KATALOG WEBをご覧の皆さま、こんにちは!
マーケティング・国際事業開発担当の穴井です。
11月8日(火)に神山町役場に町内で活動している会社が集まり、合同説明会が開催され、
徳島大学の学生に向けて、各社の業務内容や、都市部だけに偏らない多様な働き方を紹介しました。
私は自社の業務内容だけでなく、社会人経験を経た今、
「学生の時にやっておけば良かった」と考えていることを発表しました。
今回は、その内容を紹介したいと思います。
Hello! This article has posted by Yusuke.
Today I would like to introduce to you about a conference of companies in Kamiyama town.
It was held for the Tokushima univercity’s students on the eighth of November at the Kamiyama town hall.
I explained about not only my jobs but also my experience of study abroad.
Making My Workstyle
Tokushima univ. and Engawa office coordinated a study tour for the students to learn workstyles of the companies in Kamiyama town.
They visited to some satellite offices and Kamiyama Valley Satellite Office Complex.
The conference was taken to introduce to the students their workstyles and missions.
The number of satellite office in Kamiyama town is sixteen at September 2016.
Many people work in Kamiyama town by their own workstyle which is different from city.
So they don’t need to use the fulled trains and we can work in the natural environment.
We RELATION inc. mainly organize the Kamiyamajuku and the study tours to learn the brand-new style to revitalize local comunity.
I introduced to students in the conference that I should have learned at the university’s age.
My Wondering 20s
I was born in Oita prefecture.
When I was high school student I really study hard to go to the well-known university.
However, I could not achieve my target.
In addition, I could not study hard when I was a university student as well.
I was wondering what I should do for myself.
I applied for a wide range of companies, but it was not easy to get a job at the time.
Fortunately, I got a job for a famous company in Japan.
Though I started my life as a business man, I was busy to complete only my tasks.
I did not enjoy my job at all, and I worked for payment and vacation.
But, I finally got changed why I worked for.
I started to work to get skills since 4th year as a businessman.
This is because I do not want to work for pride but for my future plan.
Chance to Study Abroad
One day, I found a book to introduce the study abroad by chance.
When I was a student, I wanted to live in foreign countries.
However, I did not challenge it at the moment.
I thought I had already had enough ability to live in foreign countries.
So, I decided to quit my job and challenge study abroad using working holiday system.
I learned a various kind of lessons in Australia from friends who have different experience, religion, lifetyle and so on.
Especially, my best result is getting good habit to find “how to get success”.
What I Wanted Students Know
My standard of decision for future was how famous it was.
However, it is not so important for me nowadays.
I can say what important thing to select future way is what I want to do in my own experience.
I believe that it is essential to express my own opinions when I select something important for my life.
I mean that I must explain why I do it.
In my opinion, it is not important whether you feel this blog is good or bad for you.
What important thing is why you think so.
In conclusion, I heard the students about the conference.
Many students felt positive to attend the conference.
I really recommend to know a wide range of lifestyles in Kamiyama for cultivate your sense of value.
