「神山塾日誌」− 神山塾KATALOGコース、始まりました!−

「神山塾日誌」− 神山塾KATALOGコース、始まりました!−

前田 優
前田 優

2016.07.28

皆様、こんにちは! プランナーの前田です。

前回の私のBLOGでは、日本仕事百貨の取材アテンドを通して、神山塾を支える地域の方々を取り上げました。私が神山塾7期生だった頃の記憶を遡りながら書いたのですが、もうずいぶん昔のことのようにも思えます。

募集告知やカリキュラムの調整など、新米神山塾担当の前田はバタバタでしたが、ようやくこの7月4日に、神山塾8期に先駆けて「神山塾KATALOGコース」をスタートさせることができました!

神山塾KATALOGコースは今期新設の地域人材育成事業で、7月から6ヶ月間、徳島市や神山町を拠点に活動を行っていきます。
神山町の関係者の方々に着任のご挨拶をすると、「神山塾8期生と何が違うの?」と質問をされることもしばしば。

KATALOGコースは、『KATALOG』のテーマである、
「語る くつろぐ 記録(LOG)する」
をコンセプトに、地域情報の発信と地域の拠点(ゲストハウス)づくりを注力して行っていく神山塾の派生コースです。
料理・編集・農業など、様々なキャリアや背景を持った、男性1名・女性4名の、計5名のメンバーで活動していきます。

今回のBLOGでは、神山塾KATALOGコースの活動(講義内容)を少し紹介できればと思います。

 

講義① 神山町の先進事例を知る

まずは、活動の拠点となる神山町の先進事例を知るために、KATALOGコース・塾長の杉によるサテライトオフィスツアーを第1週目に行いました。

冒頭の写真にあるのは、昭和初期に建てられた『劇場寄井座』。
昭和30年代半ばまで、演劇・浄瑠璃・映画などがこの場所で上演されていました。
天井一面に描かれた商工業者などの広告看板からは、当時の町の様子が伺えます。

この劇場寄井座は、スタッフ三村のBLOG記事にあります株式会社プラットイーズのサテライトオフィス『えんがわオフィス』の隣に位置しており、現在では神山アーティスト・イン・レジデンス(KAIR)の作品展示場所としても活用されています。
サテライトツアーの際に必ず立ち寄る、神山町の象徴的な場所の1つです。

Sansan株式会社サテライトオフィス 『Sansan神山ラボ』。
Sansan株式会社サテライトオフィス 『Sansan神山ラボ』。
神山バレー・サテライトオフィス・コンプレックス(KVSOC)
神山バレー・サテライトオフィス・コンプレックス(KVSOC)。

他にも、Sansan株式会社のサテライトオフィス 『Sansan神山ラボ』や、神山バレー・サテライトオフィス・コンプレックス(KVSOC)などを見学。
KATALOGコース塾生・渋谷が、講師の杉に張り付くようにして熱心に説明を聞いています(笑)。

神山バレー・サテライトオフィス・コンプレックスは「成長するオフィス」をコンセプトに、閉鎖された元縫製工場を改修して作られたコワーキングスペースです。
神山町で新しいビジネスコミュニティを創造し、地域発の先進的なビジネスを生み出すことをビジョンとしています。
最近では消費者庁の神山町への移転が新聞などで取り上げられましたが、現在もここのスペースの一角で徳島県庁が遠隔オフィスの試験をを行っています。

また、最新のレーザーカッターや3Dプリンターを備えたものづくりスペース『Kamiyama Makerspace(KMS)』も注目を集めています。

見学中には、ここにサテライトオフィスを構える株式会社ダンクソフトの本橋さんが、塾生の前でドローンを飛ばしてくれる嬉しいサプライズも!

このように、塾生はツアーを楽しみながら神山の先進事例を学んでいます。

講義② 大川村イベント企画

当社代表・祁答院による、地域イベント企画の講義風景。 。
当社代表・祁答院による、地域イベント企画の講義風景。

今度はガラっと雰囲気を変え、神山町阿野地区にある古民家ゲストハウス『山姥』にてRELATION代表・祁答院による地域イベント企画の講義です。

KATALOG MAGAZINE第1号でも取材し、離島を除き日本で一番人口の少ない自治体である高知県大川村にて地域発信を行っている川上文人さん・千代子さんご夫妻より、地域イベント企画のオファーを受け、KATALOG塾生が頑張っています。

大川村イベントのアイデアをチームでまとめていく。
大川村イベントのアイデアをチームでまとめていく。

このようにチームでイベントのアイデアを出し合い、企画に起こしていきます。

神山塾のカリキュラムでは、初めの1ヶ月は自己開示や自己理解などのチームビルディングに費やすのですが、KATALOGコースは1ヶ月も経過せぬままチームでの企画に入っています。
さすがに塾が始まって間もないので「大丈夫かな…?」と気になっていたのですが、講義の回数を重ねるごとに、メンバー間にチームワークが生まれ、活発な議論が行われていました。

塾生が企画している大川村のイベントは、8月6日(土曜)に開催。
KATALOGコース塾生、一丸となって頑張っていますので、皆様ぜひご参加ください(下記リンクから詳細をご覧いただけます)!

