他人に期待せず、自分に期待する | KATALOG
他人に期待せず、自分に期待する

他人に期待せず、自分に期待する

祁答院 弘智
祁答院 弘智

2018.09.21

 

こんにちは、リレイション代表の祁答院です。

去る9月11日(火)に、5ヶ月の訓練を終えた神山塾第10期生の卒塾式がありました。
息をつく間もなく、11月開講のNIPPONIA大学神山校(神山塾第11期)に向け、
説明会や開講の準備にスタッフ一同走り回っています。

NIPPONIA大学神山校(神山塾第11期)の受講生絶賛募集中なので、
興味のある方は、ぜひ募集の詳細はリンク先の募集要項をご覧ください。

▼NIPPONIA大学神山校(神山塾第11期)募集要項|イン神山
https://www.in-kamiyama.jp/diary/33732/

さて、前回、開講に先立って「神山塾予告篇」として、
僕が塾のなかでみんなに伝えたい、
リレイションを起業し、10年間で経験してきたこと、
大事にしている物事の捉え方をご紹介した記事をアップしました。
【過去記事】ワクワクするきっかけの作り方|KATALOG WEB

未来につながる出会い、きっかけを作るために、
自分が心がけてきたことをまとめてみたものです。

これが好評をいただいたので、
続編をアップします!

 

失敗をおそれずに行動しているのに、
うまくいかないという悩み

チャンスが訪れた時に、
「うまくいかなかったらどうしよう?」
と失敗を恐れて行動できない人は多いと思います。
でも同時に、チャンスを前にして、
「思っているとおりうまくいくはずがないし……」
と、思ってしまうパターンも多いのではないでしょうか。

前者が失敗を恐れているのに対して、
後者は成功を恐れているのだと思います。

「うまくいくはずないよなあ」と成功するイメージが描けないし、
そのせいでネガティブになっていって、
チャンスを掴めないなと感じている人。

僕自身も経験があります。

どうしたら成功を恐れず、
前向きにチャレンジしていくことができるのかを考えてみました。

 

結論:他人に期待せず、自分に期待する

チャンスを前にして「こんなにうまくいくはずないよなあ」
とビビってしまうのは、なぜか?

それは、チャンスをもたらしてくれる他人に期待しているからなのではないかと僕は思います。

以前、知り合いの徳島の経営者から、
「東京で大物の経営者に事業をプレゼンする機会があるから、
ぜひ来てください!」
と誘われたことがありました。

その経営者のかたは、世界的に有名な重機メーカーの元会長さん。
徳島県出身で、県内の若手経営者の取り組みに興味を持って、
話を聞く機会を設けられていました。

そこに呼ばれた形だったのですが、
その話を聞いたときの僕の気持ちは、
「僕みたいなのが、そんなすごい人に?」
でした。
チャンスだけど、「無理」と思った。
こう見えて、僕人見知りだし。

でも、もし会長が自分の話を気に入ってくれなくても、
話をさせていただくことだけでも勉強になると思ったし、
声をかけてくれた経営者が「絶対やってみたほうがいい!」と
背中を押してくれたこともあって、
東京まで行ってみることにしました。

その場には、僕以外にも5〜6社いて、
大企業とコラボするとか、
規模の大きいすごい事業のプレゼンをしていました。

そんななかで僕は、
神山の山奥の上分地区で田んぼをしていて、
「農業と観光を組み合わせた事業をしたい」という、
地味というか、まったく毛色の違う企画のプレゼンをしました。

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結果、それを会長が応援してくれ、
資金の融資をしてくれたり、
それ以降も気にかけてアドバイスをくださったり、
素晴らしいご縁をいただくきっかけになりました。

僕が思うのは、
そこで「会長が気に入ってくれたから、
何かいい話を持ってきてくれるかも」
というふうに、人に期待してはいけないということ。

そんな期待をすると、
「でもそんなにうまいこといくわけないし」と、
成功を恐れる思考回路になります。

他力本願でいると、何かチャンスがあっても、
「そんな大変なチャレンジをするより、
誰かが手を差し伸べてくれるのを待てばいい」という考えになり、
チャンスに積極的にのっていくことができなくなります。

会長が興味を持ってくれた自分に期待して、
自分を信じて、
やるべきことに取り組んでいく。

それが結果うまくいってもいかなくても、
自分が経験したことは、
自分の人生に活かすことができるはずです。

僕も、神山塾に来る起業志望の若者の話を聞き、
「それだったら大丈夫だと思うよ!」
と背中を押すことがあります。

でもそのときに、
「祁答院さん大丈夫って言ったから、
何かうまい話を持ってきてくれるに違いない」
と考えて自分で行動していなかったり、
思うようにいかなかったときに、
「祁答院さんが大丈夫って言ったのになんでダメなんだ」と思っていては、
うまくいくはずはありません。

信頼する人からの良い評価を励みにするのは良いけど、
最終的に決めるのも、
やるのも全部自分だということを忘れてはダメ。

神山塾に来て、自分で事業を始め、
うまくやれている子たちが何人もいますが
それは彼らが他人に期待せず、
自分に期待してやってきた結果なんじゃないかと思います。

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チャンスを前にして「こんなにうまくいくはずないよなあ」
とビビっている人、失敗を恐れず行動しているのに結果が出ない人は、
ぜひ自分に「失敗だけでなく、成功を恐れていないか?」
「他人に期待せず、自分に期待しているか?」
と問いかけてみてください。

さて、神山塾予告篇第2段、いかがでしたか?

塾ではこんな話の、さらに濃いバージョンを、暑苦しく話していきます!

それでも行ってみたい! やってみたい!という方は、
ぜひNIPPONIA大学神山校に来てください。

応募について、詳しくは募集要項を見てくださいね!

https://www.in-kamiyama.jp/diary/33732/

 

説明会あります!

ご応募をお考えの方に向けて、
徳島と東京にて説明会&体験会を実施しています。

複数の日程をご用意していますので、
ご都合の良い日程を選んでご参加ください。

(事前申し込みが必要です)

【徳島会場】
▼お申込みページ
https://nipponiatokushima.peatix.com/

・9/25 18:30~20:00(※夕ご飯交流会あり)
・9/26 18:30~20:00
・9/29 11:00~12:30
・9/30 11:00~12:30

場所:リレイション蔵本事務所(蔵本BASE)
〒770−0042
徳島県徳島市蔵本町1−4−1 カワサキビル2F
最寄り駅:JR四国 徳島線 蔵本駅
(駅から会場まで徒歩5分 蔵本町交番向かい)

 

【東京会場】
▼お申込みページ
https://nipponiatokushima.peatix.com/

9/26 19:30〜21:00

場所:ちよだプラットフォームスクエア
http://www.yamori.jp/access/

 

お待ちしております!

この記事を書いた人

祁答院 弘智

祁答院 弘智

RELATIONの代表。通称ケドさん。直感と論理の狭間を行ったり、来たり。今だに“ニュートラルゾーン”を脱しきれない、短気で飽きっぽい昭和なおじさん。英語は話せませんが、情熱と“ケドイングリッシュ”で世界の若者に生き方翻訳中!

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