多様な働き方が選べる時代
今回の会社説明会では、徳島大学とえんがわ社がコーディネートして、
工学部の学生を連れて神山町内のサテライトオフィスや、共用オフィスであるKVSOC(神山バレー・サテライトオフィスコンプレックス)を見学するツアーを実施しました。
そのツアーの中で、神山町で活動している会社が、それぞれの活動内容や社員の働き方を学生たちに説明し、
学生たちと交流する会が開かれました。
2016年9月時点でサテライトオフィスを設置している会社数が16社の神山町。
都市部とは少し異なる、多様な働き方が可能です。
通勤列車の混雑に巻き込まれることもなく、自然に囲まれた落ち着いた環境で仕事をすることができます。
当社は地域滞在型の人材育成事業「神山塾」や、神山町の先進的な町づくりの視察研修をサポートする事業など、
神山町内で多面的に活動しています。
私はリレイションの活動内容を交えながら、自分が望む働き方を選ぶために、
自分が学生の時にやっておけば良かったことを発表しました。
モヤモヤしていた20代
大分県出身の私は、県内でも指折りの進学校に進み、
少しでも偏差値の高い大学に進学しようと受験勉強漬けの高校生活を送りました。
しかし、第一志望の大学には不合格。
さらに1年勉強漬けの生活をすることはできないと判断し、後期試験で合格した大学へと進学しました。
第一志望ではない大学では、勉強にも部活動にも身が入らず、モヤモヤした生活を送っていました。
自由に使える時間があまりにも多く、何をしたら良いのかわからなかったんだと思います。
大学院に進学後、あっという間に就職活動の時期になりました。
やってみたい仕事を見つけていなかったため、製薬や化学、食品などを中心に、
幅広い業界の採用試験を受けました。
売り手市場だったにもかかわらず、なかなか苦戦しましたが、運良く大手製紙会社に内定を頂きました。
無事に社会人生活をスタートしたものの、新入社員時代は目の前の業務をこなすので精一杯でした。
いつの間にか給料と休日のための仕事になり、やりがいを見出せずにいました。
しかし、そんな私にも変化が訪れます。
入社4年目の頃から仕事に慣れてくると、会社の利益を追求するために、
自分がやるべきことを考え、主体的に仕事をできるようになりました。
仕事が少しずつ自分を変化させ、その変化は自身の成長につながっていました。
この頃に、「何のために仕事をしているのか?」と問われたら、
「将来、ほかにやりたいことができた時に、すぐに実行できるスキルや能力を身につけるため」と答えていたでしょう。
不意に訪れた転機、海外へ
ある日のこと、本屋で海外留学を斡旋する本を偶然発見しました。
高校生時代から海外での生活に憧れていましたが、自分には無理だろうと思い、
挑戦することを避けていました。
でも、社会人経験を経た今の自分ならできるんじゃないか、
年齢制限があるワーキングホリデーの制度を利用するなら今しかできないんじゃないか、
そんな自問自答の末、やる前から「できない」と決め付けるのはおかしい、と考え、とりあえずやってみることに。
渡航先のオーストラリアでは、実に多くのことを学びました。
年齢も価値観も宗教も文化も異なる人たちとかかわり、毎日新しい経験に溢れていました。
語学学校で知り合った東ティモール出身の友人は、
「自分の国を代表し、政府から補助金をもらって語学留学に来ている。 帰国したら、自分の経験をみんなに伝えるんだ。」と話してくれました。
授業でも引っ込みがちな日本人とは明らかにモチベーションが異なり、とても刺激になりました。
まだまだ紹介し尽くせませんが、自分の個性を発揮することや自発的に行動することの重要さ、
そして何よりも「できない理由よりも、できる方法を探す」という考え方の癖を身に付けられたことが大きかったです。
学生たちに伝えたかったこと
私の進学先や新卒時の会社選びの基準は、偏差値であったり、製品のネームバリューであったりしました。
しかしながら、それはどこかの誰かが考えた「既存の価値観」だったと思います。
新卒で入社した会社を辞め、オーストラリアでの生活を選んだり、
帰国後に徳島県で働いていることは、「自分の価値観」で選んだ進路だと自分の言葉で表現できます。
「自分の価値観」で将来を選択していくには、
「さまざまな経験をして、どう感じるか自分のアタマで考え、自分の意見をもつこと」が必須だと思います。
何気ない日常生活の中でも、ヒントはたくさんあります。
例えば、今回のブログも、おもしろかったと感じても、つまらなかったと感じても、どちらでも良いんです。
なぜそう思うのか、誰かに自分の言葉で説明できるように考えることが重要だと思います。
説明会の最後に、学生たちから感想を聞く時間がありました。
「大手志向だったが、自分の興味・関心を優先して就職活動しようと思いました」や、
「時間や場所にとらわれない働き方ができる会社を探します」など、
前向きな意見を聞くことができました。
いつでも気軽に神山町に遊びに来て、たくさんの人の働き方にふれてほしいと思います。
この記事を書いた人
穴井 祐介
大分県出身の九州男児。古い価値観や既存の枠組みから脱却し、時代の先端で生きることを目指しています。神山塾を通して得た経験を他の地域で活かすべく、2019年から愛媛県西予市にてエリアマネジメントに挑戦。大分のカボスと徳島のすだちの板ばさみにあっていましたが、これからはみかん推しでいきます。
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