KATALOG WEBをご覧の皆さん、こんにちは。
リレイション徳島スタッフの馬渕です。
神山は桜も散り、今は藤の花が満開です。
先日、徳島県神山町にあるお宿WEEK神山の代表・神先さんのところに、アプリ「BAMBOO」にWEEKの求人情報記事を書かせていただくため取材に伺いました。
約束の時間にWEEKに行き、取材開始!
神先さん「今日の取材って何でしたっけ?」
私「BAMBOOアプリにWEEK求人の記事を掲載させてもらうための取材です」
神先さん「あー、今週来週あたりに僕なりにまとめたものをあげるので、それ見て書いてもらってもいいですかね?」
私「なるほど……わかりました」
神先さん「……終わりましたね(笑)」
こんな感じで、目的の取材は5分程度で終了し、話題は私が取材前日まで出張で行っていた北海道の浦幌町の話になりました。
浦幌町を訪れたことのある神先さん。リレイションの北海道拠点・TOKOMURO Labの中にあるTOKOMURO Cafeで調理をされたこともあるそう。
私も滞在中にカフェで「神山WEEK」(「あれ? どこかで聞いたことある名前(笑)」とそこにいたWEEK神山のスタッフの方からツッコミが!)や「徳島WEEK」と銘打って、神山や徳島の食材を使用したメニューを提供していた話や、新しくお会いできた地域の方のお話などをしました。
最近のWEEKでのイベント開催のお話
続いて話題は最近のWEEKでのイベントの話に。
アプリ「BAMBOO」にアップしたWEEK神山(株式会社神山神領)の紹介記事の取材の際に、これから神先さんがしていきたいことは、「神山を伝えていくこと」とお聞きしていました。
今年の1月からSTUDY WEEKと題して、毎月最終水曜に神山のキーパーソンの方を囲んでお話をする会が開催されています。
神先さん「最近はやること多くて。月に2回はWEEKでイベント開催するスケジュールにしていて、他にも石積みや藍染めのイベント、紅花染めのイベントや、紅花がテーマの映画上映会もしようと考えていて、結構忙しい」とお話してくださいました。
私が「自分で考えて企画して、何かをするのはお好きですか?」というそもそもの質問をすると、笑いながら「やりたいからやるし、あと神山塾はイベントプランナー養成科って授業だったからイベントのやり方を習ったし、塾長の教えを忠実に実践してます(笑)!」と。
他にもいくつもイベントのお話が出てきて、
「聞いているだけでパンパンですね」と言うと、「まあパンパンだけど、きちんと整理してやることのタスクを書き出して、やったら消していくってことをずっとやってるから。働く時間とかも計算して減らしていってます。確実にやっていくだけ。そのためには書かないとわからないから」と実際タスクをびっちり書き出したメモ用紙を見せていただきました。
継続してされているので、もう習慣化されているそう。すごい。
元々書くことは嫌いではなかったらしく、社長になると決めてからは、日経平均株価を意味もなく記録したり、ダウを書き出してみたり、睡眠時間も算出したり、神山に来てから日記を書くこともしっかりされているそうです。
振り返る大事さ
書いて記録する目的は自分を客観的に見るため。
それがどんどん洗練されていって、今は一週間に一度くらい振り返りの時間があるそうです。
「意外と時間をとられるし、整理するだけの時間はもったいないから。何でも徹底するのが好きかも、たわいの無い事柄でも。これをしているのは、同じことを繰り返さないため。書き出したり蓄積されていくこと自体が自信になるんだなと思った。塾中は暇だから、ずっと書いていたけど」と神先さん。
納得感
私自身も書くこと・書き出すことが好きで、塾に来る前や塾中も書いたり、意味を調べたりしていました。
でも、最近は頭の中でこれができていないとわかっているのに、できない理由に引っかかって前に進めない状態になったりしていました。自分の中で納得がいっていない状態です。
最近勉強していた中で、人間の不満や不安の原因は、「納得できていないこと」だと知りました。
自分なりの納得できていない状態をどう処理するか、どう捉えるのか。
納得いかないのは自分なりの考えや想いがあるから。
でも争いの原因は、その想いをそれぞれの正義に変換してしまって主張するからだと塾で習ったのを思い出しました。
そこで、角度を変えて、正義と価値観の違いを考えてみました。
自分なりに気づいたのは、正義は自分の中の「善い悪い」だけど、価値観は自分の中の「大事なもの」なのかもと考えました。
そして、価値観は人それぞれ違う。それならやっぱり自分の価値観を大事にしたいし、それを表現できる環境に身を置くことが自分にとって心地よくいられる状態を作り出すことなのかも、と(少し? かなり? 飛躍しましたが)神先さんのお話の中で感じました。
「やりたいからやる」という神先さんの言葉。
インタビュー取材のお仕事は、いつも私自身が、学びや気づきを頂ける機会になっています。
神先さん、ありがとうございました!
ぜひBAMBOOの記事もご覧ください。
BAMBOOについては以下の記事でも詳しく紹介しています!
この記事を書いた人
馬渕直子
京都府のはしっこ、海の京都と言われる京丹後市出身。神山に来るまでは京都市内で栄養士・調理師・管理栄養士として「食」に関わる仕事に携わってきた。神山塾14期に参加するため、2022年8月に徳島に。料理を作ることも、もちろん好きだけど、何より食べることが大好き!旅が好きで行った先の、知らなかった食材を買ってきて調理したり、地元の方に教えてもらいながら郷土食を作ったり、その土地に根ざした「食」「ローカル」「田舎」「暮らし」が自分の中のキーワード。今までは栄養士として食のサポートをしてきたが、これからは「食べること=生きること」と捉え、自分が神山で変化できた「ワクワク生きるため」のサポートをしたいという想いでリレイションへ。
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