【2018年2月23日追記】
2018年4月開始の神山塾第10期生の募集が始まりました!
詳細は以下の記事をご覧ください。
【この記事内の募集はすべて受付終了しています】
こんにちは!
立夏を過ぎ、だいぶ暖かくなってきました。
タケノコが顔を出し始めていますね。
神山塾7期出身、穴井です。
今回の記事は、今年度の神山塾の開催が決定したご報告と、
期間やコースの内容についてご紹介します。
コースは2つ
2015年度から始まった徳島県地域創生人材育成事業。
徳島県が有する地域資源を活かして、各事業者が創意工夫を凝らしながら、
地域の活性化に携わる人材やWEB関連の技術者を育成する事業です。
お給料をもらいながら専門的な知識や技術を身に付けていくので、
県外出身のかたや、職種未経験者のかたも参加しやすい制度となっています。
私たち株式会社リレイションは、
2010年から神山町で生活する方から暮らしの知恵や考えかたを教わり、
今後の働きかたや暮らしかたを考える「神山塾」を実施しています。
昨年度までに105名の卒塾生を輩出しており、
今年度も徳島県から委託を受け、神山塾を開催することが決まりました。
今年度は、7月から始まるKATALOGコース第2期と、9月から始まる神山塾第9期の2つのコースで塾生を募集します。
(いずれも1月末までの訓練期間。)
この2コースは、訓練期間中に実施するカリキュラムの内容が異なります。
◇KATALOGコース第2期について
- 期間:7月~翌年の1月末
- 活動拠点:主に徳島市
- 居住拠点:徳島市
- 募集人数:8名
- カリキュラム内容:神山塾のカリキュラム内容を基にし、より実践的な地域コーディネートや地域ブランド発信に携わります。
- 例)地域の資源を活かしたイベントの企画・実施。地域の魅力を掘り起こし、広報誌の作成やインターネットを活用した情報発信など。
→KATALOGコース第2期のご応募受付は終了いたしました。(6月26日追記)
◇神山塾第9期について
- 期間:9月~翌年の1月末
- 活動拠点:主に神山町
- 居住拠点:神山町
- 募集人数:12名
- カリキュラム内容:神山町を学びの拠点に、地域活動への参加やイベントの企画・実施を通して、新たな気づきを得られる体験を積みます。
- 例)地域資源を活かしたイベントの企画・実施。神山町の地域活動への参加。テーマに基づいたグループディスカッションやグループワークなど。
「ありかた」と「やりかた」
本訓練期間中に、その定義を何度も考えることになるキーワードが「あり方」と「やり方」です。
「ありかた」とは、
自分がどういう生活を送りたいか、
なぜこの仕事をしているのか、
自分の人生のビジョンのようなものです。
「やりかた」は、
具体的な資格やノウハウなど、
自分が定めた目的や目標を達成するための手段です。
神山塾は、「地域が活性化する特別なやりかた」を講師が教える場ではありません。
神山町のまちづくりのプロセスや風土を知り、
塾生たちがアクションを起こすことによって、
少しずつ変化に気づいていくためのサポートをする場です。
自分たちが「どうありたいか」にこだわり、
一緒にその「やりかた」を考えていきましょう。
私自身は、20代前半までの進路選択の基準は、
「周囲からどう見られたいか」でした。
偏差値を重視した大学選びや、
ネームバリューを求めた就職活動をしていました。
それはそれで当時の自分にとっては良かったのです。
ただ、社会人経験を積んだことで考え方が変わり、
今は自分の価値観や、将来どうありたいかに従って行動しています。
あなたの長所を活かせる場づくりを目指します
私たちは「多様性」を大切にしています。
私自身が参加した神山塾第7期は16名の塾生がいました。
上場企業のサラリーマンだった者もいれば、
子育て中の主婦や海外留学帰りの者もいました。
植木屋で働いていた経験をもつ塾生が、
ゆず狩りやすだち狩りで力を発揮したり、
子どもと交流することが得意な塾生は、
子ども向けのイベントを盛り上げたり。
私もこれといった特技はないのですが、
オーストラリアで取得したバリスタの資格を活かし、
塾の休憩時間にエスプレッソマシンを使ってコーヒーを振舞っていました。
KATALOGコース・神山塾のいずれの訓練も、
社会人を経験した方にとっては、
きっと有意義な時間にできると考えています。
その中でも、以下のようなかたが持ち味を発揮しやすいかもしれません。
- グループで協力しながら物事を進めるのが好き。
- 将来の暮らしかたに漠然とした不安があり、環境を変え、ゆっくりと考える時間を取りたい。
- 将来、やりたいことがあり、そのトライアルの場を探している。
- 周囲の人とは違うものがほしい。周囲の人と違うことが楽しい。
上記は必要な条件でもなんでもありません。
現時点で私個人がイメージしているなんとなくの人物像です。
気になるかたは、まずは気軽にお問合せください。
また、東京などで説明会の実施も予定しております。
詳細は《募集の詳細》のあとに記載しています。
【募集の詳細】
雇用形態:契約社員
