KATALOG WEBをご覧のみなさん、こんにちは。
今日は、弊社代表 祁答院がアドバイザーとして関わらせていただいている社会福祉法人 来島会さんが運営する「DANDAN BASE(だんだんベース)」という古民家を利活用したコミュニティースペースについてご紹介します。
ちなみにこの場所は、弊社リレイションも今治の活動拠点として活用させていただいています。
先日は、ここで愛媛大学社会共創学部の講義もさせていただきました。
今回は、ここを運営する新規事業開発グループのメンバーの皆さんにお話を伺いました。
「だんだん」は方言で「ありがとう」
DANDAN BASEは、愛媛県今治市の高市地区(愛媛県今治市高市甲161番地3)にあります。
「だんだん」とは「ありがとう」という意味で、愛媛も含め西日本で使われている方言です。
運営する皆さんのお話
越智:
ここは、もともと農家のご夫婦が経営されていた大きな農業施設でしたが、時代とともに経営が難しくなり、「誰か地域のために使ってほしい」ということで来島会に話をいただいたのがきっかけです。
最初は運営資金がなかったので社内研修として利用する程度でしたが、「せっかくの施設が物置になっているのはもったいない! 高市地区にとって憩いの場所、そしてここで働く障害のある方と地域との交流の場になったら」という思いで、コミュニティスペースとして立ち上げました。
最初はスタッフ2人だけでしたが、地域の木材やさんや電気屋さん、クロス貼りの名人が手伝いに来てくれました。そして今年の7月から、新しく来島会スタッフの樋口もメンバーに加わり、少しずつ今のような形になっていきました。
樋口:
毎日刺激的で楽しいです。以前は同じ来島会の中のスポーツ指導員をしていました。体育館で不特定多数の方の接客でしたが、ここでは議事録の取り方から始まり、企業 対 企業の対応など一から勉強させてもらっています。今後この場所をカフェにしていくことなど、少しずつ自分が関わっていけることが楽しみです!!
村上:
自分たちだけでゼロからつくっていく経験がこれまでなかったので、新鮮で楽しいです。
玄関にある看板も「なかよし」という来島会の施設のご利用者様と手形で作りました。
最初は上手くできるか自信がなかったのですが、実際にやってみたら綺麗にできました!
今までやったことのない新しいことに取り組むとき、先輩である越智さんの「できる! できる!」と信じる心、前向きな姿勢を見習いたいなと思います。
お話を伺うなかで、障害や年齢関係なく、まずは自分たちがワクワクすることを大切にされているメンバーの皆さんの活気を感じました!!
ご利用者様のアート活動、家族の方への施設紹介、企業の方たちとの映画観賞会……。
アートや音楽、農業を組み合わせながら、DANDAN BASEは日々進化しています。
今年度はキッチンを改装して、交流が生まれるカフェを作っていく計画のようです。
ぜひ今後のDANDAN BASEでの企画をお楽しみに!!
来島会さんによる「桜井プロジェクト」のInstagramでは、DANDAN BASEの様子も含め、さまざまな活動の様子を更新中!
ぜひ今後の活動もチェックしてみてください。
この記事を書いた人
澤田千尋
横浜スタッフ。神山塾9期を経てRELATIONの歌う広報担当。地域のよさや出会った人たちの魅力を発信しながら、これからの時代を生きるためのヒントをお届けします。シンガーソングライターとしても活動中。RELATIONと共に全国ツアーするのが夢!
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