激動の半年を振り返る in さぬき市 | KATALOG
激動の半年を振り返る in さぬき市

激動の半年を振り返る in さぬき市

折原拓人
折原拓人

2021.12.28

こんにちは! 香川県さぬき市地域おこし協力隊の折原です!

今回でKATALOGの記事を書くのは4回目となります。いつもKATALOGをご覧の皆様に僕のことを少しずつ覚えていただけているかな?と少しの不安とワクワクで今回の記事を書いています(笑)。

さて、コロナ禍の被害が拡大したり落ち着いたりと、相変わらずウイルスに振り回された2021年。どんな一年だったでしょうか?

僕は、毎年年末にSNSで一年の振り返りをするのですが、今回は自分にとって大きな変化であったさぬき市に来てからの半年間の振り返りをしたいと思います。

よかったらお付き合いくださいね!

地域おこし協力隊着任後の生活

さぬき市に移住し、地域おこし協力隊として着任してから半年が経過しました。初めは土地勘もなく、地域おこし協力隊の先輩がいるわけでもない状況でのスタートだったので、とても不安だったことを覚えています。

さぬき市の魅力とは? さぬき市にはどのようなものがあるのか? それを知るために、観光マップを片手に地域を走り回っていたのを覚えています。

実際に使っているマップ。これでもほんの一部です。  

地域を走り回る中で最初に感じたのは、風景のことでも地域のことでもなく、やっぱりうどん屋さん多いな~ということでした(笑)。
「香川県=うどん!」のイメージは皆さんもご存じの通りだと思いますが、実はこの讃岐うどんのルーツは、香川県でも西側が発祥なのだとか……。

実際に現地で話を聞かないとそんなことも知らなかったので、結構衝撃だったことを覚えています。

冬限定のしっぽくうどん。体が温まります。

そんな豆知識から地域にまつわる重要な話まで、たくさんの情報を集めながら、着任後の生活はスタートしました。

仲間との出会い

現在、さぬき市の地域おこし協力隊は僕一人なのですが、何事も一人で活動することには限界があります。着任して二か月が経つ頃には、早くも地域おこし協力隊の活動が限界に近づこうとしていました。

そんな僕が、なぜ半年を経過しても楽しく活動ができているかというと、そこにはさぬき市に移住してから出会ったたくさんの仲間がいるからです。

便宜上仲間と呼ばせていただいていますが、その中には年齢の近い人もいれば、大先輩もいらっしゃいます。

世代を超えて沢山のさぬき市の未来を想い、まち作りを行う方々と出会い、仲間の輪に入れていただくことで、毎日たくさんの刺激と発見。そして、関わってみないとわからないさぬき市の人々の魅力を教えていただいています。

本当は一人ひとりご紹介させていただきたいくらいなのですが、それをするとすごく長くなってしまうので、今回はお一人だけ。
他の方のご紹介は機会があれば少しずつ記事に書かせていただきます。

その一人とは、着任当初からこれまでずっと関わらせていただいている、黒川慎一朗さんです。

まち宿AETEにて地域留学生と黒川さん(写真左)

黒川さんは、さぬき市津田町で一棟貸しの体験プラン付きの宿泊施設「まち宿 AETE」を経営されています。

僕が地域おこし協力隊に着任してまだ間もない頃、とある方からの紹介で「まちづくりのことなら津田町に面白い青年がいるよ」とご紹介していただいたことがきっかけで出会いました。

その後、情報共有やイベントにご一緒させていただくなど、仕事としての付き合いはもちろんのこと、徳島で一緒にスダチ狩りをしたりかずら橋に遊びに行ったりと、プライベートでも楽しく関わらせていただいています。

まち宿AETEを通じて、さぬき市に住むユニークで情熱を持った仲間との出会いも増え一層さぬき市での活動が楽しく充実したものになっています。

2022年、そして未来へ

僕がさぬき市に移住したのは、地域に根付き、深く関わる仕事がしたいと考えたからですが、それと同時に、生き方を学ぶということをテーマに掲げています。生き方とは十人十色で人の数だけ生き方があると考えています。

実は、僕は転職するにあたり、今の生活を続けていくのか、思い切って別の道を行くのか一年間悩みました。

感覚行動派の僕にとっては、ある意味異常ともいえる期間だったと思います。そんな時、思い切って別の道に進もうと決めたきっかけとなったのが、コロナ禍の中で出会った沢山の人の生き方や考え方でした。何度目から鱗が落ちたか分かりません(笑)。

その時に思い切って挑戦する勇気をもらい、たった一度しかない人生を楽しく生きたいと思うようになり、転職することにしました。

そして今も、さぬき市で沢山の人と関わることによって、日々生きることを学んでいます。

さぬき市で濃密な時間を過ごす中で、自分がそうであったように、次は僕自身が悩みを抱える若者に生きるということがどういうことなのかを伝え、一緒に考えていける存在になりたいと思っています。

2022年も、さらにその先の未来もさぬき市内外で、持ち前のアクティブさを活かし全力で走りぬいていきますので、KATALOGを通じて僕の成長を見てくださると嬉しいです。

皆様にとって2022年が素晴らしい一年になりますように。

この記事を書いた人

折原拓人

折原拓人

徳島出身の弓道家。 2021年に約6年間勤めた会社を退職し、リレイションインターンを経て現在はさぬき市地域おこし協力隊として活動。 生きるとはなにか?を学ぶため日々奔走中!

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