節目のスタートと決意 ~夢とテーマを実現するために~ | KATALOG
節目のスタートと決意 ~夢とテーマを実現するために~

節目のスタートと決意 ~夢とテーマを実現するために~

折原拓人
折原拓人

2023.05.12

こんにちは!
さぬき市地域おこし協力隊兼リレイションさぬきの折原です!

今年は、桜や藤の花の開花が早く、あっという間に見頃が終わってしまいましたね。

気が付けばもう5月!
新年度もあっという間に日々が過ぎ去っていきます。

さて、僕はさぬき市地域おこし協力隊に着任して、はや3年目の年度に突入しました。

任期は3年なので、ついにラストイヤーです。

思い返せば3年前。まだ僕が前職で仕事をしているころ、世の中がコロナ禍になり、人生このままでいいのか? 自分らしさってなんだろう? と考え出したことがすべての始まりでした。

ずっと迷っている中で、ケドさんことリレイション代表の祁答院に出会い、地域おこし協力隊の話をいただき、「自分の人生を変えるチャンスかもしれない!」と思い、会社に退職願を提出してケドさんに会いに行きました。

今も冗談交じりに当時のことをケドさんと話しています(笑)。

そうしてさぬき市地域おこし協力隊に着任し、折原拓人の新たなチャレンジがスタートしました。

前職時代。毎日スーツを着ていたのが懐かしいです。

着任してから

縁もゆかりもないさぬき市に移住してからの日々は、毎日が刺激的で未知に溢れていました。

1年目から信頼できる仲間に出会い、活動をする中でその輪がどんどん広がり、自分らしさというものを言葉や行動で表現できるようになってきました。

活発に見せかけて実は慎重な部分があったり、かと思えば勢いに任せて一気に行動したり、環境依存型の動きをする僕の個性をうまく拾い理解してくれる仲間がいるからこそ、地域おこし協力隊としての基盤を積み上げることがだきたのだと思います。

とにかくがむしゃらに走り続けた1年目は、地域と寄り添い生きるということを学んでいる間にあっという間に終わりました。

仲間を作り、さぬき市にはどんなものがあって、どんな歴史があって、どんな潜在価値が眠っているのかを、時には一人で、時には地域の人と共に考えました。

初めての協力隊の集まり。今でも仲良しです

2年目には僕の後輩とも言える新たな地域おこし協力隊が着任し、彼の奮闘している姿に刺激をもらい、嬉しさとともに、もっと頑張って地域を盛り上げていこう! と思うようになりました。

お互い忙しくバタバタと日々を過ごしていますが、今は2人だけのさぬき市地域おこし協力隊。
会えば立ち止まってゆっくり話をしています。
その時間がとても大切です。

また、さぬき市だけでなく県内・県外にも仲間が増え、「地域活性とは?」「自分たちができることはなにがあるのか?」と日々仲間と語ることで、議論はすこしずつ深くなり自分自身が成長している実感を持つこともできるようになりました。

3年目に入るにあたり

そしていよいよラストイヤーとなる3年目が4月から幕を開けました。

これまでと活動自体は大きく変わりませんが、今年度は「決断」の年であると考えています。

退任を控え、自分が地域おこし協力隊の活動をどのように幕引きするのか。

退任後の動きをどうしていくのか。それを考える時間になります。

3年目という年は、着任した当初からは想像もできないほど大きな意味を持つことになりました。

また、「自分らしく生きる」というテーマの1つの答えを出す節目でもあります。

地域に携わる仕事がしたいと思い飛び込んだ世界。
その世界でたくさんの人に出会い、助けられてきました。
次のステップでは、「地域と共に」はもちろんのこと、その地域で「仲間と共に」自分らしく生きていける選択をしていきたいと思います。

仲間たちとのひと時。地域で仲間と共にを感じる瞬間です。

これからをどう生きるか?

地域おこし協力隊を退任したからといってすべてが終わるわけではありません。

むしろ、また再スタートを切ることになります。

自分らしく生きるというのは、あくまでテーマとして存在しているものであり、僕の夢は別にあります。

それは「かっこいい大人になる」ということです。

夢をあえて抽象的にしているのは、僕が思うかっこいい大人の定義に当てはまる人物像が多数あるからです。

では、その定義とは?という部分ですが、「自分らしく生きることを誇れる大人」です。

僕も着任前に人生や今後のキャリア、自分らしくという部分でたくさん悩みました。

そんな時、新たな価値観を与えてくれたのは、道を示してくれたのは、日々を自分らしく生きる人でした。「こういう選択があってもいいんだ」そう思わせてくれた人たちがいたからこそ今日の僕がいます。

いつか同じ状況で迷う人たちにとって、僕がそういう存在の一人になることが今の夢です。

そのために、日々を大事に自分らしく。毎日を駆け抜けていこうと思います。

この記事を書いた人

折原拓人

折原拓人

徳島出身の弓道家。 2021年に約6年間勤めた会社を退職し、リレイションインターンを経て現在はさぬき市地域おこし協力隊として活動。 生きるとはなにか?を学ぶため日々奔走中!

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