こんにちは。リレイション徳島スタッフの齋藤です。
神山町で3月に開催したイベント「牟岐WEEK」の様子を前後編でお届けしています。
こちらの後編では当日のイベントの様子と夜に開催した神山と牟岐の若者の交流会についてお届けします。
前編はこちら。
牟岐WEEK −神山と牟岐が混ざり合う2日間 牟岐WEEKって?−
牟岐WEEK2023スタート
イベント当日は、青空がとても気持ちいい朝でした。
今回は企画を進めてきたメンバーとは別に、神山町にある城西高校神山校の寮“あゆハウス”に住んでいる高校生がスタッフとして参加してくれるということもあり、ほぼ全員が初対面。
それぞれ自己紹介を行いました。
土曜日のメンバーは牟岐町から3人、オニドーナツのメンバーが8人、あゆハウスから3人と私の合計14人の大人数。スタッフの人数が多いのでさらっとした自己紹介でしたが、笑いありな自己紹介でスタートからとてもいい雰囲気でした。
オニドーナツのメンバーは数年ぶりの再会のメンバーもいて、懐かしむ声がたくさん。
WEEK神山でランチ&喫茶営業
ということで、イベントがスタート。
WEEK神山は宿泊施設のため、普段はランチや喫茶の営業は行っていないのですが、今回のイベントのメインコンテンツとして食事の提供、喫茶としてオニドーナツとコーヒーを運営メンバーが提供しました。
アオリイカのリングイネは提供前に試食したのですが、とっても大きく切ったイカがたくさん入っていて、ボリューミー!
これがとーっても美味しくてびっくり。
牟岐町からイベントに来ていただいたお客さんの中にも「人生で食べた中で一番美味しいパスタだった」と話してくださる方も。
ゆずの入ったドーナツもサクサクでとっても美味しかったです。
差し入れにたくさんお持ち帰りされる方もいらっしゃいました。
遊観
WEEK神山のえんがわでは、牟岐町から来た遊観(ゆうかん)の2人がアートスペースを。
遊観(ゆうかん)とは?
牟岐町出身の堀江奈々子さんと牟岐町に移住した下之坊(したのぼう)竜治さんが、華厳宗正観寺の山門をリノベーションし「想い出す場」を提供しています。
今回のイベントでは、つばめの形にかたどられた紙に「自分がつばめだったらどんな模様?」との問いかけにそれぞれが表現していきます。
子供から大人までたくさんの方が参加。
つばめは渡り鳥で、春になると子孫を残しに東南アジアから日本に来るそう。
春を告げにきたつばめに自由に色を塗り、イーゼルに立てかけられているパネルの好きな場所につばめを貼っていきました。
coffee stand 灯閑
コーヒーの出店は「coffee stand 灯閑」。
牟岐町駅前交差点で不定期でお店をしている「coffee stand 灯閑」。
まちを表現したコーヒーが飲めることが、灯閑のコンセプト。
メンバーのうちの1人、みゆちゃんが来てくれました。
ちなみに今回、企画から協力していただいているみゆちゃんは私の大学からの親友。
当日は「牟岐町の春を表現したコーヒー」「牟岐町のゆずを使ったゆずドリンク」を提供してくれました。
「自分でも驚くくらい焙煎がうまくいった!」と興奮気味な彼女でしたが、オニドーナツとピッタリで私も2日間で3杯ほど飲みました(笑)。
いつも神山で顔を合わすメンバーや牟岐町から足を運んでくれている方、徳島市内から来ていただいた方、WEEK神山に宿泊している方などランチの時間は満席になるほどたくさんの方々が来てくださりました。接客が初めてという高校生もいて、ドキドキしながらも頑張ってくれていましたよ。
大学時代の友人がサプライズで訪れてくれたりもして、とっても嬉しかったです。
ランチ後ゆったりした時間では、運営メンバー同士でゆっくり話せるタイミングも。
お互いの普段の活動であったり、牟岐町の話などとっても盛り上がっていました。「牟岐町行きます!」なんて声も度々聞こえてきました。
バタバタと過ごしているとあっという間に夜に。
神山と牟岐の20代の交流会
牟岐からイベントに出店してくれた3人が20代ということもあり、土曜日の夜は神山の20代を集めた交流会をしようということで、神山と牟岐の交流会を行いました。
