「人とつながることのできる旅」Learning Journey in 徳島 #1 神山町 参加者の声

「人とつながることのできる旅」Learning Journey in 徳島 #1 神山町 参加者の声

齋藤 千夏
齋藤 千夏

2022.10.20

リレイション徳島スタッフの齋藤です。

いつの間にか夏も過ぎ去り、冷え込むことが多くなってきましたね。
今年の夏は学生さんから経営者の方まで幅広い方と関わる機会があり、徳島のさまざまな地域へ皆様と足を運び、私も共に学び、深めていった夏となりました。

さて、今回私が企画しております「Learning Journey  in 徳島県」の神山町と海陽町の開催を終えることができました。
たくさんの方にシェアしていただき、新しい素敵な出会いのある旅となりました。ありがとうございました。

今回は第一弾の神山町(2022.7.1~7.3)に参加してくださった大学生が素敵な感想を送ってくださったので、そちらを紹介したいと思います。

学生さんには感想をお願いしていたのですが、想像以上にしっかり書いてくださり、びっくり。
旅の様子や心境などを細かく書いてくださっています。神山に興味のある方やLearning Journey に興味のある方、ぜひご覧ください。

※上勝町・にし阿波の開催についてのお知らせは記事の最後をご覧ください
※トップサムネイル写真:エタノホ撮影

「人とつながることのできる旅」

Learning Journeyでの一枚 後ろ列右から2番目:中原 永里加さん。

皆さん、こんにちは!

徳島大学 生物資源産業学部 2年の中原 永里加(なかはら えりか)と申します。よろしくお願いします!
普段は、自転車で地元の食べ物屋さんや神社に訪れたり、デザインの勉強をしたりしています♪

さて、私は今回、「Learning Journey  in 徳島県 #1 神山町」に参加しました!

なぜ今回参加したのかというと、「半農半X」という言葉について詳しく知りたいと思ったからです。
私はもともと、将来何かの職業につきながら農業をしたいと考えていて、でも「農業をするのって、どれだけ大変なんだろう……?」「農業と何か別の職業を両立することはできるの?」というように、農業をしながら働くことに対するイメージが全然頭に浮かんでいませんでした。

そんなときに、Instagramで株式会社リレイションがLearning Journeyというイベントを神山でするというのをたまたま見つけて、少し気になってKATALOGのHPをのぞいてみました。
そして、「#半農半X」というハッシュタグが目に留まったんです。「このイベントに参加すると、農業・また農業をしながら生きていくということに対して抱いていた漠然なイメージがもっとクリアになるのかも……!」と思い、さっそく応募フォームのURLをタップしました。

プログラムのはじめに、呼ばれたい名前を決めたりと、自己紹介シートを使った簡単なワークショップを行いました。

待ちに待った当日。

正直に言うと、私は人見知りで、3日間も初対面の方々と楽しく会話できるのか、不安でいっぱいでした。

そのような旅の1日目、夕方に神山町神領にある『moja house』というゲストハウスにお邪魔して、参加者の方と一緒に夜ご飯をつくりました。
使用する食材はほとんど徳島または神山産のもので、チームに分かれてバラ寿司とそば米汁・天ぷらをそれぞれ作りました。

私はちらしずし担当で、参加者のなおさんという管理栄養士の方と作業を進めていき、作業中になおさんから食材の切り方や料理のコツを教わりました。

普段、「野菜は適当に切っても味は変わらへんやろ!」というように、料理にそこまでこだわっていなかった(笑)私ですが、なおさんとの料理をきっかけに、ご飯を用意する際に「野菜をどのような形に切ると(輪切り・千切り・乱切りなど)、料理をより美味しくできるだろう?」という風に、一つ一つの食材と向き合うようになりました!

徳島の郷土料理、そば米汁と金時豆が入ったバラ寿司。そのほかにすだち鶏天なども作りました。

調理完了後は、一つの机を囲んでみんなとわいわいしながらごはんを食べ、そのあとは宿の縁側で満点の星空を見ながら、参加者のみんなと語り合いました。
私の参加者の方に対する緊張感は薄れ、そして何より、参加者の皆様の人生観や今までの経験・思考を知ることができました。

本当に大切なものの存在

江田という神山町の小さな集落で活動する団体「エタノホ」のお二人のプレゼン。

次に2日目。

この日は、『本当に大切なものの存在』を再認識することのできた1日でした。

初日に泊めてくださったmojaさんにお礼をした後、かまパンストアで朝食を購入。
そして、神山町上分にある江田集落に向かいました。

到着後、エタノホの植田さんと兼村さんが出迎えて下さり、集落での農業や二人のことについて詳しく教えてくださいました。
江田集落の景色に魅了されたこと・江田集落でお米を育てていること・育ててもその価格がコストに見合わないこと・耕作放棄地や空き家が増えていること・自分たちでこの景色と集落を守り続けていきたいこと……お二人の思いや悩みを深く知ることができました。

そして、次は集落の田んぼにつながる『水路めぐり』をしました。

歩きながら、水源の場所やそこからそれぞれの田んぼに水が流れていくのをたどっていったのですが、その中で『水の大切さ』と『水の管理の大変さ』を痛感しました。
最近雨が降っていなかったため水の量が少なく、このままでは水が尽きお米が枯れてしまうのではないのかと不安になりました。
それだけでなく、水を全部田んぼに流すとそばにある川が干上がってしまう恐れがあり、逆に多くの水を川に流すと田んぼが干上がってしまうということを聞き、水量調整は単純なことではないのだと認識しました。

