こんにちは。
東京常駐スタッフの西川です。
今日の記事では、「東京にある森」をご紹介したいと思います。
最近は、梅雨で天気のスッキリしない日が続き、家にこもりがち。
そこで、梅雨の晴れ間のある日、
近場で気分の変わる場所に行ってみようと出かけたのが、
東京都港区にある「自然教育園」です。
読者の皆さんにも、この記事を読んで、
森林浴気分を味わっていただければ、と思います。
都会の真ん中にある森
JR目黒駅から徒歩約10分のところにある自然教育園は、
国立科学博物館の付属施設として1962年(昭和37)から一般公開されています(一般・大学生入園料310円)。
初めて足を踏み入れたわたしの感想は、ずばり「森」の一言。
「自然教育園」という名前から、
なんとなく公園のようなところを想像していたのですが、
もっと自然に近い野性味あふれる場所でした。
なんでも、明治時代には軍の火薬庫、その後は御料地(皇室の所有地)となり、
長く一般の人が立ち入ることができないエリアだったそう。
そのため、豊かな自然が残り、さまざまな植物が観察できる場所なのです。
歩道をたどって、園内を散歩します。
池や湿地など生態の違う植物園を見学しながら、だいたい1時間弱で園内を1周でき、
ちょっとした運動にぴったりの距離です。
そういえば、神山塾時代には、
草刈りなど、自然なかでの作業のときには目が輝いて、
生き生きとした様子になる同期生がいました。
わたし自身はインドア派で、
自然を追い求めるタイプではないのですが、
森林浴と運動の効果はあったようで、
なんだか気分も体も軽くなる感じです。
休憩用のベンチも園内にいくつもあり、
森のなかや池のほとりなどで休むことができます。
お弁当を持ってきてピクニックするのも楽しそうです。
自然のなかのワークスペースとして
いくつかある休憩所のなかでも、わたしが一番気に入ったのは、
「ひょうたん池」という池のそばにあるあずま屋です。
このスペースの素晴らしいところは、
靴を脱いで足を伸ばしてくつろげることと、
借景が素晴らしいこと。
休憩していると、風で木々の揺れる音や、鳥の鳴き声などが聞こえ、
リラックスできます。
自然教育園のなかのベストスポットといっていいと思います!
実はわたし、ここへ来るのに、パソコンや本を持参していました。
人少ななのを良いことに、それらを広げて少し考え事や仕事をすることに。
この園内、スマートフォンの電波は入りますが、Wi-Fiの電波は届きませんでした。
もちろん、電源もありません。
一般的にいう、ノマドワークをするのに適した場所ではありませんが、
急ぎの連絡を待っているときや、
インターネットを使った調べ物をするのでなければ、
かえって集中できるという面もあるな、と思いました。
小一時間、読書や書類のまとめをし、
17時の閉園時間直前に、名残を惜しみながら、園をあとにしました。
こんなに良い場所だとは思っておらず、
思いがけない宝物を見つけたような気分。
みなさんも都会のなかで森林浴をしたくなった際には、ぜひお出かけください。
歩きやすい靴や、レジャーシートがあると快適です。
そして、これからの季節、熱中症・日焼け・虫除け対策にくれぐれもご注意を!
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【国立科学博物館付属自然教育園】
情報はブログ公開時のものです。
最新情報・詳細は公式HPをご確認ください。
http://www.ins.kahaku.go.jp
[所在地]
〒108-0071
東京都港区白金台5-21-5
[開園時間]
9月1日~4月30日 9:00~16:30 (入園は16:00まで)
5月1日~8月31日 9:00~17:00 (入園は16:00まで)
[休園日]
毎週月曜日 (ただし、祝日・休日の場合は開園し、火曜日が休園)
祝日の翌日(ただし、土・日の場合は開園)
年末年始(12月28日~1月4日)
[入園料]
一般・大学生 310円
高校生以下 無料
※来週のブログ更新は都合によりお休みです!
次の更新は7月12日(水)の予定です。
この記事を書いた人
西川 萌子
東京常駐スタッフ。2018年にキャリアコンサルタント資格を取得し、神山塾生のキャリアコンサルティングも担当。最近、サーカスの曲芸を練習する機会があり、皿回しができるようになりました。次はジャグリングボールにチャレンジしようと目論んでいます。
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