こんにちは!
リレイションさぬき兼さぬき市地域おこし協力隊の折原です!
最近毎週のように日本列島に台風が上陸していますね。
各地で大きな被害が出ている台風。
たまたま香川県は大きな被害は出なかったものの、台風によって甚大な被害の出た地域の方もいらっしゃるかと思います。
被災された地域が早く復旧できるよう祈っています。
さて、夏の終わりの台風が過ぎ去ると、秋に向けて一気に涼しくなり、季節の変わり目がやってきますね。
さて、今回は夏から秋への季節の変わり目ということで、夏のアクティビティから学んだことを書かせていただこうと思います!
夏のアクテビティとの出会い
冒頭でも書かせていただいた夏のアクティビティとは、ずばり「SUP」です!
SUPとはスタンドアップパドルボートの略称で、浮力の大きい専用のボードに乗りパドルを使って水面を進むアクティビティです。
僕が地域おこし協力隊としてさぬき市に着任した時に、一番衝撃的だったのが瀬戸内海の海の穏やかさでした。
小さいころから徳島で生まれ育った僕にとって、海は砂浜に迫ってくる波の力強さや砂浜に打ち付ける音を楽しむものでした。
しかし、瀬戸内海は力強さというよりは、優しく包み込むような緩やかな波が浜を撫でていきます。
同じ四国内、しかも隣県というのにこんなにも違うのかと、とても驚きました。
僕が地域おこし協力隊としてさぬき市に着任したのが昨年の7月だったので、マリンスポーツ真っ盛りの時期です。
活動をしていると自然と海を訪れる機会も多くなり、瀬戸内海ならではのマリンスポーツをを楽しんでいる人たちを見かける機会がたくさんありました。
そのたびに「海から見るさぬき市の景色はどんなものなんだろう?」と思っていました。
そんな疑問を持ったまま活動していると、昨年の10月頃活動の中でたまたま仲良くなった方から「今度SUPやカヌーをするから遊びに来ませんか?」と誘っていただき、初めてさぬき市の海に出発することになりました。
初体験からの変化
お誘いをいただきさぬき市の海に出発する日、僕はとても興奮していました。
マリンスポーツに触れるのも中学生以来ということもあり、どのような景色が見られるのだろうというわくわく感と、うまく乗りこなすことができるのかという多少の不安が同時に存在していました。
しかし、いざ海に出てみるとそんな不安は吹き飛び、目の前に広がる水平線の美しさや、普段自分が撮影をしていた場所に立っているという興奮でいっぱいになりました。
久しぶりのマリンスポーツということもあり、海に落ちてもいないのに全身がびしょびしょになりましたが、そんなことも気にならないくらい遊び尽くしていました(笑)。
あまりにも楽しそうに遊んでいたからか、その日一緒に海で遊んでいた方から、「B&G津田海洋クラブ」にお誘いをいただき、二つ返事でメンバーになることにしました。
B&G津田海洋クラブは、夏休みの時期に子供向けにカヌー教室を開いたり、自分たちでカヌーやSUPを楽しんでいる団体で、今年は僕も会員になったということもありカヌー教室のお手伝いに参加させていただきました。
一つの決断
B&G津田海洋クラブに入ったり、僕の活動をメンバーの方が知ってくれたことによって、今年の夏はSUPにお誘いいただける機会がかなり増えました。
また、津田の海以外にもさぬき市の各地でSUPやカヌーを出すので、今までとは違った角度からさぬき市のことを知る機会も増えました。
こうした体験を繰り返すうちに、自分の中で一つの欲求が生まれました。
それは、自分のSUPを買いたいという欲求です。
もちろんSUPをすることが楽しいという部分もありましたが、何よりも、もっといろいろな角度からさぬき市のことを見てみたいと思うようになりました。
地域おこし協力隊の任期が半分を過ぎ、さぬき市の主要な部分はかなり見て、体験してきたと思っていましたが、SUPを通じてまだまだ知らないことだらけだったということがあらためてわかりました。
かなり迷いましたが、その瞬間にしか見ることのできないさぬき市の風景や、人との繋がり、経験はただ遊ぶということ以上の価値があると感じ、SUPを購入することにしました。
その後とこれから
自分のSUPを購入してから、何度かSUP片手に海へ繰り出しましたが、同じ場所、同じ時間帯でもその日によって感覚は変わります。当たり前の話ではありますが、リアルな体験をするからこそ、本質に近づくことができます。
そして、さまざまな角度からリアルな体験をすることによって、僕という人間の中身がぎっしり詰まっていきます。
「じぶんらしく生きる」とはどういうことか?
瀬戸内海に面するさぬき市に移住したからこそ出会えたアクティビティを通じて、また一歩その答えに近づけたように感じます。
遊びも仕事も全力で。
リアルな経験をこれからも積み重ねていきたいと思います。
この記事を書いた人
折原拓人
徳島出身の弓道家。 2021年に約6年間勤めた会社を退職し、リレイションインターンを経て現在はさぬき市地域おこし協力隊として活動。 生きるとはなにか?を学ぶため日々奔走中!
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