リレイション徳島スタッフ齋藤です。
今回は最近足を運んでいる愛媛県西予市についてお届けしたいと思います。
「西予市で何してるの?」といった話や、美味しいものには目がない私のお気に入りのお店などを紹介します。
朝食が美味しい民宿も出てきますよ。
ぜひご覧ください。
愛媛県西予市は5町が合併した地域で、海・里・山が身近に感じられる場所。
そんな西予市にある(一社)西予市移住定住交流センター(以下:センター)のサポートをリレイションが行なっており、私も今年の春から少しずつですが、顔を出させていただいていました。
今回、新しい移住パンフレットを作成することになり、私も冊子作りのお手伝いをすることに。
センターは現在3名の地域おこし協力隊が運営しているのですが、この夏から新しく地域おこし協力隊としてセンターに勤務している杉田さんがデザインや編集のお仕事の経験があるということで、今回冊子は外部に頼らず自分たちで作ることになりました。
イラストや全体デザインは杉田さん、冊子に載せるインタビューなどは全員で分担して行います。
私はメインの2記事を担当しており、コンセプトやスケジュールの共有・取材・撮影などのために西予市に足を運んでいます。
今回の移住パンフレットの紙面では、移住した人ばかりではなく西予市で暮らす方々の声も入れたいということで、西予市出身の方にも取材をしています。
たまたま私は西予市出身の方2組の取材をさせていただきました。
2組とも、私自身が住んでみたい、訪れてみたい! と思えるようなお話しをお聞きでき、自分にとっても素敵な時間を過ごさせていただきました。
ご紹介したいところですが……取材内容は冊子を読んでもらえたらと思いますので、取材途中に訪れた場所をご紹介します。
古い街並みの中にあるイタリアンバール
出張中2度訪れた「卯之町バールOTO」さん。
西予市宇和町卯之町には古い街並みが残されていて、そんな重要伝統的建造物群保存地区にお店があります。
気さくで明るいご夫婦がされているイタリアンバール。
ショーケースにはクラフトビールがたくさん!
夜だけではなくランチの営業もされています(昼飲みもできますよ)。
最初に訪れた時はランチタイムだったのですが、「はなが牛」のローストビーフが乗ったキーマカレーとクワトロフォルマッジのピザで迷い決められず……ご飯を少なめにしてもらい、ピザはシェアすることに。
どっちも美味しい〜!
ローストビーフは肉厚だけど柔らかくて、ピザも分厚すぎず私好み(笑)。
2つ頼んで大満足でした。
次の日もう一回行こうとしたくらいお気に入りのお店です。
駅前にある元イタリアンシェフが作るカリー
また別の日のランチはこちら。
西予市役所の隣、JR卯之町駅前複合施設ゆるりあんの中にある「Cozy’s curry」。
ランチの時間を少し外してしまい、どこにしようか迷っていた時に見つけたお店です。
元イタリアンシェフが始めたカレー屋さん。
入口に、「時間のない方は……」とか、「1人でやっているのですみません……」といった文言が書かれていて少し入りづらかったのですが(笑)、
食券を買いカウンターに座るとスーツケースを持っている私に「どこから来たの?」と店主のこうじさんが話しかけてくれ、ノンストップでお話ししました。
野菜が大好きな私は野菜カリーを頼んだのですが、
素揚げした野菜がとっても美味しくて。
ルーも深みがあっていろんな味がして、思わず「ルー美味しいんですけど!」と伝えると、仕込みに使っている野菜やフルーツの写真を見せてくれました。
バナナやマンゴー、そのほかにもこれでもかという種類が入っていてびっくり。話は盛り上がり、食後のデザート・こだわりのコーヒーまでたくさんサービスもしてもらっちゃいました(笑)。
お話しを聞いていると、地元のお子さんがお喋りしにきたりするそうで、
「今日はあの子が来るんだ〜」と話していたり、
子どもが喜ぶからとぜんざいのメニューを用意してたり、お菓子コーナーもあったりと、一見入りにくいお店でしたが(笑)おしゃべり好きの優しい方でした。次はカツカレーを狙っています。
田んぼの真ん中にマンモス……?
