KATALOG WEBをご覧の皆さま、こんにちは!株式会社リレイション徳島スタッフの中岡です。
今回は先日開催した、キムチ作りワークショップについて記事にまとめてみました。
私のKATALOG記事に度々登場するので、韓国出身の関西学院大学4年生のソンジェくんを皆さんご存知だと思います(笑)
彼とは昨年の夏、弊社株式会社リレイションが企画する”Learning Journey”に参加したいと祁答院代表に連絡をもらった時からのお付き合いで、卒業論文制作などで関わらせていただき、今回で3度目の神山訪問になります。
神山町にある宿泊施設『WEEK神山』でWEEK神山と弊社リレイションとの共同企画として、ソンジェくんが講師のキムチ作りワークショップを開催しました。
急遽募集をしたイベントだったにも関わらず、定員10名予定のところ、予想を倍近く上回る20名ほどが集まり、賑やかなイベントになりました。
事前準備は夜遅くまで蔵本BASEで…
ワークショップ前日に徳島入りしたソンジェくんと、詳しく何をするのか聞かされないまま連れてこられた、お友達の侑馬くん(笑)
弊社の蔵本BASEで、15個の白菜を水洗いし、半分に切り塩水に一晩漬ける作業を行いました。作業は深夜まで…。祁答院代表も手伝った!?
いよいよワークショップスタート
まずは韓国のソンジェくん家庭の味、キムチ作りの説明をします。
白菜に塗り込む「ヤンニョム」は、作り方の説明をしながらソンジェくんが作ります。
「ヤンニョム」は各家庭によって材料が異なり、何を加えるかによって、それぞれの家庭の味が出るそうです。
※ヤンニョムとは:ヤンニョムとは唐辛子やニンニクなどを混ぜ合わせた韓国伝統の合わせ調味料です。ナムルに和えるものも、チキンに絡めるものも、それらをまとめてヤンニョムと呼んでいます。
そんなソンジェくんの家庭の味「ヤンニョム」を、みなさんにレクチャーしました。
前日、ソンジェくんがお母さんに材料の確認で連絡をした時に、ちょっと喧嘩になったというのは…内緒の話です!(笑)
韓国の『김장(キムジャン)』って?
韓国の日々の食卓に欠かせないキムチは、なんと1年分をまとめて漬けるんです!これを『キムジャン』と言います。
白菜の収穫が最盛期を迎えるころ、韓国では各家庭で年に一度、1年分のキムチを漬ける『キムジャン』を行います。1年分のキムチというと…全く想像できませんが、各家庭によって漬ける量に差があるようで、白菜を50~100株漬けるのが普通だそうです。
この日は家族や親族一同が集まって、みんなでキムジャンをするようです。
味見担当の私としては…やはりこのどう見ても辛そうな、ヤバそうなヤンニョムの味が気になり、ちょっといただいてみたのですが、衝撃的な刺激を味合わせていただきました(笑)
やってみる!!
ソンジェくんが作ってくれた「ヤンニョム」を各自が持ち帰る白菜に塗り込む作業をしました。白菜1枚1枚、丁寧に塗り込んでいきます。「ヤンニョム」が何度も足りなくなり、ソンジェくんが追加で作りまくっていました(笑)
みなさん、ソンジェくんの「ヤンニョム」の作り方を見て、聞いて、メモして、真剣に学んでいただきました。どの参加者さんも学ぶ姿勢がとても積極的で、このイベントが開催できて良かったと感じました。
キムチ作りのあとはランチ♪
本場韓国では、『キムジャン』のすべての作業が終わったあと、最後にみんなで労をねぎらいながら食事を楽しむそうです。
食事では、「ポッサム」という茹でた豚肉を食べるのが定番です。豚肉に出来たばかりの浅漬けキムチを合わせて食べるそうです。そんなキムジャンの風習をみんなで試してみました。
浅漬けキムチが超辛い!(笑)
でも、何だか癖になるお味。薄味のポッサムとの相性は抜群で、癖になる辛さのおかげでご飯がススム一品でした。刺激的で美味しかったです〜♪
ソンジェくんがレクチャー中に、厨房でランチの用意をしてくれていたWEEK神山のスタッフのみなさんと、お友達の侑馬くん。
WEEK神山のスタッフ、ゆいなちゃんはこのイベントを企画段階から、打ち合わせや準備などで対応していただきました。また、ゆかりちゃんは美味しい食事の準備を丁寧にしていただきました。侑馬くんは関東での就活インターン帰りにそのまま連れてこられ、訳もわからず準備をお手伝いをしてくれました。みなさま大変お世話になりました。
みなさまのおかげで、ソンジェくん念願のキムチ作りワークショップが神山で無事開催でき、大盛況に終わったこと、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
最後に…
キムチ作りという体験を通じて、文化の違いを超えて人々が繋がることができ、また食を通じて異文化の理解を深めることができ、留学生が興味のある地域に積極的に関わることで、この交流が地域に新たな風を吹き込んだイベントになったのではないかと感じました。今後も様々な形で地域と学生が繋がり、共に成長できるような取り組みが出来ればいいなと思います。
最近、高校生や大学生が「神山プロジェクト」を学ぶために神山町を訪れています。リレイションのミッションは「未来を創る人を、地域と共に育む」です。今後も多くの若者が地域の魅力を学び、挑戦する機会を提供していきます。ぜひあなたも、神山町での ”Learning Journey” に参加してみませんか?詳細は弊社リレイションまでお気軽にお問い合わせください!
いつも快く弊社リレイションにご協力いただき誠にありがとうございます。
現在弊社では、新しく「BAMBOO」という地域企業と若者たちをつなぐアプリを開発、運営しています。「リアルで繋がる仮想のまち」というコンセプトのもと、ひとづくり・まちづくり・なかまづくりをオンライン上でも広げています。
協賛企業のみなさんのおかげで、このように若者への研修が成り立っています。
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より多くの方々に地域で学び挑戦するきっかけのきっかけを創れますように・・・
この記事を書いた人
中岡 直子
徳島生まれ徳島育ち。神山塾16期を経てRELATIONスタッフに。 銀行勤務が長く、前職は製薬会社でMR。 3人の母でそろそろ子育てから解放予定!!今までは誰かのために生きてきたけれど、これからは自分を大切に、大好きな人達と居心地のいい場所で、毎日ご機嫌に過ごしていきたいと思う今日この頃…。アシスタントとして代表を支えられるように日々頑張っています。
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