リレイションでは、普段から、「リズム」を重視して仕事をおこなっています。
そのひとつの目安として、新月と満月のタイミングで、新しいことを始めたり、社員を集めてミーティングをしたりしています。
本日2016年12月29日は新月です。
この新月は、2016年最後の新月であるとともに、リレイションにとっては、2017年という新しいサイクルの始まりでもあります。
2008年、リレイションは神山町の江田集落の棚田再生事業から始まりました。
それからの約2年間は、会社として文字通り「土を耕す」期間でした。
棚田再生事業をとおして、神山という土壌を耕したことで、2010年に地域滞在型研修・神山塾という「種」を蒔くことができるようになります。
都会の若者が田舎に滞在し、自分らしい暮らし方や働き方を見つめ直す場である神山塾は、今年無事第8期まで開催し、卒塾生も100名に達しました。
2014年のフリーマガジン版「KATALOG」の創刊も、その時期に蒔いた種のひとつです。
蒔いた種が「芽」を出し始めたのが、2015年頃。
北海道浦幌町の地方創生アドバイザーを拝命し、リレイションが神山を中心とした四国でおこなってきた取り組みを、外へ広げていくチャンスをいただきました。
2016年には、仲間の厚意から東京に拠点を作ったり、この「KATALOG WEB」をリリースし、世界へ向けて発信する準備を整えたりすることもできました。
土を耕す。
種を蒔く。
芽が出る。
自然の営みにしたがえば、次の流れはいよいよ「収穫」です。
2017年は社員一丸となって「収穫」を行います。
どれだけの作物を収穫できるのか、収穫した作物がおいしいかどうかはわかりません。
良くも悪くも、結果と向き合う覚悟です。
それを、この先のひとつの大きな目標と意識している2020年の「世界版神山塾」開催、
そしてリレイションのミッションである「百人雇用・百姓会社」へと結びつけていきたいと思います。
末筆ながら、今年1年間お世話になった皆さまに感謝を申し上げます。
どうぞ良いお年をお迎えください。
株式会社リレイション
代表取締役社長 祁答院弘智
この記事を書いた人
祁答院 弘智
RELATIONの代表。通称ケドさん。直感と論理の狭間を行ったり、来たり。今だに“ニュートラルゾーン”を脱しきれない、短気で飽きっぽい昭和なおじさん。英語は話せませんが、情熱と“ケドイングリッシュ”で世界の若者に生き方翻訳中!
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