皆さんこんにちは!
リレイションのインターンを経て、現在香川県さぬき市の地域おこし協力隊として活動している折原 拓人です。
僕は今年3月に前職を退職し、7月1日からさぬき市地域おこし協力隊に着任しました。
時が経つのは早いもので、着任してからすでに4か月が経とうとしています。
四国には、弘法大師(空海)ゆかりの88か所の仏教寺院があり、そこを巡礼することを「四国遍路(へんろ)」や「遍路」といいます。
僕の出身地である徳島県鳴門市には1番札所(スタート地)があり、移住したさぬき市には88番札所(ゴール地)があります。
つまり、スタート地からゴール地へ移住をしたんです!
今回は、そんな僕のさぬき市に移住してからの様子をお届けしたいと思います!
さぬき市に移住して
僕がさぬき市地域おこし協力隊に着任したのは7月1日からですが、生活のスタートは6月末からでした。
新しい生活の場として選んだのは、徒歩5分圏内ですべての生活がほぼ完結するような場所で、活動の起点となる市役所も徒歩15分程度の距離にある、僕にしてみれば超優良物件でした(笑)。
生活拠点が決まり、実際に地域おこし協力隊として活動する中で感じるのは、田舎の特徴がぎゅっと詰まった所だなということです。
さぬき市は2002年に津田町、大川町、志度町、寒川町、長尾町の五町が合併して誕生しました。
その結果、さぬき市は海あり山あり、観光スポットありの市として存在しています。
また、さぬき市は江戸時代に活躍した「平賀源内」の生誕地としても知られています(歴史好きな方は知っているはず!)。
平賀源内について、ひとつ皆さんにも馴染みのあるエピソードを挙げると、土用の丑の日にはウナギを買って食べたりしますよね?
その土用の丑の日をウナギの日にした人物といわれています。
そんな魅力たっぷりのさぬき市ですが、県庁所在地である高松市にも近いことから、田舎によくある「名前は知ってるけど通るだけ」という地域になっている現状は否めません。
そんなさぬき市に移住し、地域おこし協力隊の活動を通じて、僕にどんなことができるだろう? というところから移住生活がスタートしました。
さぬき市地域おこし協力隊としての活動
僕が、さぬき市地域おこし協力隊として受けたミッション内容は「都心部の20代・30代に向けたさぬき市の魅力の発信」です。
現在は、Instagram・TikTokを中心に発信をしています。
運用しているInstagramアカウントはこちら。
活動を通して、地域の方々と情報を共有したり、地域活性のための活動に参加させていただいたりと、徐々に活動の幅も広がってきています。
そんな中、「さぬき市の魅力……何かあるかな?」という声も、実際に地域に住んでいる方からたくさん聞きました。
僕も経験がありますが、長くその土地に住んでいると目の前の光景が当たり前になってしまい、良い所も悪い所も見えなくなってしまうことがあります。
その言葉を聞いたとき、都心部の若者だけでなく、地域の方に向けてもさぬき市の魅力を発信することが重要だと気が付きました。
また、活動をするなかで、地域というものは生き物のような存在だという印象が湧き始めました。
その日の天気、人の動き、一日として同じ景色が見えることはなく、毎日どこかで変化が起こっています。
その様子を毎日目の当たりにすることで、地域も生きていると感じるようになりました。
もしかするとこれが一番大きな発見だったかもしれません。
さぬき市でのお気に入りのスポットもでき、この魅力をどうすれば都心部に住む20代・30代に届けることができるだろうかと考えると同時に、この光景が当たり前になっている地域の人に、さぬき市にはこんなに沢山の魅力があるんだと伝えるにはどうすればいいかと日々悩みながら発信を続けています。
移住後の息抜き
毎日楽しく活動をしていますが、とはいえ仕事!
たまには息抜きも必要な時があります。
そんな時に僕が頼るのが、中学校時代から続けている弓道です。
かれこれ10年以上弓道をしていると、県外にも知り合いができ、特に香川県の弓道家とは、試合で会うたびにワイワイ話をする方がたくさんいらっしゃいます。
僕が香川に移住してしばらく経ったある日、仲良くしていた弓道家さんから連絡があり、BBQ兼僕の歓迎会を開いていただくことになりました!
なんとサプライズでケーキまで用意していただき、仲間に入れてもらえた実感とサプライズの感動で、あらためて弓道を続けてきてよかったなと思いました。
ライバルから仲間へ
そんなこんなで無事に仲間入りをしたのですが、もう一つうれしいサプライズが!
それは、ずっとしのぎを削りあっていた同い年のライバルと、今度は同じチームの仲間として試合に出たことです。
香川に移住してからのデビュー戦は散々な結果に終わったものの、次の試合は自由にチームを組んで参加できる試合でした。
さっそく連絡を取り、同じチームとして試合に出ることが決定!
3人一組の団体戦だったこともあり、もう一人の同い年の弓道家を加えたチームを結成し、大会に挑みました。
結果、団体戦準優勝に、個人5位入賞!
優勝には一歩及ばなかったものの、最高の仲間と共に試合に熱中できたことは本当に嬉しかったです。
これからの目標
地域おこし協力隊の活動、プライベートともに充実した生活を送ることができている現在ですが、移住して4か月、まだまだ知らないことがたくさんあります。
「地域に根付く」ということの意味を、日々の生活を通じて学び続けていきたいと思います。
そして、任期終了後もさぬき市に必要な人材としてまちづくりに関わっていける存在となることが当面の目標です。
これからも、KATALOGで活動の様子等を発信していきますので、よかったら覗きに来てみてくださいね!
この記事を書いた人
折原拓人
徳島出身の弓道家。 2021年に約6年間勤めた会社を退職し、リレイションインターンを経て現在はさぬき市地域おこし協力隊として活動。 生きるとはなにか?を学ぶため日々奔走中!
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