食べ物ばかりじゃなく観光スポットも紹介しますね。
初めて西予市に行く際、どんなスポットがあるのか調べていたのですが、画像検索で一番目に止まったのがこのマンモス。取材途中空き時間ができたので少し寄り道をして「藁マンモス」を見に行くことに。
連れていってくださったセンターの林さんによると、地元の方や地域おこし協力隊、大学生などが藁マンモスを作っているんだとか。
写真では見たことがあり、失礼ながら実はそんなに期待していなかったのですが、実際に見てみると結構な迫力!
そして可愛い(よく見ると3頭います)。
今の時期は稲が刈り取られているので、マンモスの真下にも入ることができましたよ。
手作業でこれを作るのは想像ができません……。
平日のお昼時でしたが、軽トラのおじちゃんやツーリング途中の方など見に来られている方がいらっしゃいました。
コタツで食べる朝ごはんがお気に入り。民宿「おめぐり庵」
西予市の出張でお世話になっている宿「おめぐり庵」。移住冊子の取材先としてもお願いしている古民家を改装した民宿で、西予市出身のマサミさんとアメリカ出身のベンさんが営んでいます。
宿泊先としてここを選んだ理由は食事。
HPにある「自家栽培のお米や旬のお野菜をふんだんに使った、菜食玄米(ビーガン)のお食事をご用意しています」という文言に惹かれ予約しました。
朝ご飯が最高! 想像以上でした。
玄米に味噌汁・納豆・梅干し・季節のお野菜を使ったおかずが並びます。
食べるのは大好きですが、日常のご飯はどうしても食べながらスマホやテレビを見ていたり、次の予定があるからと早く食べてしまいがちな私。
玄米ということもありますが、丁寧に作られた料理を目の前にして、久しぶりにゆっくりと噛み、食事をしたように思います。
マサミさんが朝や夜に自分達でつくった茶葉を使い、お茶をポットに淹れておいてくれるのですが、私はヨモギ茶がお気に入り。
なかなか自宅では読む時間が取れない本を持ってきていたのでコタツに入りながら夜はゆっくり読書をしました。
取材後はコタツで文字起こしをしていましたが(笑)。
おめぐり庵の2人が開拓している山の麓で、日々の活動を見せてもらう
宿から少し離れたところに2人が手を入れている山があり案内してくれました。農作物を作る畑があったり、氣功整体や武術を行っていることから自分達で切り出したヒノキで道場を作っている最中でした。
DIYという粋を超えていて圧巻……。
茅葺屋根の可愛いトイレもありました。
茅葺は難しいイメージがあるのですが、西予市で茅葺の作業をする機会があったそうで、それに参加し身につけたそうです。
これは同じ敷地内にある自分達で建てた小屋。
「ここは遊び場やね」とベンさん。
中にはキッチンやかまど・ピザ窯があります。外にはすべり台がついていて廃材置き場?から拾ってきたのだとか。
金属製の風鈴のようなものが時々“リーン”と響き、光がチラチラ入るこの空間はとても素敵で、1人小屋の中で癒されていました。
自分の遊び場があるのって羨ましいです。
とっても聴き上手なマサミさんのゆったりした雰囲気もありつつ、自分たちで創り出すマサミさんとベンさんの空間は心地よく、普段の場所から離れて自分の暮らし方を考えた滞在となりました。
おすすめの宿です。
少しずつ増えていく好きな場所
私の西予市のお気に入り、いかがでしたでしょうか。
ご紹介しきれなかった場所もたくさんありますが、ぜひ愛媛県にいった際には訪れてみてくださいね。
来年の2月頃には冊子も完成予定。
ライターとして誌面に載せる文章を書くという経験は今回が初めてなので、どんな仕上がりになるか不安もありつつ楽しみです。
またお知らせすると思いますのでお楽しみに!
この記事を書いた人
齋藤 千夏
徳島生まれ徳島育ち。社会人2年目の2020年リレイション入社。 アウトドア・音楽・イベント好きなアクティブ派で、食べることをずっと考えています。エスニック料理、特にスパイスチャイが好き。サーフィンを始めたので趣味と言えるくらい上手くなりたい!大切なひとたちや応援したい人たちの力になれる、そんな仕事ができるよう頑張っています。
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