みんなに優しい海をつくる-社会福祉法人 来島会 桜井プロジェクトの挑戦-(前編) | KATALOG
みんなに優しい海をつくる-社会福祉法人 来島会 桜井プロジェクトの挑戦-(前編)

みんなに優しい海をつくる-社会福祉法人 来島会 桜井プロジェクトの挑戦-(前編)

西川 萌子
西川 萌子

2020.08.18

こんにちは。暑い日が続きますが、いかがお過ごしですか?

今回の記事では、かねてからお手伝いさせていただいている「桜井プロジェクト」についてご紹介します!

桜井プロジェクトとは?

桜井プロジェクトは、社会福祉法人・来島会(くるしまかい)さんによる、愛媛県今治市にある桜井地区の地域プロジェクトです。

社会福祉法人来島会/2021新卒採用 会社概要説明

【2021年4月入職 新卒採用 募集中!】 社会福祉法人来島会では、「すべての人が「障害」を感じることなく、自分の意思で質高く暮らすことのできる地域社会の実現」というビジョンをかかげ、愛媛県今治市と高知県南国市で知的障がいをお持ちの方の支援を中心に様々な福祉事業を行っています。 障がい者支援ってよくわからないけど…

来島会さんの事業内容がわかりやすく説明されています。

リレイションは来島会さんが桜井プロジェクトを進めていく上でのコーディネーターとしてお手伝いをさせていただいています。

桜井地区は、今治市の南東部の海沿いにあり、豊かな海産物や桜井漆器などの文化資源に恵まれた地域です。来島会さんは、地域事業者として、この地域をもっと盛り上げていきたいと「桜井プロジェクト」を立ち上げました。

桜井プロジェクトが中心となって行っているまちおこしのイベントとして、今年で3年目に突入した「たいたい市」という市場があります。

たいたい市の様子(2020年2月)。(桜井プロジェクトFacebookページより)

毎年10月~3月に、桜井地区で獲れた魚介類や、漁師さんの奥様方が手作りしているお惣菜などを桜井漁港で販売。毎回200~300人の来客があり、1時間ほどで商品が売り切れるようになるほど人気のイベントとのこと!
桜井プロジェクトメンバーはお客さんの呼び込み、販売や会場設置などを担当しています。

メンバーの原田さんによれば、
「最初は、手探りの状態で始まり、手際も悪く、漁業関係者のモチベーションも低く、桜井プロジェクトメンバーも戸惑っておりましたが、今は漁師さんたちも楽しんでイベントに参加しているように思えるのと、リピーターの方々も増え、地域の方々の認知度も上がっているように思えます」
とのこと。

最初はうまくいかなかったことが、チームとして活動しているうちに徐々に軌道に乗ってきて、地域を巻き込むイベントになっていったことが伝わってきます。
そこに至るまでには、どんな道のりがあったのでしょうか?

みんなに優しい海をつくる

桜井プロジェクトのメンバーは、来島会の福祉施設で働く現場スタッフの中から集まった有志のみなさん。
日常業務だけでもお忙しいなか、勤務時間をやりくりしながら活動に参加していらっしゃるのですが、そこに「やらされている」感がまったくなく、お一人お一人のモチベーションがとても高いです。

祁答院がコーディネーターとしてお手伝いさせていただくようになった当初は、まずみんなで瀬戸内海に浮かぶ無人島でフィールドワークを行ったり、研修をしたり、活動しながらお互いの関係を深め、チームビルディングを行っていきました。

そして、「桜井プロジェクト」というチームとして一丸となってきた頃に、活動していくうえでみんなの共通認識となる「ビジョン」を固めました。

桜井プロジェクトのビジョンは「みんなに優しい海をつくる」。

特別養護老人施設で働いているメンバーの一人から出た「車いすを利用している利用者さんなど、お年寄りや障害のある方にも、桜井地区のきれいな海や海岸を見せてあげたい」という意見にメンバー全員が共感し、このビジョンが生まれました。

ビジョンをプリントしたTシャツも作成。

このビジョンに基づいて、メンバーそれぞれの役割分担を行ったり、活動をするうえでの目標を明確に設定したりと、しっかりと未来に繋がるように考えながら活動を行ってきました。

集まってワイワイ楽しくやることももちろん大切ですが、それと同じくらい、ロジカルに考える時間を作ることで、プロジェクトを通して地域や福祉への貢献ができるだけではなく、メンバー一人ひとりの成長の機会にも繋がっていくのではないかと思います。
【後編に続きます→「ビジョンからミッションへ」】

この記事を書いた人

西川 萌子

西川 萌子

東京常駐スタッフ。2018年にキャリアコンサルタント資格を取得し、神山塾生のキャリアコンサルティングも担当。最近、サーカスの曲芸を練習する機会があり、皿回しができるようになりました。次はジャグリングボールにチャレンジしようと目論んでいます。

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