こんにちは!リレイションさぬき兼さぬき市地域おこし協力隊の折原です!
早いものでもう新年度が始まりますね。
4月といえばお花見ですね。
僕は夜桜の儚い感じが好きで、
徳島にいる時も仕事終わりによく一人でフラッと夜桜を見に出掛けたりしていました。
皆さんはどちらの桜が好きですか?
夜桜好きな方が多いと嬉しいです(笑)。
さて、4月から地域おこし協力隊の活動が2年目に入ります。
3か月前に半年の振り返りをしたばかりですが、
せっかくの節目なので振り返りとLOG(記録)をしておこうと思います!
地域おこし協力隊着任からこれまで
「なんとか走りきれた!」この一言に尽きる一年目でした。
地域おこし協力隊として着任した不安。
新たな人生の進路へ舵を切った高揚感。
昨年7月にスタートを切った新生活は、
新たな地での生活に対する不安や高揚感など、
色々な感情がごちゃ混ぜ状態でした。
決して順調なスタートだったとは言えませんが、
僕に関わってくださった皆様のサポートのお陰で、
時には躓きながらも活動を続けてくることができました。
一年目は、自分が想像していた以上に濃いものとなりました。
元々、せっかく新たなスタートを切ったのだからなんでもチャレンジしてみたい!
という思いはあったのですが、
お陰様で多方面からお声がけをいただき、
アクティビティやボランティア活動、イベントスタッフ等、
さまざまな体験と経験をさせていただくことができました。
地域おこし協力隊の業務であるSNSを使って地域の魅力を発信するという活動も、
SNSを更新するために素材を撮りに行くのではなく、
地域に関わっている内に自然と素材に巡り合えるという状態になっていました。
これもすべて僕に関わってくださった方々のお陰です。
本当にありがとうございます。
プライベートとの両立
前職を退職する事を決める時、
一番悩んだのはプライベートをどうするか?でした。
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、
僕は趣味で弓道をしています。
中学生のころから始め、今も現役の選手として大会等にも出場しています。
僕にとっての弓道は生活の中心でした。
しかし、年齢を重ねるにつれて、自分が選手として一線を退くことになった時、
果たして僕は何を生活の中心において生きていけばいいのだろうと考えるようになりました。
何度考えても明確な答えは出ませんでしたが、
どのような道を選択をするとしても、
弓道を辞めるという選択肢はありませんでした。
結果的に地域おこし協力隊の活動と並行して選手として香川県で活躍することができています。
さぬき市に来てから、ずっと敵同士だったライバルとチームを組んで試合に出たり、
ずっと仲間だった徳島県の選手と敵として競い合ったりと面白い経験をしています。
今は制度上出場できませんが、
前職を退職する時に一度諦めてしまった国体選手として活躍するという目標も、
地域おこし協力隊の活動を通じて何事にもチャレンジするなかで、
やってみようという気持ちが強くなってきました。
仕事が充実することによってプライベートにいい影響を与え、
さらにそれが仕事のモチベーションに繋がっており、しっかりと両立ができています。
一年目を終えて
「地域に関わりながら生き方を学ぶ」という自分の中での目標を決めて、
新たな道として選んだ地域おこし協力隊という職業は、
今までとはまったく違う景色を見せてくれています。
仕事を通じて出会った人たちから学ぶ、
人生においての生き方・楽しみ方は多彩で、
世界はこんなに広いんだということを実感しています。
もちろん人生は楽しいことばかりではありません。
楽しく生きるためには、相応の苦労が付きまといます。
「苦楽」という言葉があるように、
何事も苦しい時期を越えた先に楽しさが生まれると考えています。
さまざまな現場で、実際に見て、聞いて、感じたこの一年目で、
僕には人生の先輩と呼べる方々がたくさん増えました。
それは、僕がさぬき市に来てから一番良かったことだと思っています。
自分ではわかりませんが、
人から「変わったね。」と言われることが最近多くなりました。
言われてみると、確かに考え方や発する言葉は変わってきたのかなと思います。
それは、自分が成長している証であり、
周りの人たちがそれを認めてくれているということだと勝手に解釈しています(笑)。
勝手な解釈とはいえ、
少なくとも「自分のために地域と共に」ということが、
自分の中で体現できつつあるということが事実としてあるという風に思っています。
それは、僕がさぬき市に来て活動するなかで表現したかったことの一つでもあります。
まだまだ言語化するまでには至っていませんが、
地域おこし協力隊の任期が終了するまでに、言葉で人に伝えられるようになっていたいと思います。
今後の目標
今はまだまだ修行中の身で人から教わることばかりですが、
まずは人生の先輩、尊敬する方々と肩を並べて話せるようになることが目標です。
それができるようになれば、自分の人生を本気で楽しめている証拠になります。
そうしてたくさんの経験を得て作り上げられた、
折原拓人という人間の生き方や人生観を、
次の世代に共有していきたいと考えています。
自分の生き方は自分が行っている選択の延長線です。
その選択は膨大な数があるはずですが、
過去の自分もそうであったように、
自分自身で選択肢を狭めてしまっていることが多々あります。
そんな時に、僕というフィルターを通じて体感してきたことを共有することによって、
少しでも僕に関わる人が、自分の生き方を見つけ、
人生を本気で楽しめるようになるきっかけを掴むことができればいいなと思います。
「今、目の前にあることに全力で」
これからもこの精神で目標に向かって邁進していきます。
この記事を書いた人
折原拓人
徳島出身の弓道家。 2021年に約6年間勤めた会社を退職し、リレイションインターンを経て現在はさぬき市地域おこし協力隊として活動。 生きるとはなにか?を学ぶため日々奔走中!
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