地域で作るお金の回し方-浦幌町に移住して気づいたコト-

地域で作るお金の回し方-浦幌町に移住して気づいたコト-

三村 直輝
三村 直輝

2016.07.21

みなさん、こんにちは!
本日は、日を追うごとに北海道生活に慣れてきた三村直輝ことなっきーがお送りします。

6月より北海道十勝・浦幌町へ地域おこし協力隊(以下協力隊)として移住しました。
「北海道には梅雨がないからねー」と言われていたにもかかわらず、赴任した当初は16日間ぐずついた天気が続いたりとなかなか大変なスタートでした(笑)。
けれど、7月に入ると湿度が低いためか、気温が30度近くになっても本州ほどの暑さを感じることはなく、ようやく過ごしやすくなってきたように思います。

そんな生活を送るぼくが浦幌町に来て気づいたコトを今回お伝えします。

 

移住して、町民となり、協力隊になるというコト

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協力隊になる条件として、その土地に住民票を移す必要があります。
初めて住民票を地元の土地から異国の地へ。

これまで鹿児島、滋賀、京都、徳島と全国数ヶ所に居住(原則住民票は移さないとといけないのですが(笑))。
けれど、今回の北海道では浦幌町の協力隊ということや住民票が浦幌町にあるということもあり、より意識的に地域での暮らし方や働き方を考える機会が多くあります。

例えばお金の使い方。
協力隊というのは行政から給料が支払われています。つまり、税金からお金をいただいているわけなんですね。
給料は給料なので自由に使えるのが当たり前なのですが、「じゃあ、そのお金をどう使うの?」ということを、 最近よく考えます。

ぼくはこれといった趣味もなく、物欲もないのであまりお金を使うことがありません。そんな中で唯一好きなことは美味しいご飯を食べること。浦幌町には、美味しい飲食店がたくさんあります。

浦幌町中心部の食べ歩きマップ。
浦幌町中心部の食べ歩きマップ。

食べ歩きマップを見てはついつい外食してしまうので、給料日前の財布はスッカスカです(笑)。

 

地域で循環しているお金

そんなある日、メンチカツが美味しいと有名な『食の館てんま』さんへランチに行きました。

 浦幌町民を魅了する食の館てんまさんのメンチカツ定食。

浦幌町民を魅了する食の館てんまさんのメンチカツ定食。

その時ハッと気付いたのです。
循環型社会というのはこうゆうコトかと。
つまり、地域の人が税金を納める。そのお金を自分が給料としていただく。
その給料を地域の飲食店やスーパー、小売店で消費する。
その消費されたお金が地域の方の生活費になる。
イメージでいうとそんな感じです。

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絵にすると当たり前のような光景ですが、当たり前ができていないのが地域の現実。その結果がシャッター街や人口の減少ではないでしょうか。

例えば、地域の飲食店が閉店するとします。
地域に住む住民からは、「なんで閉まるのー」「閉店したら不便になるわー」と言った声が。

でも、よく考えてみてください。
その飲食店にどのくらい足を運んでいましたか?安くて便利なコンビニばかり使ってませんか?

 

選べる時代の選び方

今は選べる時代。選ばれないものは淘汰されていくものです。

責任は選ぶ側にあると思います。自分が正しいと思う価値観と向き合い、自分が正しいと思うモノを選んでみてはどうでしょうか?
何を買って、何を買わないかなど、全て決めるのはその人次第です。
今一度、自分の価値観と向き合い、モノの選び方を考えるだけで、地域のことを考えるきっかけになるかもしれません。

これからも浦幌町で気づいたコト、感じたコトをお伝えしていきますので、お楽しみに!

この記事を書いた人

三村 直輝

三村 直輝

広島県広島市出身。農業で若者を元気にするNPOに出会い、地域と若者をつなげることを生業にすると決意。神山塾7期を経て、北海道十勝・浦幌町の廃校カフェ(TOKOMURO CAFE)を運営。カフェをコミュニケーションツールとして、地域の魅力を発信していきます。

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