地域を巻き込むビーチクリーン活動 −28歳の新たな出会いと学び− | KATALOG
地域を巻き込むビーチクリーン活動 −28歳の新たな出会いと学び−

地域を巻き込むビーチクリーン活動 −28歳の新たな出会いと学び−

折原拓人
折原拓人

2021.06.22

初めまして! 現在リレイションでインターンをしている折原 拓人です。

今回は僕にとって初めてのKATALOGの記事なので、簡単な自己紹介と、インターンの活動として参加した愛媛県今治市の桜井海岸ビーチクリーンの様子をお伝えさせていただければと思います!

インターンとなった経緯

僕は現在28歳で、今年の3月まで、地元の証券会社で6年間営業をしていたサラリーマンでした。

そんな僕がなぜリレイションのインターンになったのか。

会社に勤めていた頃、地域の小中学校を対象とした金融教育出前授業を行う機会がありました。
また、農業を営んでいる友人の下で、週末にお手伝いをさせてもらったりしていました。
そうした体験を通じ、自分の中で、もっと地域に貢献したいと考えるようになりました。

手伝いをさせていただいていた友人の芋畑の様子。

そんな時、世界がコロナ禍になり世間が一気に変化していく中、「自分はこのままでいいのか?」と考えるようになりました。
変わりたいなら自分から行動していくしかないと思い、オンライン化が進んだことに乗じて、セミナーやオンライン飲み会を通してたくさんの方と繋がり、価値観の共有をさせていただいていました。
そんな折に出会ったのが祁答院さんでした。
初めての出会いはオンラインでしたが、その後直接お会いする機会があり、話をさせていただく中で、地域貢献と人生を楽しく生きてみたいという思いが強くなり、勤めていた会社を退職し、リレイションのインターンとして活動することとなりました。 

桜井海岸ビーチクリーンに参加

インターンとして、リレイションに関わらせていただくようになり、出会ったのが来島会・桜井プロジェクトさんでした。愛媛県今治市にある社会福祉法人来島会さんが地域おこしのプロジェクトの一環として、「みんなにやさしい海を作る」というビジョンのもと、海岸の清掃活動や地域の伝統文化を残す活動をはじめとして、地域と共に歩む活動を行われています。

【過去記事】みんなに優しい海をつくる-社会福祉法人 来島会 桜井プロジェクトの挑戦-(前編)|KATALOG WEB

先日、僕もリレイションのインターンとして、桜井プロジェクトさん主催の「桜井海岸ビーチクリーン」に参加させていただきました。

桜井ビーチクリーンは、桜井の海を地域にとって魅力的な場所にし、次世代に繋げていくために、定期的に行われています。

この日は、海ごみゼロウィークという、5月30日(ゴミゼロの日)~6月5日(環境の日)を経て6月8日(世界海洋デー)前後を強化期間とした全国一斉清掃キャンペーンの日でもありました。

これまでも何度か、来島会さんの活動にお邪魔させていただいたことはあるのですが、海岸の清掃活動に参加させていただくのは初めてで、どんなところなのだろう? とワクワクしていました。

当日は快晴で、立っているだけで汗ばむくらいの気温でしたが、総勢37名の方と共にビーチクリーン活動開始!

この日は来島会さんとリレイションのほかにも、FC今治さん、来島会の施設利用者の方が参加されており、清掃中も各場所で和気あいあいとした交流が見られました。

桜井海岸は、普段から定期的に清掃活動を行われていることもあり、海岸はごみもあまりなくとても綺麗な白い砂浜がずっと続いていました。

桜井海岸の様子。

「どこかにごみは落ちていないかな」と辺りをキョロキョロしながら歩いていると、不意に海に浮かぶごみを発見。
すると、同じインターンとして活動している綾太郎君が「取ってきます!」と靴を脱いでジャブジャブと海に入っていきごみを回収。気温も高かったので足先だけとはいえとても気持ちよさそうでした。

そんな様子を見ながらふと視線を横に向けると、なんと来島会の越智理事長も海に浮いているごみを拾っていました。これにはびっくりしましたが、全力で取り組みつつ同時に快適さを体感している2人の行動力はさすがの一言でした。見習わなければ……(笑)。

そうこうしているうちにあっという間に海岸清掃は終了。暑い中で大変でしたが、海岸清掃が終わってみれば大変さよりも充実感でいっぱいでした!

終わってみればゴミもたくさん集まりました。

ビーチクリーン活動を通して感じたこと

1日だけではありましたが、活動に参加させていただき、あらためて行動していくことの大切さを感じました。
桜井ビーチクリーンは、活動を通して地域の方との交流が生まれ、新しいプロジェクトが始まるきっかけにもなっています。

もちろん、ただやみくもにに行動するのではなく、「なんのために行動するのか?」という目的を明確にした上で行動していく必要があります。
目的と行動が繋がるように、日常の中で起こる出来事にしっかりと目を向け、五感で感じたことを皆さんに発信出来ればと思いますので、これからもよろしくお願いします!

この記事を書いた人

折原拓人

折原拓人

徳島出身の弓道家。 2021年に約6年間勤めた会社を退職し、リレイションインターンを経て現在はさぬき市地域おこし協力隊として活動。 生きるとはなにか?を学ぶため日々奔走中!

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