつもの日常が戻って来ましたが、皆さんはどのようにお過ごしでしょうか?
私は連休も関係なく活動し、5月4・5日におためし神山塾を開催しました。
今まで神山塾で実際におこなっているワークをしたり、神山のサテライトオフィス見学などをおこないました。今回はそのイベントの報告です。
おためし神山塾。2日間で神山塾を体感してみようという企画でした。
今回初の試みとして、企画内容を各コンテンツに分けて参加できるような方法で企画しました。
集客・参加してもらう難しさ
毎回、企画のたびに悩むのが、参加者の集客です。
届けたい人に、届いて欲しい人に参加いただくために、どうやって伝えていけばいいのか、毎回試行錯誤しています。
今回はチラシを置かせていただくために徳島にあるコワーキングスペース数ヶ所にお電話をして置かせていただける交渉をして、何ヶ所か置かせていただくことができました。
その中の一つで、阿波市のコワーキングawakeさんは、直接お話しをお聞きしたいと代表の方に言われ、訪問。私自身の体験や神山塾への想いをお伝えさせていただいたところ、「馬渕さんの想いが伝わりました、僕参加します!」と言っていただいて今回、参加いただけることになりました。
いよいよ1日目がスタート
まず企画運営・神山塾コーデイネーターの私馬渕が自己紹介も含め、自分が神山塾に来ることになったきっかけや、塾前塾後の変化をお話しさせていただきました。
今回は私の前職時代の同僚も京都から参加をしてくれていて、以前までの私と考え方や価値観など、変化していることがリアルに伝わる体験談の時間となりました
神山塾ワークを実践してみよう
実際に書き出すことでそれぞれの価値観が見えてきて、話が弾みます。
続いて、今までの神山塾で実際におこなってきたワークをおこないました。
流れは神山塾と同じ。まず自分を知る。
色や物に自分を例えて紹介、理由も話していきます。
参加者はしっかり聴くことを意識します。
ワークは書くことになるので考えの整理にもなります。
続いて価値観ワーク。
40以上ある価値観の中から自分の大事にしたい価値観を選んでいきます。
そしてまた発表。誰一人として同じ価値観の並びの人はいないこと、でも同じ価値観を持っている人がいて、想いも共有できることを実感していただきました。
最後は未来ワーク。
少し先の未来を想像してみる。
想い描いている未来に近づくために、その行動をしなければどんなリスクがあるのか、など書いて気持ちを話してみる時間になりました。
2日目は神山へ
2日目は実際に神山を体感していただくプログラムでした。
初日とは別の参加者の方で、お仕事で神山を訪れたことはあるけど、実際の神山は体感したことがないので、とのお話でした。
午前中に創造の森を散策した後、移住者のアーテイストさんとそのご主人がされているKAMIYAMA BEERで休憩。
神山のヨモギを使用した新作のクラフトコーラをいただきました。
常に新しい味の飲み物が並ぶKAMIYAMA BEERで、参加者の方の現在の想いなどをお聞きすることができました。
後半はサテライトオフィスツアーで神山バレー・サテライトオフィス・コンプレックス、寄井商店街のコーヒー屋さん豆ちよさんや、昔は芝居小屋として栄えていた寄井座の見学などもさせていただきました。
なにげない会話に想いのヒントが
ツアー参加者の数が多い時などは、プログラム中に一対一でお話しする時間をあまり取れないので、その分しっかり振り返りの時間を取るようにしていますが、今回のように参加者の方が神山を訪れたことがある場合や少人数の場合、KAMIYAMA BEERでの休憩中や、豆ちよさんのコーヒーを飲んでいる時など、ふとした雑談、会話の中に、参加者の方の現在地点を知るきっかけの言葉があるように感じています。
もしかすると、多くの方が現状に不満はないが満足はしていない、というような状況にあるのかもしれません。
現状を変えるためには何かを決める、決断することが重要になります。
その選択決断を決める直感を養う。
そのためには、何か行動してみること。
ゴミを拾うボランティアに参加してみる、畑の作業をさせてもらう、話したことない人と話してみる、知らない場所に行ってみるなど、日常の中でちょっとの変化を試してみることがポイントになるのかもしれません。
今後もリレイションでは地域滞在型研修Learning Journeyを開催予定です。
開催の詳細は本サイトやSNSにてお知らせいたしますので、ぜひチェックしてご参加ください。
お待ちしています。
現在6月9日開催のLearning Journeyの参加者募集中です!(6/5申込締切)
この記事を書いた人
馬渕直子
京都府のはしっこ、海の京都と言われる京丹後市出身。神山に来るまでは京都市内で栄養士・調理師・管理栄養士として「食」に関わる仕事に携わってきた。神山塾14期に参加するため、2022年8月に徳島に。料理を作ることも、もちろん好きだけど、何より食べることが大好き!旅が好きで行った先の、知らなかった食材を買ってきて調理したり、地元の方に教えてもらいながら郷土食を作ったり、その土地に根ざした「食」「ローカル」「田舎」「暮らし」が自分の中のキーワード。今までは栄養士として食のサポートをしてきたが、これからは「食べること=生きること」と捉え、自分が神山で変化できた「ワクワク生きるため」のサポートをしたいという想いでリレイションへ。
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