こんにちは!
リレイションさぬき兼さぬき市地域おこし協力隊の折原です!
4月も半ばを過ぎ、暑いと感じる日もあるほどです。
さぬき市もイベントシーズンが到来し、僕も週末はさぬき市各地をバタバタと回っています。
さて、そんなイベントシーズンが到来したさぬき市で、3月21日に僕自身初めてとなるマルシェイベントの主催をさせていただきました!
今回のKATALOGは、そのイベントに携わることになった経緯と僕自身が感じたことを書かせていただきますので、よかったら最後までご覧ください!
マルシェを主催することになったきっかけ
事の発端は1月でした。
地域おこし協力隊の活動の中でお世話になっている方から、自身が展開しているオーナー制度を使ったレモン園で、新たにブドウのハウスを建て、その植樹祭とレモン園の周年祭を行うので、イベントを企画してほしいとの依頼から始まりました。
僕自身、活動の中でたくさんのイベントに関わり、お手伝いをさせていただいていましたが、主催としてイベントをしたことはありませんでした。
お世話になっている方が新たに始めるブドウの植樹とレモン園の周年祭という大事な行事に付随するイベントの主催を受けてもいいものかどうか? という不安が大きかったことを覚えています。
それと同時に、イベントを僕に任せていただけるチャンスをいただけたことへの感謝と嬉しさが心の中でグルグルとしていました。
さっそく準備に取り掛かることにしましたがコンセプト決めや出店者候補への声掛け、その他会場の運営に関することなど、決めなければいけないことがたくさん。
何から手をつけていくか頭が混乱したところからマルシェ準備はスタートしました(笑)。
イベントのコンセプトは……?
今回マルシェを主催するにあたり、一番悩んだのがコンセプト部分でした。
イベントの核となるコンセプトをどうするか?
レモン園のオーナーさんとの共同主催ということで、
周年祭、植樹祭にある想いとあまりにもかけ離れたコンセプトを設定することはしたくありませんでした。
そこで、オーナーさんとの打ち合わせやお話をさせていただく中でこぼれる想いを拾い集めて形にした結果、「未来に繋がるイベント」というコンセプトを設定しました。
参加者だけでなくマルシェに関わった方が、もう一度来たいと思えるような場所を作るという意味を込めています。
コンセプトが決まれば次は、コンセプトに沿ったイベントにするにはどうすればいいかを考えることとなりました。
たくさんある中の一つのイベントではなく、このイベントに参加できて良かったと記憶に残るイベントとはどのようなものなのか?
答えのない問いに挑んでいるような気分になりながら、その課題を解決する方法を考え始めました。
コミュニケーションが生まれるマルシェ
2月に入り、イベントの準備を進めると同時に記憶に残るイベントにするためにはどうすればいいかをひたすら考える日々が続きました。
行きついた答えは、来場者とのコミュニケーション、出店者同士のコミュニケーションが生まれる機会を作ることでした。
来場者の方が飽きないよう、マルシェだけでなく音楽イベントを同時に開催することにし、ライブベテランの方から、ライブ出演が初めてとなるアーティストまで幅広く紹介やお声がけをさせていただき、会場全体が一つの空間となるように配置を考えました。
また、マルシェ出店者の方には、マルシェ終了後に懇談会の時間を設けて、今後さまざまなイベントシーンにおいて、出店者同士での発展のきっかけを作れる場所を作ることにしました。
そこまで決まれば、後は突き進むのみ!
ということで、全体の調整やレモン園オーナーさんとの打ち合わせ、活動を共にする仲間への相談等を繰り返し、イベント開催日まで奔走しました。
いよいよイベント当日!
あっという間に迎えたイベント当日。
3月21日は一粒万倍日と天赦日が重なる2023年の最強開運日ということもあり、ワクワクと不安を入り混じらせながら会場に足を運びました。
この日の天気はあいにくの曇り空。雨が降るかもしれないという、イベントにとってはいやな空気の中スタートしました。香川に来てからついた「雨男」の称号を恨めしく思いながら準備をしていると、案の定ぽつぽつと小雨が降ってきました。
小雨決行と決めていたので準備を進めていると、なんとか雨は落ち着き、イベント開始時間にはなんとか雨が収まった状態でスタートを切ることができました。
イベントは午前中から大盛況で、マルシェブースでは売り切れそうになる店舗もあるほどでした。
午後は少し客足は落ち着いたもののライブ会場は大盛り上がり!
結果的に一日を通じてたくさんの方に来場していただき、笑顔が溢れる空間となりました。
イレギュラーな事態もあったものの、イベントにはそれも付きものということで特に大きな問題が起こることもなく、「イベント良かったよ」とたくさんの方にお声がけをいただきながら終了したことに安堵しました。
マルシェブースも終わってみればほとんどの店舗が売り切れになり、終了後の懇談会でも新たな繋がりが生まれ、当初掲げていたコンセプトに沿ったイベントになりました。
今回僕がイベントを主催をすることを知り、香川の仲間だけでなく、徳島の友人もイベントに駆けつけてくれるなど、僕自身にとっても大きな意味を持つイベントになりました。
イベントを終えて
初めてのイベント主催が終わり、改めて振り返るとイベント自体は成功したと言ってよい結果だったと思います。
今回のイベントが成功したのは、僕の力だけではありません。
レモン園オーナーをはじめ、仲間や友人のおかげで成功という結果にたどり着くことが出来ました。
何よりも、マルシェに遊びに来てくださった方々が笑顔でお帰りになっていくのを見て、胸が熱くなりました。
関係者各位の皆さん、マルシェに遊びに来てくださった皆さん、そして支えてくださった皆さん。本当にありがとうございました。
充足感と少しの寂しさを残して。
また次のイベントでお会いしましょう。
この記事を書いた人
折原拓人
徳島出身の弓道家。 2021年に約6年間勤めた会社を退職し、リレイションインターンを経て現在はさぬき市地域おこし協力隊として活動。 生きるとはなにか?を学ぶため日々奔走中!
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