海。それだけじゃない津田町~出会いと学び~ | KATALOG
海。それだけじゃない津田町~出会いと学び~

海。それだけじゃない津田町~出会いと学び~

折原拓人
折原拓人

2022.03.07

こんにちは!
リレイションさぬき兼さぬき市地域おこし協力隊の折原です。

もうすぐ桜の季節ですね。
暖冬と言われているご時世ですが、意外と寒かった冬を乗り越えて、
これから少しずつ暖かくなってくると思うと、ワクワクしてきます。

僕は、昨年7月にさぬき市地域おこし協力隊に着任したので、
まださぬき市で桜を見たことがありません。

しかし、すでに綺麗といわれる桜のスポットは調査済み。
これからが楽しみです!

さて話は変わりますが、皆さまはさぬき市にある「津田町」をご存じでしょうか?

四国在住の方であれば、津田の松原サービスエリアと聞くと「あそこか!」となるかもしれませんね(笑)。

津田町は、さぬき市が誇る海エリアです。
全長1㎞にも及ぶ松原と、日本の渚・百選にも選ばれた砂浜があります。

現在は、コロナの関係で閉鎖状態ですが、
海水浴場としても活用され、
夏になるとSUPやカヌー、ヨットなど、
さまざまなマリンスポーツや各種イベントで盛り上がりを見せる地域です。

今回は、そんな津田町での活動の様子をお届けさせていただきます!

津田の松原の様子。
海岸と津田の松原。

津田町にコミットする理由

僕は、地域おこし協力隊としてさぬき市全体を日々走り回り、
さぬき市の魅力発見に邁進しています。

最近は津田町での活動が多く、
「折原さん、津田に移住すればどうですか?」と言われるくらいです(笑)。

なぜ津田町での活動が増えているのか?
それは単純に「面白い人たちがたくさんいるから」という理由です。
ただ面白い人たちがいるという理由だけではここまでコミットすることもありませんでしたが、津田町が面白いのは、
「まちを盛り上げたい! なにか面白いことをしたい!」
という想いを共有し、一緒に仕掛けを作っていこうとしている団結感にあります。

そしてなにより、そんなパワーのある人たちが、
津田町を好きであるということ。
ここが一番のポイントです。

Uターンで帰ってきた方、ずっと津田町で育ってきた方、移住してきた方、活動を通してたくさんの人に出会ってきましたが、皆さん津田町が好きだとお話をしてくださいます。

だからこそ、津田町には人を惹きつけるパワーがあるのだと感じています

津田町での出会い

昨年7月に地域おこし協力隊に着任し、初めて津田エリアに足を踏み入れたのは、サラリーマン時代の僕で言う「飛び込み営業」でした。

さぬき市のことを調べていた時に、たまたまとあるHPにたどり着き、
管理をしている方に会いに行ったことが始まりです。

そこから人づてに「この人面白いから会ってみれば?」と紹介をしていただき、
現在の津田町での活動に繋がっています。

この機会を設けてくれるという津田町の人の暖かさと受け入れ体制に、
ガシガシ地域に入っていこうとしていた僕が、逆に押されてしまった記憶があります(笑)。

今も津田町での人との繋がりは増え続けていて、あらためて面白い地域だなあと感じています。

現在の津田町での活動

そのようなきっかけでスタートした津田町での活動は、
現在2つのイベントに中心的な関わり方をさせていただけるほどになりました。

一つは津田町の砂浜を使った沢山の催しがてんこ盛りの複合型のイベント。
もう一つは世代を越えて、お互いに生き方や考え方を学ぶセッション。
聞いているだけでワクワクします。

そんなイベントに中心的に関わらせていただくことのプレッシャーも感じながら、地域おこし協力隊として、どうすればイベント成功し、
今後も継続していけるコンテンツになるのか? を考えさせていただける機会をいただけることに本当に感謝しています。

それぞれのイベントの打合せの風景。

ただの活動で終わらせない

さぬき市で活動していく中で、僕が一番意識をしているのは「ただの活動で終わらせないこと」です。

3年間という期間をいただき、さぬき市内を自由に活動する権利をいただいた僕にしかできないことがあります。

それは、まちの人たちが起こした火を消さないようにサポートすることだと思っています。

人、景観を取材をしてSNSを更新するだけならば、
やり方はたくさんあります。

しかし、まちづくりに関わりたいと願い、
地域おこし協力隊になった僕にとって、
傍観者的な立場でまちが変わる様子を眺めているだけでは意味がありません。

大多数の方がそうだと思いますが、
まちづくりに関わる前に各々が自分の仕事や生活を抱えています。

忙しい時期やタイミングが被ってしまうと、
せっかく起こした火も細くなり、やがて消えてしまいます。
それは誰が悪いわけでもなく、仕方のないことです。

しかし、一人でも僕のような立場の人間がいれば、
その火を消さずに燃やし続けることが可能になります。
それが、僕が地域おこし協力隊として活動する意義だと考えています。

その為には、日々地域と関わることによって、
認めていただき仲間に入れてもらうこと。

それが「ただの活動で終わらせない」という僕の決意です。

今回は津田町を中心にKATAKOG記事を書かせていただきましたが、
今後さらに「ただの活動で終わらせない」活動を続け、
皆さまに沢山の面白い出来事を、記事を通じてお届けさせていただきたいと思います。

津田の松原にある願い橋叶え橋。

この記事を書いた人

折原拓人

折原拓人

徳島出身の弓道家。 2021年に約6年間勤めた会社を退職し、リレイションインターンを経て現在はさぬき市地域おこし協力隊として活動。 生きるとはなにか?を学ぶため日々奔走中!

この人の書いた記事を見る

関連記事

ラーニングジャーニー