こんにちは! RELATIONインターンを経てさぬき市地域おこし協力隊となった折原です。
あっという間に今年も終わりに近づいてきましたね。
今年は暑い時期が長かったせいか、秋の訪れをゆっくり感じる暇もなく、冬に突入しようとしています。体感の速度は去年の倍くらいです(笑)。
僕は相変わらず毎日さぬき市を走り回りながら、時に絶景に出会い、時に人に出会い、さぬき市の魅力とは何か? 地域に根付くとはどういうことか?
ということを探し続けています。
さて、今回はせっかくの秋! ということで、
さぬき市でできた仲間(2人のお姉様)とともに紅葉散策に出かけた時の様子をお届けします!
さぬき市も紅葉がきれいなスポットがあるのでぜひ記事を見ていってくださいね。
紅葉散策に出かけたきっかけ
本題の紅葉散策のお話に入る前に、
今回の散策をともに楽しんだ2人のお姉様の紹介と、
出掛けることになったきっかけのお話をさせていただきます。
1人はライター、ナレーター、ショコラコーディネーター等々、多彩な顔を持つ柏原里砂さん。
もう1人はさぬき市で心と体の癒しを提供するアロマテラピー丸理の広瀬麻倫子さんです。
お2人とは以前、さぬき市の山側のエリアにあたる前山地区の林道から見る絶景スポットを一緒に散策したことがあり、その時に紅葉シーズンはまた違った景色が見えるから、見ごろになったら来よう! と話をしていました。
ちなみに前山地区は、四国遍路第88番札所(お遍路さんのゴール地点)である大窪寺があることで有名です。
大窪寺は紅葉スポットとしても有名で、
毎年この時期になると多くの人で賑わいます。
しかし、僕たちは有名な大窪寺で紅葉を楽しむのではなく、
前山地区に広がる林道を中心に、山を登って紅葉を楽しみたい!
ということで前回の林道散策と同じルートを使いながらも、
以前とは違うスポットで季節の訪れを楽しみました。
いざ紅葉散策へ
とはいえ前山地区の林道はとても広く、道のりも険しいところが多いです。
とてもではないですが歩き回って紅葉散策をするわけにはいかないので、
事前に行きたいスポットを絞り込み、
車で林道を登りながら、それぞれのスポット散策を行いました。
今回訪れたのは、前山地区にある「多和神社」と「矢筈山」の2か所です。
目的地に向かう道中にも、美しく紅葉をしているスポットがあり、寄り道をしながらゆっくりと林道を登っていきました。
この写真は、多和神社に行く道中で見つけたメタセコイアという植物が紅葉しているところです。
僕は植物等にはあまり詳しくないのですが、
圧倒的な木々のスケール感と、
美しく広がるメタセコイアの姿に心を奪われていました。
すぐそばには川が流れているのですが、
さらさらと流れる川の音がいいBGMとなり、
自然の中にいることを全身で感じました。
その風景を堪能した後、本来の目的である「多和神社」に向けて出発しました。
多和神社到着
大窪寺に続く国道から林道に入り、しばらく車を走らせると、
目的地であった多和神社に到着!
多和神社自体はそれほど大きな神社ではありませんが、
境内には大きなイチョウの木がありました。
まだ完全には紅葉していませんでしたが、
いずれイチョウの絨毯ができるんだろうなと思うようなスケールの木でした。
そのまま境内をぐるりと散策。
神社の中には、時代を感じるボロボロのブランコや鉄棒があり、
ずっとこの地でここに住む人たちを見守ってきたんだろうなと感じるノスタルジックな空間が存在していました。
さらに奥には桜の木があり、
春になったらまた来たいねーなんて話をしながら、多和神社を後にしました。
サルとの遭遇
多和神社を後にし、もう一つの目的地である矢筈山に移動しようとしたその時!
多和神社の向かい側から見える木からガサガサッと大きな音が鳴りました。
3人でなんだなんだと様子を見に行ってみると、
そこには10頭以上のサルの群れがいました。
さすが山エリアというべきか、サルやイノシシが出没することは聞いていましたが、
まさか群れに遭遇するとは思いませんでした。
どうにか写真に収めることができないかと少し近づいてみたのですが、
野生のサル、しかも子持ちザルもいたので襲われた時が怖いのであまり近づけず、
びくびくしながら車に乗り込み目的地へ出発しました。
矢筈山到着
サルとの遭遇を終えた後、しばらく林道を走ると、
2つ目の目的地である矢筈山に到着しました。
矢筈山の標高は787mですが、
林道を使うと頂上付近の登山口まで車で行くことができます。
ここから本格的な山歩きの始まりです。
標高が787mということで、木々の隙間から見える景色は絶景そのもの!
思わず叫びたくなるような解放感がありました。
もちろん紅葉もしているので、山の中も景色はとても綺麗で、
普通に歩けば意外と大変な山道も足取り軽やかに進んでいくことができました。
たっぷりと山のエネルギーを感じ、
心のリフレッシュを終えて下山し、車に乗り込み帰路につきました。
帰る途中にもサルの群れに遭遇しましたが、そこは華麗にスルー。
最後まで面白いハプニングがあった紅葉散策でした。
最後に
今回は笑いあり、ハプニングありのボリューム感のある紅葉散策でした。
さぬき市にはこうしたスポットがたくさんあります。
その一部をご紹介させていただきましたが、
重要なのはこの体験や感動を共有できる仲間がいたということです。
同じスポットを同タイミングで訪れていますが、
それぞれで見える景色は違いますし、感じることもバラバラです。
それらを共有することができるからこそ、
数段楽しい紅葉散策になったのだと思います。
これは日常や仕事の中でも同じで、
相手が感じていることや考えていることが必ずしも自分と同じとは限りません。
お互いが目の前のことに対してどのように感じ、
考えたのかを共有することで、
その先をともに考えていける関係性が構築されていくのだと思いました。
ただ楽しいだけではない、学びのある紅葉散策。
こんな日常を過ごせていることに感謝とこうした学びを、
またKATALOGで綴らせていただこうと思います。
この記事を書いた人
折原拓人
徳島出身の弓道家。 2021年に約6年間勤めた会社を退職し、リレイションインターンを経て現在はさぬき市地域おこし協力隊として活動。 生きるとはなにか?を学ぶため日々奔走中!
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