写真の通りとっても盛り上がってとってもいい雰囲気。
仕事でもプライベートでもこういった交流会のセッティングをすることが多い私ですが、今回はとってもいい雰囲気で、食べてる途中、様子を見渡して一安心。
少し遠くから眺めて「あ〜もう私の役割はおわり!よかった!」と安心していたとき、
神先さんが「いい雰囲気やね〜。こういうのみるとニヤニヤしちゃうよね」と声をかけてくださいました。
「そうなんです〜」と話しながら、私もWEEK神山に宿泊だったので、気分よくお酒を飲んでいました。その後神山の居酒屋「どちらいか」へ行き地元の方々と混ざりながら二次会。ホテルに戻って三次会まで(笑)。
私が神山で仕事を始めた頃、20代の若者は少なく、同世代の友達は1人しかいませんでした。
ここ数年、神山で働く同世代の仲間が増えたことを実感して、そういった意味でもとてもうれしい出来事でした。
2日目は運営メンバーが減っての営業になったのですが、頼もしいあゆハウスのメンバーに助けられながら無事終了。
皆さんが参加してくれたアートもこんなふうに仕上がりました。
遊観のシンボルアートとして二人の拠点に飾ってくれるそう。
イベントを終えて、振り返り
高校生はもう解散してしまってとても残念だったのですが、残っているメンバーで振り返りがしたい! という私の希望で、みんなで円になることに。
一言ずつ今の気持ちを共有し、笑いありな振り返りでした。
神先さん「いろんな人が来てくれたなって思ってて。運営メンバーの友人が来てくれたり、オニドーナツに関わってくれてた人が足も来てくれてたし。久しぶりの再会の場面が見れたのはよかったな〜」
イベント最初の自己紹介と最後の振り返りは絶対したいですと事前に神先さんに伝えていたのですが、やっぱりこういった時間は大切だなと改めて思いました。
神山と牟岐の人が混ざり合うイベントに
牟岐町を神山で表現する意味とは?
ということを考えつつ企画を進めてきたこのイベント。
美味しかったね〜で終わらない、繋がりができるイベントにしたいと思っていました。
お客さんに牟岐を知ってもらうきっかけになったことはもちろんなのですが、イベントスタッフをしてくれた高校生や交流会に参加した神山の20代の子たちから、
今回イベントに協力してくれた牟岐町のメンバーのおすすめの場所やメンバーに会いに行きたいといった声がたくさん聞こえてきたのはとても嬉しい出来事でした。
最初に考えていてた想いが形になったイベントになったのではないかなと思います。
そして私は企画・準備にすべて関わることはできなかったのですが、神先さんの心配する箇所と私が心配する箇所が同じ時もあれば全く違う時もあり、それが面白く、準備期間は結構タイトだったのですが、楽しく進められとてもいい機会となりました。
運営メンバー、足を運んでくださった皆さん、そして神先さん本当にありがとうございました!
おまけ
イベントが終わったあと、東京に帰る彼女を車で送り届けました。
神山の皆さんやあゆハウスの高校生たちが「牟岐行きたーい!行きます!」と声をあげてくれていたので、車の乗り合わせどうする? この人数だと難しいかな?お昼ご飯は郷土料理がいい?メンバー編成は……などなどアイディアを出し合いながら運転しました。
話しこんでいるうちにあっという間に解散時間。
実は彼女と知り合ったのも牟岐で活動するNPOがきっかけでした。
そんなことも思い出しながら、牟岐町との縁が今回のイベントで続いたことは嬉しいことだなあと。
少しずつ彼女の好きな牟岐が広がっていけばいいなと思います。
神山のメンバーと牟岐を訪れる時が楽しみです。
この記事を書いた人
齋藤 千夏
徳島生まれ徳島育ち。社会人2年目の2020年リレイション入社。 アウトドア・音楽・イベント好きなアクティブ派で、食べることをずっと考えています。エスニック料理、特にスパイスチャイが好き。サーフィンを始めたので趣味と言えるくらい上手くなりたい!大切なひとたちや応援したい人たちの力になれる、そんな仕事ができるよう頑張っています。
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