砂浜でTシャツが躍る!躍動の6日間 | KATALOG
砂浜でTシャツが躍る!躍動の6日間

砂浜でTシャツが躍る!躍動の6日間

折原拓人
折原拓人

2022.12.02

こんにちは!
リレイションさぬき兼さぬき市地域おこし協力隊の折原です!

今年もあっという間に残り約1ヶ月。
怒涛の勢いで毎日が過ぎ去っていきますね。
光陰矢の如しとはこのことのような気がします。

さて、今回は僕がさぬき市地域おこし協力隊に着任してから一番大きな規模のイベントに関わらせていただいたことを書きたいと思います!

イベントに関わるなかでの気付きや出会いなど盛りだくさんなので、ぜひ読んでみてくださいね。

イベントとの出会い

そのイベントの名は「すなはまフェスティバル 2022」。

このイベントは、さぬき市にある瀬戸内海国立公園兼海水浴場でもある津田の松原という場所で、6日間様々なプログラムを日替わりで行うというもので、僕も実行委員の一人としてイベントの立ち上げから関わらせていただきました!

すなはまフェスティバルのフライヤー
複数のイベントが日替わりで行われる複合型のイベント「すなはまフェスティバル」。

そもそもこのイベントを行うことになったのは、昨年同じく津田の松原でおこなわれた「すなはま運動会」というイベントがきっかけでした。
「すなはま運動会」は、さぬき市で技能実習生として働いている方と、地域住民の交流を目的とした国際交流のイベントとして開催されました。

すなはま運動会はコロナ禍で2年ほど開催していませんでしたが、昨年久しぶりに開催した後、実行委員長が「もっとたくさんの人がワクワク楽しめるイベントをしたい!」という想いから、今年はイベントの規模を拡大し、「すなはまフェスティバル2022」として行うこととなりました。

僕は昨年のすなはま運動会も地域おこし協力隊としてボランティアで運営に携わっていたことから、今回も運営メンバーとして携わってほしいというお話をいただき、実行委員として参加することになりました。

キックオフミーティングの様子
キックオフミーティングの様子。

開催に至るまで

直近では開催したことのない規模のイベントだったこともあり、何度も打合せを重ねながら手探りで少しづつ開催に向けて準備を進めました。

僕はすなはまフェスティバルの実行委員兼広報チームとして、SNSの更新やラジオ出演などを通じてすなはまフェスティバルの告知やイベント中の様子をお伝えさせていただきました。

ラジオ出演の様子
ラジオ出演時の様子。

すなはまフェスティバルは複数のイベントが日替わりで行われる複合型のイベントですが、メインはTシャツアート展!

津田の松原の海岸に白いTシャツがずらっと並びました。集まった総数は461枚。

当初決めていた目標枚数300枚を大きく上回る結果となり、すなはまフェスティバル開催直前に、ボランティア・実行委員総出で砂浜にTシャツを展示しました。

Tシャツアート展

その他のイベントも、地元の高校生やボランティアで集まってくれた方たちとともに、それぞれができることを役割分担しながら準備を進め、あっという間に開催日を迎えることになりました。

イベント会期中の様子

万全の状態とはいきませんでしたが、なんとか準備が終了し、
すなはまフェスティバル2022は10月29日〜11月3日までの6日間を会期として開催を迎えることとなりました。

初日はすなはまフェスティバルの前身となったすなはま運動会からスタート。

今年のすなはま運動会は、プログラムの内容決めから実行まで、地元の高校生が主体となり運営を行ってくれました。

昨年に引き続き技能実習生の方を始め、小さいお子様からご年配の方まで世代を越えてたくさんの方が参加してくださり、砂浜は大盛り上がり。

オープニングを飾るにふさわしいイベントになりました。

すなはま運動会の様子。
すなはま運動会の様子。

6日間で一番盛り上がったのはなんといっても2日目のステージパフォーマンスです。

フラダンスからパフォーマンスが始まり、バリ舞踊、ジャワ舞踊、そして大トリはファイヤーパフォーマンス!

普段見る機会の少ない世界中の踊りが津田の砂浜に集結し、圧巻のパフォーマンスを見ることができました。

すなはま運動会の時にもあった、多文化共生というコンセプトの基盤部分である「知る・触れる」という部分も担っていただき、ただパフォーマンスを見るだけではない面白さがありました。

ファイヤーパフォーマンス。
ファイヤーパフォーマンス。

2日目以降も大きな問題なくイベントは終わっていき、最終日にはスポーツ体験会やアフリカンコンサート、ビーチクリーンなどイベント盛りだくさんの日となり、すなはまフェスティバルは閉会しました。

6日間のイベントを通じて印象的だったのは、
2回、3回とイベント会期中に何度も足を運んでくださる方がいたことや、
何よりも地域の方がとても喜んでくれたことです。

僕は本部席にいたり、会場内の見回りをしていたのですが、
地域の方から「こんなイベントしてくれてありがとう」
「見栄えもいいしたくさん人が集まってきてくれとるし、いいイベントやな」と暖かいお言葉を何度もいただきました。

すなはまフェスティバルの運営サイドやイベントに訪れた人たちだけが楽しむのではなく、地域に住む方も楽しんでいただけたということがわかり、本当に嬉しかったです。

イベントを終えて

昨年12月から始まったすなはまフェスティバルのスタートアップミーティングから1年弱の準備期間を経て、無事開催。

イベント最終日に片付けが一気に終わってしまったので、
僕の中では終わった実感があまりないまま終了しました(笑)。

今回のイベントは実行委員を始め、地域、行政、ボランティア、さまざまな形ですなはまフェスティバル2022というイベントにたくさんの方が関わってくれました。

まさに地域を巻き込んだイベントと言えるものだったと感じています。

SDGsや多文化共生など、イベントのコンセプトはいろいろありましたが、イベントの一番根幹となる想いは「たくさんの人がワクワクするイベントをしたい」というものです。

その想いの通り、イベント会場内では笑顔が絶えず溢れていました。

また、日常の風景に非日常が少し混じることによって、大きな化学反応が起こりました。

ただ、なによりも大切なことは、イベントを継続することにあると思います。
たった1度の感動で終わるのではなく、2回、3回と続けていくことによって、見える世界もまた変わってきます。

それは自分の成長にも繋がります。

「自分のために誰かとともに」

そういった場をこれからも作り続けていこうと思います。

この記事を書いた人

折原拓人

折原拓人

徳島出身の弓道家。 2021年に約6年間勤めた会社を退職し、リレイションインターンを経て現在はさぬき市地域おこし協力隊として活動。 生きるとはなにか?を学ぶため日々奔走中!

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