東京スタッフの西川です!
前回は私が心理学を学ぶために通信制の大学に入学するまでについてご紹介しました。
大学生になりました!−私の通信制大学体験記−【前編】
今回は、実際の学習の様子などをご紹介していきたいと思います。
通信制大学での勉強
通信制大学の学習の流れはだいたい次のようなものです。
【1】科目毎に決まっている教科書を読む
【2】レポートを書く
【3】スクーリングやテストを受ける
→単位取得!
大学の入学手続きを済ませると、大量の本が自宅に送られてきます。
選択した科目の教科書です。
これを自分で読んで、レポート課題を提出するのが通信制大学での学習のメイン(動画などで授業を配信する大学もあるようです)。
レポートは、選択形式の問題の場合もありますが、多くは「○○について1600字以内で述べよ」という記述式です。
最初の頃は、提出したレポートの評価が悪く、再提出になってしまったこともありましたが、少しずつやり方がつかめてきたので、少しご紹介してみたいと思います。
私の場合は、まず一番最初にすることは、レポートの課題文をよく読むこと。
そうすれば、どの部分を特に重点的に勉強すべきかが把握できるからです。
それから教科書を開いて、レポートに関係のあるところを中心に読んでいきます。
教科書を読むときは、ただ読むだけだと受け身になってしまって頭に入ってきづらいので、ラインマーカーで線を引きながら読みます。
一番大事だと思う部分を赤、次に大事だと思う部分を青、などルールに従って線を引きながら読むようにすると、ただ文章を目で追うより頭に入ってきやすいです。
それから、レポートを書く準備として、レポートに書く内容をざっとノートに書き出します。
キーワードなどをメインにささっとまとめます。この作業をせずにレポートを書き出してしまうと、何を書こうか考えながら書くことになってしまい、要点がはっきりしない文章になりがちなので、この作業はとても重要。本当は教科書の内容を全体的にノートにまとめられたらいいのですが、それをやり始めるとものすごく時間がかかって、いつまでたってもレポートを提出できなくなってしまいそうですし、それが結果的にモチベーションの低下にも繋がってしまいそうなので、とにかくレポートを完成させることを意識しています。
レポートのほか、一部の科目はスクーリング(大学の教室で先生の講義を受ける)を受講し、テストを受けて合格すると単位を取得できます。
通信制の学習の難しい点は、基本的に自分でスケジューリングをして勉強を進めていかなければならないところ。
また、教科書を読んで出てきた疑問点を、リアルタイムで先生に質問できないので、もどかしいなと思うことも。
でも、自宅にいながら自分のペースで勉強できるのはとても便利なので、今後もっとオンライン講義などが普及していくと良いなと思います。
学ぶことは変わること
大学に入学することを検討しているときは、「もう30歳だし、いまから新しい勉強を始めるなんて遅すぎるのでは?」と思うこともありました。
でも、平均寿命が伸びて、人生のなかで働く年数も長くなり、キャリアの描き方も多様化している現代。
新卒で入った会社にずっと勤めるのが当たり前ではなくなっているのですから、一度学校を卒業し就職したあとも、仕事の必要性や自分の興味に応じて学びを追加する選択肢がもっと増えてもいいはず。
学校での勉強に限らず、新しい経験をして自分のモノの見方を広げるという広い意味での「学び」が、予測が不可能な時代を生き抜いていくのに必要不可欠なのではないかと思います。
私もまだまだ、これからの道のりが大変そうですが、挫折を恐れず、焦らず、一歩一歩できることからやっていきたいと思っています。
この記事を書いた人
西川 萌子
東京常駐スタッフ。2018年にキャリアコンサルタント資格を取得し、神山塾生のキャリアコンサルティングも担当。最近、サーカスの曲芸を練習する機会があり、皿回しができるようになりました。次はジャグリングボールにチャレンジしようと目論んでいます。
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