はじめまして、株式会社リレイションでインターンをしている神奈川大学4年松原陸人と申します。私は北海道中川町出身で、就職活動の一環で参加していた北海道に関するイベントでリレイションと出会い、インターンとして活動を始めました。来年春からは、北海道にUターン就職をする予定です。
2019年11月26日〜28日に、徳島県神山町にてLearning Journeyを行いました。今回のLearning Journeyはアメリカに留学中の現役高校生の篠原くんに神山町を知ってもらい、新たな価値感や視野を広げてもらうことが目的。私はメンターとして同行しました。今回の記事ではプログラムの様子をレポートします!
1日目
神山に到着し、まずはサテライトオフィスコンプレックスにて、リレイション社長の祁答院より神山町と神山プロジェクトについてレクチャー。
神山町には新規のお店やサテライトオフィス等の施設が数多くあります。しかし、何も知らずに見学をしても得られるものは限られます。そこで、神山がどのように歩んできたのか、どのような意図で町づくりをしているのかを、実際に神山プロジェクトにかかわってきた祁答院の経験談も交えてレクチャーしました。
レクチャーの後は夕食。町内のフレンチビストロ『カフェ・オニヴァ』さんにて、本格的なフレンチを頂きました。シェフのこだわりが詰まった料理はどれも絶品です!
私は人生初フレンチということで最初は少し緊張していましたが、アットホームな店内の雰囲気や気さくにお話ししてくださるお店の方々との交流で、リラックスした時間を過ごすことができました!
2日目
2日目はまず、神山町の江田という地区にある棚田を訪れました。
祁答院はリレイション創業時、この土地で稲作を行っていました。自然のなかで活動することによって得た気づきがその後神山塾を始めることに繋がった、リレイションにとっての原点ともいえる場所です。
北海道出身の私にとって棚田の風景は新鮮ですが、どこか懐かしくも感じます。ボーっと景色を眺めているだけで、時間が経ってしますね。
ほかにも神山町内のサテライトオフィス等の施設を見学。前日のレクチャー踏まえて実際にその場を訪れることで、景色や空気感を味わい、体験からの「学び」を得ることができます。
2日目の夜には研修のメインともいえるイベントが行われました。
イベントのテーマは「自分で決める」。
イベントでは、篠原くんがアメリカ留学のきっかけやそこでの経験、日本との違いについて、松原が自身の就職活動やリレションとの出会い・活動についてそれぞれ発表し、地域の方々との交流を行いました。
現在、アメリカの高校に通っている篠原くん。
最初の頃はストレートな感情表現や食事、エッセイ中心の学習方法など文化や教育システムの違いに戸惑いを感じたそうです。しかし、ほかの国から来ていた留学生との交流や大好きなバスケットボールを通してコミュニケーションをとり、今では現地の友達もたくさん!
英語もペラペラです。
私が彼のプレゼンを聞いていて一番惹かれたのは、言葉に嘘がなく、選択と決断に意志がしっかりある点です。彼のプレゼンは彼が経験したこと、考えたこと、ありのままの自分が表現されていました。新しいことに挑戦するプロセスを自分の言葉で伝えている彼の姿はとても素敵です。私もプレゼンをさせていただきましたが、とても勉強になりました。
イベントには、神山塾の受講生やグリーンバレー事務局の方、現地の学生さんなど多方面で活躍されている方々が参加してくださいました。こうした交流が、この先の人生に本当に生きてくるのだと感じています。皆様ありがとうございました。
3日目
最終日の3日目は、振り返りワークを行いました。自分自身の可能性や夢を再確認する貴重な時間です。
神山町では業種や職種、それまでの経験、歩んできた人生、様々な違いをもった方が挑戦を続けています。篠原くんにとって、この3日間でそういった方々と交流しその姿を目の当たりにしたことは、「自分も頑張ろう」という活力になったと思います。形は違えど、自分と同じように挑戦し頑張っている人がいることを知るだけでも勇気づけられますよね。
篠原くんはこの研修を終えた数日後、再びアメリカでの生活に戻りました。3日間で見て・聞いて・感じて学んだことを活かして頑張ってほしいと思います。いつかまた彼に会える日が楽しみです。
今回の研修ではさまざまな方との出会いがありました。最後に写真で紹介したいと思います。
リレイションはこれからも若者の挑戦を応援し支えていきます。
イベントに参加してくださった皆さま、交流させていただいた皆さま本当にありがとうございました。
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