関係性を育む第一歩-北海道に移住しちゃいました-

関係性を育む第一歩-北海道に移住しちゃいました-

三村 直輝
三村 直輝

2016.06.20

こんにちは。
本日は、一回目の投稿とは劇的に環境が変わった三村直輝ことなっきーがお送りします。

ぼくは浦幌町地方創生アドバイザーサポートとして、6月1日付けで浦幌町地域おこし協力隊となりました。

ということで、ただいまの現在地は北海道十勝郡浦幌町。
浦幌町に来て半月。
今回のKATALOG WEBでは、ぼくの半月間の活動をお伝えしようと思います。

 

浦幌町ってどんなとこ?

浦幌町役場HPより抜粋
浦幌町役場HPより抜粋。

浦幌町は、北海道南東部に位置し、十勝地方に属しています。
農業・林業・漁業・酪農と第一次産業が盛んな町で、食料自給率はなんと驚きの2900%。

農家さんは言います。
「畑が東京ドーム何個分なんて聞かれてもなー」。
それもそのはず。
農家さんの畑の面積は50ヘクタール、対して東京ドームは約4.7ヘクタール。東京ドーム約10個分。
未だに広大な土地を見ては、目を疑ってしまいます。

 

見渡す限りの広大な畑が広がる。
見渡す限りの広大な畑が広がる。

農業が盛んな浦幌町ですが、町内の人口は減り続けています。平成28年5月現在の人口は約5000人。過去30年のうちに半減してしまいました。また、町内には高校がなく、中学生は町内に残りたくても残れない現状です。

浦幌町の取り組みや町のことを多くの人に知ってもらうためリレイションは昨年、『Learning Journey in URAHOROCHO』という2泊3日の地域滞在型研修を行いました。

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まちづくり事業の説明に始まり、林業や酪農、漁業の体験。
夜には交流会を開催し、町の人から様々な話を聞くなど、参加者の方々には多くの体験を通して、町の魅力を感じてもらいました。
結果として、研修をきっかけに浦幌町で働くことを決めた若者が現れました。

今年は建築家坂東幸輔氏を招いて、より目的意識を持った1週間程度の地域滞在型研修を予定しています(来年は1ヶ月程度の研修を予定)。
浦幌町の魅力が存分に伝わる研修コンテンツをご用意できるように準備を進めていますので、興味のある方は是非ご参加ください。
詳細は決まり次第発表していきます。

 

いざ町へ飛び出す!

とは言ったものの、まずは地域資源を知ることから。
興味のあるところに突撃したり、お誘いいただいたところに行ってきました。
まず最初に、国内最大のラズベリー農園、十勝うらほろ高橋農園さんにお邪魔しました。

農園で談笑する高橋さんと従業員の方。手前が高橋さん。
農園で談笑する高橋さんと従業員の方。手前が高橋さん。

ラズベリー栽培面積は約5.2ヘクタール。実際に農園に足を踏み入れてみると、想像以上の広さです。

高橋さんがラズベリー栽培を始めたきっかけは、
子供の頃、学校の通学路に赤い実がなっている! という驚きの出会いからでした。
それから社会人になって再びラズベリーに出会い、ラズベリー農家としてやっていくことを決意。
今年でラズベリー栽培を始めて16年目。ラズベリー専業農家となって3年目。
専業農家になるまでは、多種の野菜を育て生計を立ててこられました。
幾多の困難を乗り越えたことが、今の経験や自信に繋がっているそうです。

さて次は、浦幌神社へ。

浦幌神社の正面。
浦幌神社の正面。

浦幌神社は明治29年より続く由緒ある神社で、町の中央に位置しています。
神主の背古さんは5代目。
神社を案内していただいている時、境内にある乳神神社の方が有名かもと、背古さんは笑います。

続いて、乳神神社正面から。
続いて、乳神神社正面から。

大正の中頃、浦幌町の山奥に一本のナラの大木があり、この木の幹には、女性の乳房に似たこぶが二つ付いていました。ある日、老婆がこの木に「孫のため、母親に乳を授けて下さい」と祈願したところ、願いが叶えられたというのが乳神様の信仰の始まりです。
乳神神社を参拝した人から、子供を授かりました、との連絡が多く寄せられるようです。
また、浦幌町にはツーリングで有名な国道が通っているためバイクのお守りもあります。

境内案内後、背古さんに夕食に招いていただきました。
家には、町民をはじめ多くの方が出入りするオープンな雰囲気が溢れていて、北海道の郷土料理ちゃんちゃん鍋やおでんなどが用意されていました。
普通6月に食べるには似つかない食べ物ばかりですが、北海道の外の気温は未だ一桁。
外の寒さとは違い、料理はもちろん、人の温かさに触れた瞬間でした(笑)。

また、次は北村林業さんにお伺いしました。

木材の枝打ちと切断を同時に行う重機。
木材の枝打ちと切断を同時に行う重機。

現代表の北村昌俊さんは北村林業の5代目。

北村林業は伐採チームと植林チームの2チームに分かれています。
伐採で大切なことは、外国産の木材に劣らないようにいかに効率的に早くやるか。
逆にスピード重視の伐採とは違い、植林はすぐにはお金にはなりません。
植林した木が伐採できるのは5-60年後。
それでも、植林を続けるのは「未来のため」と北村さんは言います。
林業は伐採と植林の二つで一つ。
未来を見据えた北村さんの言葉には強い想いを感じました。

そして最後に、先輩方に浦幌町の厚内漁港へ夜釣りに連れて行ってもらいました。

ぼくは、ほぼ初めての釣りで身動き一つ取れない状態でしたが、先輩方が一から優しく教えてくださり夜釣りを楽しむことができました。
結果的に7匹も釣れましたが、重りを2度も海へ落としてしまうという大失態。
それでも「弁償なんてしなくてもいいから」と言ってくださり、
さらには後日、釣った魚を日干しにして持ってきてくださいました。

 

町の人の温かさに触れる

このように、本当に色々な方々にお会いさせて頂いています。
道端で出会った人、役場の人、飲み会の席で出会った人、イベントで出会った人、組合の席で出会った人、などなど。
この半月間で出会った人の数は数え切れません。

そして、その中で気付いたことは、皆さんが本当に温かく笑顔で迎え入れてくださるということ。
「遠くからよく来たね」「困ったことあったらなんでも言ってね」「ご飯食べ行こうよ」そんな些細な言葉が温かく、不安や寂しさを忘れさせてくれます。

しかし、恥ずかしながらまだまだ浦幌町のことを知りません。
誘われたらイベント等にはなんでも参加していきたいと思います!

浦幌町の方々、これからもどうぞよろしくお願い致します!
そして、今後は浦幌町の情報をどんどんUPしていこうと思っています!

どうぞお楽しみに!

 

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参加申し込み・お問い合わせ

質問・不明な点など気軽にお問合せください。

受付は終了しました

この記事を書いた人

三村 直輝

三村 直輝

広島県広島市出身。農業で若者を元気にするNPOに出会い、地域と若者をつなげることを生業にすると決意。神山塾7期を経て、北海道十勝・浦幌町の廃校カフェ(TOKOMURO CAFE)を運営。カフェをコミュニケーションツールとして、地域の魅力を発信していきます。

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