流しそうめん祭り@大川村 〜こじゃんとうまい夏と待ちゅーぜよ!〜

お昼休みに塾生みんなで紅茶作り。
お昼休みに塾生みんなで紅茶作り。

写真は昼休みの様子です。
地域の方々がふらっと訪れ、塾生に暮らしの知恵を教えてくれます。

この日は、山姥の付近に生える茶葉を採取し、紅茶作り。
「前田さん、もう午後の講義の時間ですよね…」と心配する塾生ですが、このような突発的な出来事も神山塾らしいので、講義の開始時間を急遽変更(笑)!

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皆で茶葉を揉み、揉んだ後の茶葉を袋に入れ、このように天日に晒して3〜4時間発酵させます。

こんなに簡単に紅茶って作れるんですね、私も知らなかった…(勉強になります)。
その後、皆で美味しくいただきました。

 

講義③ 参加型神山プロジェクト

神山町江田地区の棚田の風景。
神山町江田地区の棚田の風景。

写真は先週末に行った参加型神山プロジェクトのフィールドである、神山町江田地区の棚田の風景です。

RELATIONの活動の原点である神山町江田集落での棚田再生プロジェクトに参加体験してきました。
このプロジェクトは、古くからの里山にある暮らし・風景・知恵・思いを少しでも未来へ受け継ぐ為の活動で、今年で8年目を迎えます。

そして今期から、同じ神山町を活動拠点とする株式会社モノサスさんの『神山ものさす塾』と毎週金曜日に合同演習を行っており、この日は両塾合わせて15名の塾生と講師陣で棚田の除草作業です。

神山町地域おこし協力隊・里山みらいの植田さんによるレクチャー。
神山町地域おこし協力隊・里山みらいの植田さんによるレクチャー。

この日に講師として協力いただいたのが、神山町地域おこし協力隊・里山みらいの植田さんです。
植田さんは現在、棚田再生プロジェクトの指揮をとっており、江田地区の活性化に貢献されています。

写真では、田んぼの除草作業をする際の歩き方などを、塾生にレクチャー。

「マムシが出ることがあるから気をつけて!噛まれたら1ヶ月ぐらい入院ものだから」
「ひえ〜(塾生)」

軽く塾生の気を引き締めた後、早速作業開始です(笑)!

素足で土の感触を楽しみながら、除草作業をする塾生達。
素足で土の感触を楽しみながら、除草作業をする塾生達。

ほとんどの塾生が初体験の作業。
素足で土の感触を楽しみながら、黙々と作業をしていきます。

私も塾生とともに参加しましたが、思っていたよりも作業が進まず…。
このように除草をしても、2週間ほどですぐに草が生えてきてしまうそうです。
ひとえに景観を保全すると言っても、大変な労力が必要。

次は9月の稲刈りの時期に神山塾8期生も加え、お手伝いに伺います!
それまでに体力を付けておかないと(特に私は)。

以上、このような感じで、神山塾KATALOGコース塾生は日々頑張っています!
新米担当・前田共々、今後もあたたかく見守っていただけると嬉しいです。

今回のBLOGでも触れている「神山塾8期生」ですが、日本仕事百貨にて最終掲載を行っています。

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「神山塾8期」9月1日スタート!募集締め切りは8月18日です。

皆様のご応募、お待ちしています!!

詳細のお問い合わせは、

088-677-5505
aoki@relation-style.com(担当 青木)

までお願いします。

 

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参加申し込み・お問い合わせ

質問・不明な点など気軽にお問合せください。

受付は終了しました

この記事を書いた人

前田 優

前田 優

地域マネジメント事業のプランニング・ディレクションを担当。2019年から熊本県南小国町で「地域人材マネジメント×温泉旅館」のプロジェクトにチャレンジ。民藝品や伝統工芸品が好きで、最近のマイブームは酒器。お刺身をアテにお気に入りの酒器で日本酒を呑むのが何よりも幸せ。

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