こんにちは。リレイション徳島スタッフの齋藤です。

今回は、神山町で3月に開催したイベント「牟岐WEEK」の様子を前後編でお届けします。

イベントの主催者に誘っていただき準備を行ってきたのですが、企画のサポートやチラシの作成、交流会など、いつの間にか想像以上に関わったイベントとなりました（笑）。

今回の記事では企画・運営に参加したきっかけや当日の様子を前後編に分けてお伝えしたいと思います。

「牟岐WEEK」って？

牟岐WEEKは徳島県神山町にある宿泊施設「WEEK神山」で毎年行われているイベントで、WEEK神山代表で神山塾3期生でもある神先（かんざき）さんが行っています。

神先さんは2015年から徳島県南部に位置する牟岐町と一緒にさまざまな活動をしてきており、WEEK神山では2018年より、牟岐WEEK、鮮魚居酒屋、伊勢海老ナイトなど神山町にいながらも牟岐を感じられる・楽しめるイベントを毎年行っているそう。
海鮮料理を毎回楽しみにしてくれている常連さんがいたりと、神山でも毎年のイベントとして認知されているそうです。

ちなみにイベント名の由来は、WEEK神山と牟岐町がコラボということで「牟岐WEEK」。

私がリレイションで仕事を始めた頃からお世話になっている神先さん。
2022年は私が研修や交流会を企画することが増えたこともあり、夕食や宿泊についてご協力いただいたり、交流会や場づくりについて経験も想いも強い神先さんにアドバイスをもらったりと、一緒に企画や場づくりについて考える時間が多くなっていました。

そんな関係性の中、雑談の中で神先さんから「今年開催する牟岐WEEKの企画、相談に乗って〜」とお話しがあり、私の大学からの親友が牟岐出身ということや仲のいい友人が学生時代牟岐町で活動していたこと、最近牟岐町で活動する大学生達と関わっていることなどもあり、自然と一緒にイベントを進めていく流れに。

キックオフミーティング

そんなきっかけから、対面やオンラインで打ち合わせを行い、牟岐町を神山で表現する意味とは？ ということを考えつつ、企画を進めていました。

今回のイベントで関わるのは牟岐町で現在活動している20代と、大学時代神先さんと一緒に牟岐町で活動していた20代の合わせて3チーム。

そして当日のサポートメンバーとして神山町にある城西高校神山校の寮“あゆハウス”に住んでいる高校生が、何名か参加してくれることとなりました。

バタバタと広報も行い、あっという間にイベント前日に。

牟岐の食材を使った居酒屋営業と深夜まで続いた仕込み

イベント自体は土日の開催だったのですが、金曜日の夜は牟岐町のアオリイカとジビエを使った居酒屋営業を行いました。

料理人はWEEK神山の神先さんに加え、神山町の料理人、地中誠さん。
誠さんとは、牟岐WEEKの出張料理人としてこれまでもコラボしてきたんだとか。

神山塾でも大変お世話になっている誠さん。面白おかしく冗談を言いながらも、イカを捌く姿がかっこいい……。

神先さんと誠さんとワイワイしながら、「え！ちなっちゃんスタッフ側？」と神山で普段からお世話になっているお客さんに言われながら（笑）、私も料理のサーブをしたりと楽しませてもらいました。

居酒屋営業が終わってからは、土日に販売するオニドーナツの仕込みをスタート。

オニドーナツは牟岐町にあった「鬼ケ岩屋温泉」が閉館したことをきっかけに、何かその場所でイベントを開催できないかと、大学生達が牟岐町の地元の方と作り上げたお土産スイーツです。

「鬼ケ岩屋温泉」にちなんで「オニドーナツ」なんだとか。

毎年、牟岐でのお祭りやイベントに出店していましたが、コロナの影響もあり活動は休止。
今回当時のメンバーが数年ぶりに集まり、ドーナツを作ってくれることに。
ドーナツの開発時には神先さんも関わっていたということで、思い入れのある商品なんだそうです。

当時大学生だったメンバーはもう社会人になっているのですが、このイベントのために県内外から集まって来てくれていました。
前日入りの仕込み組は3名でしたが、イベント当日は合計で８名も参加。
仕事終わりに広島からかけつけてくれている人も。

久しぶりの生地づくりに苦戦しつつも、当時の思い出話や神先さんとのエピソードも聞けて面白かったです。

前編はここまで。
後編では当日のイベントの様子と夜に開催した神山と牟岐の若者の交流会についても紹介しています。お楽しみに。

後編はこちら。
牟岐WEEK −神山と牟岐が混ざり合う2日間 イベントレポート＆交流会−【後編】