給与:月給120,000円
福利厚生:健康保険、雇用保険、厚生年金
仕事内容:
・地域情報及びイベントの発信や広告宣伝
・農業、林業など地域産業に係る地域イベントの企画・運営
・地域活動「神山プロジェクト」実践サポート
主な勤務地:
KATALOGコース:徳島県徳島市
神山塾:徳島県神山町
勤務時間:9:30〜16:30(休憩時間 12:00〜13:00)
休日休暇:週休2日制(原則 土・日)祝日、夏季休暇、年末年始
応募に必要な手続き:
訓練受講前、ハローワークにてキャリアコンサルティングにより
ジョブカードを作成すること。
※恐れ入りますが、本訓練は弊社の契約社員となって受講していただくものであるため、
大学等に在学中の学生の方にはご応募いただくことができません。
【選考プロセス・応募方法】
選考は以下の流れで行います。
【Step.1 エントリー】
最寄りのハローワークにてキャリア・コンサルティングを受け、
ジョブカード作成と紹介状発行のお手続きをお願いします。
キャリア・コンサルティングをお申込みの際は、
窓口にて、以下の求人番号をお伝えください。
求人番号:
(神山塾KATALOGコース第2期)36010-8274271(受付終了)
(神山塾第9期)36010-8455471
《8月4日追記》
神山塾第9期のハローワーク求人番号が、8月より新しいものに更新されております。
以下の番号でお問い合わせください。
36010-12947871
その後、以下の応募書類を弊社にご郵送ください。
《応募書類》
- 履歴書(メールアドレスの記入必須)
- ジョブカード
- 紹介状
《応募書類ご郵送先》
〒770-0038
徳島県徳島市南佐古八番町1番5号
株式会社リレイション 担当・前田宛
※締め切りについて(5/18追記)
KATALOGコース第2期につきましては、勝手ながら、
6月24日(土)を応募書類到着の最終締め切りとさせていただきます。
ただし、それ以前も含め、書類を受理した順に選考をさせていただき、
定員8名が埋まり次第、選考を終了いたしますので、
締め切りまでに書類が到着していても、選考ができない場合がございます。
ご応募を検討されていらっしゃる方は、とにかくハローワークへ行き、
お手続きしていただけますようお願い申し上げます。
(ご事情によっては、途中でご辞退いただくことも可能です)
神山塾第9期につきましては、訓練期間開始までにまだ時間がありますが、
KATALOGコースと同じく書類を受理した順に選考をいたしますので、
ぜひお早めに書類をお送りください。
【Step.2 書類選考】
書類を受理した順に選考させていただきます。
【Step.3 面接(2回程度)】
書類選考を通過された方には面接のご案内をいたします。
1次面接は、Skype等を利用する予定です。
【応募についてのよくある質問】
下記の記事に神山塾についてよく質問いただく事項を
Q&A形式でまとめております。
こちらもぜひご参考になさってください。
神山塾Q&A
【応募に関するお問い合わせ】
株式会社リレイション
採用担当:前田
maeda@relation-style.com
5月11日に東京で説明会あります
「興味はあるけど、応募するか迷っている」
「もっと具体的なカリキュラム内容が知りたい」
「生活面について不安がある」
「応募についてわからないところがある」
といった方は、ぜひ説明会にお越しください。
(説明会への参加はご応募の必須条件ではありません。)
【説明会開催概要】
日時:2017年5月11日(木)18:30〜20:30
場所:ちよだプラットフォームスクエア会議室401
〒101-0054 千代田区神田錦町3-21
参加費:無料
定員:20名
参加方法:下記のPeatixイベントページより、参加申し込みをお願いします。
http://kyj0511.peatix.com/
【イベントについてのお問い合わせ】
株式会社リレイション
担当:西川
nishikawa@relation-style.com
今後も説明会は何度か開催する予定です。
日程が決まり次第、Facebookページ(http://www.facebook.com/Shikokuryoku/)
等でお知らせしますので、チェックお願いします!
《過去の神山塾生募集の際の「日本仕事百貨」の記事》
よろしければ参考にご覧ください。
神山塾第7期生募集記事
「自分で決める」
神山塾第8期生募集記事
等身大で過ごす
《昨年度実施した神山塾KATALOGコース第1期生の振り返り記事》
この記事を書いた人
穴井 祐介
大分県出身の九州男児。古い価値観や既存の枠組みから脱却し、時代の先端で生きることを目指しています。神山塾を通して得た経験を他の地域で活かすべく、2019年から愛媛県西予市にてエリアマネジメントに挑戦。大分のカボスと徳島のすだちの板ばさみにあっていましたが、これからはみかん推しでいきます。
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