【KED LOG】若者の挑戦を支える仕組みづくりとは(深夜のメモより) | KATALOG
【KED LOG】若者の挑戦を支える仕組みづくりとは(深夜のメモより)

【KED LOG】若者の挑戦を支える仕組みづくりとは(深夜のメモより)

祁答院 弘智
祁答院 弘智

2020.12.11

年齢問わず、スキルや実績問わず、自分の本当の気持ち(本気=モノサシ)に正直に向き合って生きるためにガムシャラに挑戦する人を、
その目標を達成するのに必要であろうヒト・モノ・コト・チエ・ワザといち早く繋げられる仕組みを作ること。

この仕組みを実現できるかもしれないリレイション最大の強みは、これまで約15年間、ひとづくり、まちづくりプロジェクトでお世話になり繋がった多様なプロフェッショナルとのリレーションシップ(信頼関係)!

全国各地とのネットワークにより本気で挑戦する人と、ヒト・モノ・コト・チエ・ワザを繋げられる可能性は極めて高いと思っている。

「神山塾」という人材育成プロジェクトで得た神山町のみなさんと神山塾生の関係性と可能性。そしてその先の共創。
そのプロセスと人材育成ノウハウはある程度蓄えてきたし、多少の実績としての評価もある。

さらに、多才な神山塾OBや優秀で個性的な社員スタッフはじめ、ディレクター、プランナー、コーディネーター、クリエイター、各種専門家は社内外全国各地で十分育っている!

そして育むノウハウや地域は、神山塾や北海道、愛媛県、熊本県、東京で開催されたLearning Journey 等の地域滞在型人材研修を通じて蓄積され続けている。

それでも思うように機能しないのはなぜなのか? 課題は何なのか?

この仕組みづくりの課題は、おそらくリレイションが追求すると共に、地域や企業経営者や各種プロジェクトから求められている未来志向型のプロデューサー、マネージャーが圧倒的に足りていないからだと思う。

それは、本気・本質を見極めるために必要な、確かな過去の叡智から学んだ「論理的観察力」と、不確実な未来を愉しめる「直感的審美眼」の両眼を持った、視野が広い、戦略的学習意欲のある人でなければならない。

リレイションスタイルの価値観や哲学に共感してくれる若者は多いが、リレイションスタイルのプロデュース技術やマネジメント知識を得たいと考えている若者は多くない。
もっと言えば、リレイションスタイルの技術や知識が知られていない。
というか、言語化、体系化されていないからだ。

だとすれば、本気で挑戦する個人をプロデュースするサービスを提供しながら、その本気がリレイションスタイルのプロデュース技術やマネジメント知識を得たい人を発掘、育成すれば良いのではないか。

簡単な話ではないが、地域や企業やプロジェクトのプロデュースではなく、「個人の本気」をプロデュースするサービスを提供することで、「本気の個人」に気づきの場、学びの場、思考の場、行動の場をサービスとして提供する中で、若者の挑戦を支える仕組みづくりに必要となるプロデューサーやマネージャーを発掘育成することができるかもしれない。

この仮説が事実になった時、若者の挑戦を支える仕組みづくりが大きく広がり、より機能的に、有機的にINACA共創プロジェクトとして大きく羽ばたく気がする。気がするだけやけど。

この記事を書いた人

祁答院 弘智

祁答院 弘智

RELATIONの代表。通称ケドさん。直感と論理の狭間を行ったり、来たり。今だに“ニュートラルゾーン”を脱しきれない、短気で飽きっぽい昭和なおじさん。英語は話せませんが、情熱と“ケドイングリッシュ”で世界の若者に生き方翻訳中!

この人の書いた記事を見る

関連記事

ラーニングジャーニー