お昼は集落で半田そうめんとかき揚げを食べ、
その後は神山温泉のそばにある川でみんなで水遊びをしました!
(とても気持ちよかったです♩)

その日の宿はWEEK神山。夜はとってもおいしくて優しいごはんを提供していただき、神先さんと参加者みなさんで、ここまでの旅で感じたことやそれぞれの思いを話し合いました。
泊まる部屋は木のいい香りが広がっていて、ぐっすり寝ることができました^^

「自分で決める」

そして、最終日。

この日は、『自分で決める』という言葉が私の脳を突き刺してきました。

WEEK神山で朝食後、祁答院さんと合流し大粟山に向かい、アーティストインレジデンスの作品を鑑賞しました。
その後はかま屋で昼食をとり、最後にリレイションの拠点の蔵本BASEで3日間の振り返りをしました。

蔵本BASEでは、参加者の皆さんの旅の感想・今後の展望をお聞きし、皆さんが旅の中でそれぞれ何に特に心を動かされたのか・どう感じたのかを知ることができました。

また、各道中や蔵本BASEでの振り返りの時間などに祁答院さんのお話を聞くことができ、「誰かにこうしろ、ああしろ言われて、それに従って後悔しても、それは自分が選択した結果」「幸せになろうと自分で選択する」という言葉を聞いて、老後に死ぬ際に「生きてて楽しかった」と言えるように、自分に正直に生きようと思いました。

エタノホのフィールドにある棚田で除草作業を体験 写真:エタノホ撮影

3日間の旅を通して、当初は「半農半X」という言葉について知るのが目的であったのですが、半農半Xはもちろんのこと、それ以上に沢山のことを知ることができました。

水が大切であること・大切なものを守り抜くこと・自分で選択すること・知恵はインターネットでは学べないこと……普段の生活では、絶対に気づかないことだらけです。

「人とつながる」ことで、
何かが始まり、互いに学び合い・助け合い・前に進める

そして、たくさんの個性ある人達と出会い、関わり合うことができました。

言葉にするのが少し難しいのですが、「人とつながる」ことで、何かが始まり、互いに学び合い・助け合い・前に進めるのだと思います。

私の場合ですが、参加者や町内の方々、特にエタノホの植田さんと兼村さんとつながったのをきっかけに、半農半XのXの部分について、=(イコール)とまではいきませんが、私の中でその解答を少し見いだすことができた気がしています。
今、その解答を明確にするために、すごく小さなことですが、動き出している最中です……!

最後になりますが、Learning Journeyに参加すると、さまざまな方々と出会い、また物事の本質に触れることができると思います。

不思議なのが、「2泊3日に○○に訪れる」というように、イベントの日程とプランが決まっているのに、全然時間を気にせずゆったりとできる、まるで旅行ではなく『旅』のようなイベントです!
どの方にもおすすめしますが、特に「自分の将来について悩んでいる……」「田舎や自然を味わいたい!」「何か学んでみたい」と考える人は、ぜひぜひ参加してみてください!!!

大変長い文章になりましたが、ここまで読んでいただき、有難うございました!


えりかちゃん、素敵な文章をありがとうございました!

その後えりかちゃんは、神山町役場と神山つなぐ公社でのインターンに参加するなど、神山との繋がりを持ってくれています。(インターンでの記事はこちら

その他にも神山塾に入ってくださる方や、同じ会社の方が次のLearning Journeyに参加してくださったりと、この3日間だけの関係性にとどまらず、繋がりを持っています。

えりかちゃんが地域に触れながら参加者の皆さんと対話していく中で、自分の環境や思いに気づき、これから進みたい方向が少しずつ明確になっていくことを感じとても嬉しかったです。

今までは関わりのなかった人がこのLearning Journeyをきっかけにその地域やそこに住む人たちを好きになり、頻繁に行けなくても、遠くからでもその地域に思いを寄せてくれるような企画になったかと思います。

まだ徳島での開催も2回残っていますので、ぜひ興味のある方は参加してみてくださいね。きっと素敵な出会いと心動く瞬間があるはずです。

最後に……

参加者の皆様、そして何よりも受け入れてくださった神山町の皆様、本当にありがとうございました!

ーLearning Journey  in 徳島県 上勝町・にし阿波の開催についてー

上勝町・にし阿波の開催は、感染症による心配事が減り、地元の方とのおもいっきり交流できるようにと、開催を急がず春頃を予定しております。開催日程が決まり次第お知らせが欲しいという方はこちらのフォームへご登録ください。優先的にご案内いたします。

Learning Journey in 徳島 開催決定のお知らせ希望フォーム

開催地: 徳島県上勝町/徳島県にし阿波地区

【参考】

・徳島県の4つの地域でLearning Journeyを開催します−地域に触れて、自分に気づく旅。−
 http://katalog-shikoku.jp/blog/5527.html

・Learning Journey in 徳島県 #1 神山町
 http://katalog-shikoku.jp/learningjourney/5551.html

・Learning Journey in 徳島県 #2 海陽町
 http://katalog-shikoku.jp/learningjourney/5655.html

・Learning Journeyは個別でも開催しております。詳細はこちら。
 https://www.relation-style.com/learning-journey

この記事を書いた人

齋藤 千夏

齋藤 千夏

徳島生まれ徳島育ち。社会人2年目の2020年リレイション入社。 アウトドア・音楽・イベント好きなアクティブ派で、食べることをずっと考えています。エスニック料理、特にスパイスチャイが好き。サーフィンを始めたので趣味と言えるくらい上手くなりたい!大切なひとたちや応援したい人たちの力になれる、そんな仕事ができるよう頑張っています。

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