初めまして。神山塾KATALOGコース塾生の上野と申します。
今回は私、上野が11/26(土)27(日)の2日間にわたり出店した4K映画祭のイベント「子ども縁日」についてレポートいたします。
「子ども縁日」開催しました!
今回、寄井商店街の「ファミリーショップみね」さんの店舗の一部をお借りして、
子どもたちが楽しめるよう「縁日」をテーマに、「昔遊び」「芋もち」「駄菓子屋さん」の3ブースのイベントを企画。
さて、どんなイベントになったでしょうか?
世代を超えて盛り上がる「昔遊び」
昔遊びブースでは、初日オープンして最初にお父さんと一緒に訪れた男の子が、
けん玉連続37回という記録を出して一同大盛り上がり!
かと思えば、おじいちゃん世代のお客様がベーゴマやメンコのやり方を手ほどき。
神山塾生も事前に一生懸命練習して臨んだ本番でしたが、おじいちゃん世代のほうが一枚上手。
やはり現役で遊んでいた世代は違います。
おじいちゃん、お父さん、子どもたち、そしてスタッフである塾生も、
みんなでワイワイ言いながら盛り上がりました。
2日連続完売! ほっこり素朴な「芋もち」
さつまいもとだんご粉で作る「芋もち」は、スタッフの元気な呼び声と店先で焼く芋もちにつられ、家族連れからカップルまでお客さまが次々とやってきます。
お昼に、おやつに、できたてをすぐに頬張る方もいれば、お持ち帰りをされる方も。
2日間とも完売! の盛況ぶりに塾生も喜んでいました。
塾生たちも懐かしがる「駄菓子屋さん」
「駄菓子屋さん」では、糸を選んで引っ張る「糸引きあめ」が女の子たちに大人気。
渋い「都こんぶ」は酒のお供に、とおじいさんたちがお買い上げ。
11月末にもかかわらず人気の瓶ラムネは、親子で買う方が多数。
親御さんが子どもに開け方を教えながら、仲良く飲む瓶ラムネはとてもおいしそうです。
「懐かしい~」とお客様に混じって駄菓子を買い求める塾生もチラホラ……。
夢の実現に着実に進む仲間の姿「DEARDEER~鹿革レザークラフトワークショップ~」
26日に、「子ども縁日」とは別の場所で、塾生の「すーさん」こと鈴木僚さんが、
鹿革を用いたレザークラフトのワークショップを開催しました。
すーさんは神山塾卒業後、自分の店を神山でオープンするため、
塾生として活動しながら準備を進めています。
今回は単独で、獣害対策で捕獲された鹿の皮を利用したレザークラフトのワークショップを行いました。
あいにく見学に行くことはできなかったのですが、全3回開催したワークショップはすべて大盛況だったそうです。さらには参加者の方からワークショップの依頼があったりと、次の仕事へのステップにもなったよう。すーさん、お疲れ様でした。
「楽しい」「おいしい」「懐かしい」子ども縁日…イベントを終えて
「子ども縁日」を終えての私の個人的な感想を綴りたいと思います。
イベントに来てくれた小さい子どもや小学生たちは、普段私にとっては交流の機会のない世代。
おじいちゃんたちや塾生と一緒に元気に遊んでいる姿は新鮮で、見ているだけでこちらも元気をもらえました。
できたての芋もちをおいしそうに食べるお客さまや、懐かしがって駄菓子を買ってくれるお客さま、みんなが笑顔で帰っていく姿に、こちらも嬉しくなりました。
この日のために企画の段階から内容や会場のレイアウトについて塾生みんなで話し合い、
さまざまなケース、シーンを想定しながら準備をしてきました。
それでも、駄菓子の売り場を店内からお店の外へ変更したり、
芋もちもお客さまのリクエストで提供方法を変更したり、とイベントが始まってから変えたところもあります。
このように状況を見て対応していくことも、イベントならではの楽しさだと感じました。
イベントは、自分たちの企画が意図通りにうまくいくのも嬉しいですが、
自分たちが想像する以上のことも起こります。これはイベントを実行してみないと経験できない喜びのひとつです。
今回も私の想像以上に、お客さまが盛り上がり、楽しんでいる姿を見ることができたことは、とても嬉しいことでした。
また、前回の塾生のイベント「あるでないで神山~1日限定、秋のやまんば村~」でたくさんの方にお世話になりましたが、今回も場所を貸していただいた峰さんをはじめ、多くの方にご協力いただきました。
本当にありがたいことだなと思います。
私が担当した駄菓子屋さんでは、完売を目標にしていましたが、売れ残ってしまいました。
ターゲット想定と事前のリサーチ、仕入れる駄菓子の数量、販売方法の工夫、振り返ると反省すべき点が多くあります。
これらについては、イベント企画、物を売ることの難しさを肌で感じました。
それでも、良かった点、反省点も含め、もう一度やりたいと思えるくらい楽しいイベントでした。
これまで私は、自分が暮らす地域でイベントや行事に積極的に参加することはありませんでした。
しかし、今回のイベントをおこなって、楽しさや地域のことを知るきっかけが作れることを学びました。
これから暮らしていくうえで、自分が暮らす地域へのかかわりを持ち、地域のさまざまな人と交流を持てるよう、この経験を活かしていきたいと思います。
《こちらの記事もどうぞ》
塾生が神山でおこなったもう一つのイベントのレポート。
EVENT REPORT「あるでないで神山~1日限定、秋のやまんば村~」
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