【レポート】岡田元一さんセミナー「自分を活かしたキャリアの考え方」 | KATALOG
【レポート】岡田元一さんセミナー「自分を活かしたキャリアの考え方」

【レポート】岡田元一さんセミナー「自分を活かしたキャリアの考え方」

西川 萌子
西川 萌子

2022.12.12

2022年11月25日(金)に徳島県JA会館にて、今年度2回目の就職氷河期活躍支援セミナーを開催しました。

講師は有限会社 三八 代表の岡田元一さん。

この記事では当日のレポートをお届けします。

セミナー概要:
多くの方が「自分の強みや才能を活かして仕事がしたい」と考えていると思います。
しかし「自分の強みがわからない」「得意なことや好きなことを活かして仕事をしたいけれど、自分には仕事になるような才能なんてないし……」という方が多く、結果的に、仕事をするうえで自分に合わないことを我慢してばかりで疲弊してしまったり、なかなかキャリアアップができないという悩みを持っているのではないでしょうか。
今回のセミナーでいう「強み」とは、「自分が当たり前にやっていること」。この「強み」の考え方を知り、楽しくキャリアアップを目指しましょう!

◆2022年度就職氷河期世代活躍支援セミナーとは?

株式会社リレイションでは、就職氷河期世代活躍支援事業として、徳島県の就職氷河期世代(概ね35歳以上55 歳未満の方)が社会で活躍するための支援を行うことを目的とし、この世代の求職者の方と、雇い入れを検討している企業の方、それぞれに向けたセミナーを開催しています。
今の状況を変えたくてもキャリアアップに取り組む方法がわからないという方、改めて自分のキャリアに向き合うきっかけ作りとして、「35歳からのキャリアデザインの描き方」をテーマにした就職や転職に役立つセミナーに、ぜひご参加ください。

強みとは?

ストレングスファインダー®という米国ギャラップ社の開発したオンライン「才能診断」ツールがあります。

質問に答えていくことで、34の資質の中から最も特徴的(優先度の高い思考、感情、行動のパターン)な5つが診断されるテストです。

岡田さんはこのストレングスファインダー®の結果を詳細に分析する「強み診断士」としての考え方をもとに、お話しをしてくださいました。

そもそも、岡田さん自身も就職氷河期世代の一人。
家業であるラーメン屋の事業を継いだ当初、経営や社内の人間関係などうまくいかないことばかりの時期があったそう。

そんなときにこの「強み」の考え方を知り、どん底から抜け出すきっかけになったといいます。

この「強み」の方程式というものがあるとのことで、今回のセミナーで教えていただきました!

それがこちら。

才能・資質(生まれつき持っているもの)と投資(人生のなかで後天的に獲得したもの)をかけ合わせることによって、強みを活かして他者に貢献することができたり、良好な人間関係を構築したりして、幸せに生きることにつながる、という考え方です。

重要なのは、この方程式が「掛け算」でできていること。

それは、「才能」か「投資」どちらかゼロであれば、結果として何も生まれなくなってしまうということです。

才能だけで、学んだりスキルを上達させる経験をしなければ、人に貢献できるような結果は生まれません。
反対に、「投資」は努力したりお金をかけてがんばったとしても、自分の才能に向いていないことをしていれば、がんばることがつらいだけで、継続することも難しく、大きな成果が得られない。

才能と投資を切り分けて、両方をかけ合わせて考えることで、
自分に合ったキャリア形成に繋がりやすくなります。

また、「貢献」の部分から考えるということも社会のなかで生きていくためには必要です。

求められている「貢献」って、時代や技術の変化とともに変わっていきますよね。

自分の「才能」を活かし、それに「投資」したとしても、社会で必要とされている「貢献」でなければ良い結果を得ることは難しくなります。

「才能」は生まれ持ったもので簡単に変化するものではないので、
求められている「貢献」をおこなうためには、「投資」の部分を戦略的に考えることも大切なのです。

自分の才能を知ろう

「才能」というと特別なもので、一部の限られた人にしかないものという印象を持つかもしれませんが、ここでいう「才能」は誰にでもあります。

例えば、プラモデルづくりを何時間もやってしまうほど細かい作業が好き、
旅行が好きで頑張って貯金してあちこちに出かけている、いろいろな人と関わることが好きで、パーティーなどにいくと生き生きする、いつも考え事をしている、などなど。

人によってそれぞれ「才能」があるはずです。

上の図に書いてあるようなことを探してみるのもいいですし、
ストレングスファインダーのようなアセスメントツールや、
占いなんかを読んで「当てはまる」と自分で思うことをきっかけに考えてみるのも良いそうです。

岡田さん自身の例。

自分の才能と投資の洗い出しを行い、自分にできる・したい「貢献」を考えてみる。

これが自分の強みを活かしたキャリアづくりに繋がります。

皆さんもぜひ考えてみてください。

以下、役立つツールなどをご紹介します。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0

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ストレングスファインダーは本を購入し、その本に記載されているコードを使用して診断受けることができます。

34の資質のなかの、自分の上位5つを知ることができます。

全部の資質のランキングを知りたい場合は、ギャラップ社の公式のオンラインストアで購入することもできるようです。

また、その強みをもっと詳しく分析し、自分の才能の活かし方を知りたいという方は、岡田さんのような「強み診断士」の方に相談に乗ってもらうという方法もあります。

岡田さんに相談してみたい方は以下の公式LINEアカウントから。

Official Account Profile

リンクを開くにはこちらをタップ

「強み」の考え方を知ることが、皆さんの自分らしいキャリア形成につながることを願っています。

また、就職氷河期世代向けのセミナーは年度内にあと1回行います。
詳細は決まり次第SNSでお知らせしますので、フォローしてお待ちいただければ幸いです。

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この記事を書いた人

西川 萌子

西川 萌子

東京常駐スタッフ。2018年にキャリアコンサルタント資格を取得し、神山塾生のキャリアコンサルティングも担当。最近、サーカスの曲芸を練習する機会があり、皿回しができるようになりました。次はジャグリングボールにチャレンジしようと目論んでいます。

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