KATALOG WEB をご覧の皆様、こんにちは。歌う広報 澤田です。
先日は、山口県にある「T-styleの杜」3周年記念イベントに、私たちエンタメ事業部として参加させていただきました。
当日は、司会進行、生演奏、そしてトークライブなど、ステージ全体を通して会場を盛り上げる役割を担いました。
天候にも恵まれ、たくさんのお客様の笑顔に包まれながら、心あたたまる時間を共に過ごすことができました。

この場所を初めて訪れたのは、去年のことです。そのときの印象が、今でも鮮明に残っています。
T-styleの杜は、木の温もりと人の温もりが溶け合う、安心感がありました。
空気がやわらかく、風が心地よく流れ、自然と深呼吸したくなるような空間。
「ここにいると、なんだかほっとする」そう感じる場所でした。

そのときに、株式会社玉井工務店の玉井社長から直接お話を伺う機会をいただきました。
社長が語ってくださったのは、家づくりに込めた想いでした。
取材記事はこちら。
家は、人生の中で最も長い時間を過ごす場所。
喜びも悲しみも、成長も老いも、すべてを受け止めてくれるのが「家」です。
玉井工務店は、その“人生の器”をつくる責任と誇りを胸に、地域に根ざした家づくりを続けておられます。

その出会いがきっかけで、私はある曲をつくりました。
タイトルは「僕らの帰る場所」。
玉井工務店がつくる家、そしてT-styleの杜という場所に込められた想いを音にしたいと思ったのです。
T-styleの杜に併設された「Cafe Ciel(カフェ・シエル)」で流れる音楽として、訪れた人の心にそっと寄り添うようなサウンドを目指しました。
アレンジはカフェミュージック調。アコースティックギターやピアノの音色を中心に、優しく包み込むようなリズムで仕上げました。
ゆったりとした時間の中で、コーヒーの香りに包まれながら聴いてもらえたら。
そんな情景を思い浮かべながら作曲しました。

そして迎えた3周年記念イベント当日。
会場には、これまでT-styleの杜や玉井工務店と関わってきた多くのお客様が集まっていました。
ステージからお客様の表情を見ていると、一人ひとりの中に“自分の物語”があるのを感じます。
玉井工務店のつくった家で生まれた笑顔や、暮らしの思い出が積み重なって、今この会場を温めている。
そんなエネルギーを肌で感じながら、歌やトークを通してその想いをお返しできる時間は、本当に幸せでした。

イベントの最初と最後に、「僕らの帰る場所」を披露しました。
イントロが流れた瞬間、会場の空気が少し静かになり、皆さんの視線がステージに集まります。
歌いながら、初めてT-styleの杜を訪れたときに感じた“あのぬくもり”が、今は音楽という形でこの空間に広がっていることを感じました。
玉井工務店は、家という“形あるもの”を通して、人々の心に“形のない安心”を届けておられます。
一方で、私たちエンタメの仕事もまた、“言葉”や“音”を通して、誰かの心に帰る場所をつくることができる。
その共通点を感じながら、今回のご縁がより深い意味を持つように思いました。
また、スタッフの方々が一人ひとりに丁寧に声をかけ、笑顔で支えておられるその姿に、玉井工務店の理念「見えない素材をデザインする」の精神が自然と表れていると感じました。
建物だけではなく、人との関係性そのものを育てている。それが、この会社の強さであり、魅力なのだと思います。

3周年を迎えたT-styleの杜は、これからも地域の人々の心をつなぐ“ハブ”のような存在になっていくことでしょう。
家を建てる前の人も、建てた後の人も、誰もがふらっと立ち寄れて、笑顔になれる場所。
そんな「暮らしのコミュニティ」があることは、街全体にとって大きな財産です。

今回のイベントを通して、私自身も多くの学びと気づきをいただきました。
音楽やエンタメの力は、人の心に寄り添い、場の空気を変えることができる。
そして、その力は「人と人がつながる場所」にこそ、最も美しく響くのだと改めて感じました。
T-styleの杜で出会ったすべての皆さまに、心から感謝いたします。
3周年、本当におめでとうございます。
これからもこの場所が、人々の心の「帰る場所」として、あたたかな光を灯し続けていきますように。
そして、私たちもまた、その想いを音楽で伝え続けていけたらと思います。
T-styleの杜 3周年記念、本当におめでとうございます。
これからのさらなる発展を、心より楽しみにしております。

この記事を書いた人
澤田千尋
横浜スタッフ。神山塾9期を経てRELATIONの歌う広報担当。地域のよさや出会った人たちの魅力を発信しながら、これからの時代を生きるためのヒントをお届けします。シンガーソングライターとしても活動中。RELATIONと共に全国ツアーするのが夢!
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