(トップ写真 ©Akihiro Ueta)
みなさん、初めまして。
神山塾KATALOGコース2期生の和田純也と申します。
まずはじめに自己紹介をさせていただきます。
・ニックネームは「じゅんじゅん」
・兵庫県神戸市出身
・大学では農学部に所属し、主に畜産について学んでいた
・地域の食や農業に関心があり、ご縁があって今回神山塾に参加した
こんな私ですが、今後もよろしくおねがいします。
今回は先日参加した「地産地食の学校」というイベントについて書きたいと思います。
地産地食の学校とは
「地産地食の学校」とは、株式会社フードハブ・プロジェクトさんが主催しているイベントの一つ。
農業や食にまつわるつくり手を不定期でお招きし、
つくり手が学びの案内人となる大人の食育学校です。
あるとき偶然かま屋さんを訪れたときにイベントのチラシを見て、
「それぞれの家庭で作られている季節に合わせた神山の味のレシピを
地域の方から直接教えてもらえるなんて、これは面白そうだ!!」
と思って、今回参加しました。
私の参加したイベントは、
神山町内でこだわりの野菜作りを行っているグループ「里山の会」の3名が案内人となり、
それぞれの料理の作り方を参加者にデモンストレーション形式で紹介し、
試食するというものでした。
今回のワークショップはデモンストレーション形式だったので、
参加者である我々はレシピを見ながらお母さんが料理しているところを見るだけかと思いきや、
量が多いので少しずつ参加者もお手伝いすることに。
私も微力ながらお手伝いさせていただきました。
作業内容は切干大根のハリハリ漬けに使う昆布をハサミで細切りにするというものでした。
ちなみに、このときのことは作業に夢中であまり覚えていません(笑)。
今回教わったレシピはとてもシンプルでわかりやすく、
使われている材料も一般的なものでできていました。
それでも味はとても美味しかった。
なんでこんなに美味しいのだろうと思っていたら、
ワークショップの最後のほうで、
「今回の案内人のお母さん方は、毎日の食事をノートに記録しており、
ワークショップの試作会のときはそれを持ち寄って意見交換もしていた」
というお話がありました。
これを聞いたとき、
「うわー、ここにもKATALOGがある!!」
とおもわず思ってしまいました(笑)。
ちなみにKATALOGとは弊社が掲げるブランドビジョンのこと。
四国から世界へ向けて、「語る・くつろぐ・記録(LOG)する」を合言葉に、
日本に今も残る、ありのままの日常・言葉・思い・風景を、
記録し、受け継ぎ、発信していこうというものです。
今回のお母さん方のレシピは自分たちで管理している畑で採れた野菜を調理し、
ノートに記し、自分の家族や友人とくつろぎ、語りながらいただく。
そのなかで生まれたものでした。
あのやさしい味わいにも納得することができました。
今回の3つの料理の中で、ゴーヤの佃煮は私のお気に入りレシピです。
ゴーヤというと苦くてあまり好きでない人も多いかと思います。
でも、このレシピはとても食べやすかったです。
なので、私がみなさんにもぜひ作ってみてほしいという思いを込めて、
最後にゴーヤの佃煮のレシピを紹介してこの記事を締めたいと思います。
みなさんもぜひ一度作ってみて大切な人と味わってみてください。
ー材料ー
ゴーヤ 1kg
ちりめんじゃこ 40g
かつおぶし 20g
白ごま 大さじ6
A
砂糖 200g
濃口醤油 60cc
薄口醤油 60cc
酢 200cc
ー作り方ー
1.鍋に湯を沸かす。
2.ゴーヤを縦半分に切って種を除き、5mmの厚さに切る。
3.1に2を湯通しし、ザルにあげて、しっかり絞る。
4.空いた鍋に[A]と3のゴーヤ、ちりめんじゃこを入れて汁気が無くなるまで煮る。
5.火を止める直前にかつおぶしと白ごまを入れて出来上がり♪
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