自分のものさしを探す旅 | KATALOG
自分のものさしを探す旅

自分のものさしを探す旅

小松 輝
小松 輝

2018.08.20

こんにちは、北海道浦幌町スタッフの小松です。

浦幌町にて開催する暮らし×学び×観光をテーマにした、
田舎の暮らしに学ぶ旅「ラーニングジャーニー」
( 株式会社RELATION×株式会社KIZKI共同主催 )のお知らせです。

田舎で暮らす人から学ぶことを軸に、
自分の暮らし方(あり方)を考える場を用意しました。

 

この旅の目的
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冒頭にも書きましたが、
この旅では自分と向き合い考える時間を持ってもらい、
自分のこれからを描いてもらうことが目的です。

そのため、例えば、今の仕事や、過ごしている環境、
自分の生き方に納得感や満足感がなく、
毎日の生活がつまらないと感じている人に参加してもらいたいと思っています。

今をがむしゃらに頑張ることが大切な時期もありますが、
一度立ち止まってみるのも大切なこと。

この旅では、私・小松がコーディネーター兼研修のガイドとして
みなさんと共に活動しながら、3日間を通して自分の価値観、
どうありたいかを見つけて次のステップへと踏み出せるモノサシを見つけられるようにサポートします。

 

コンテンツは大きく2つ

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1つは、座学(講義・対話)。

自分がどうありたいかを見つけるためには、
まずはいま私たちが生きている社会の状態をきちんと把握することが必要だと考えています。

人口減少や、高齢化、経済成長率は世界で150位という位置にいること、
そういった状況の中で、この先どうなっていくのかを予測すること。

そのうえで、自分は何を大切にして働き暮らしていくのかを考えることで、
生きるために役に立つ自分のものさしを持つことができると私は考えています。
この部分について、講義形式でお伝えします。

そして、自分の暮らしにとって何が大切なのか、
自分にとっての成功とはなにか?
何が失敗か?
そういった概念を自分なりに定義づける座学を、
ワークシートを用いながら行います。

これらをもとに、スタッフや参加者同士で対話を通じて自己理解を深めます。

2つ目は、一次産業体験。

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今回は、農業を経験する場を用意しました。

生きるために必要な食料を生産し、
人の役に立つというシンプルな仕事をされている農家さんと共に働きます。

なぜ農業体験をするかというと、
仕事の特性上、とにかく手を動かせば誰でも役に立つことができるという
小さな成功体験を得られ、ポジティブな気持ちになれること。
体を動かすことで、頭がすっきりしてきて思考がクリアになってくること。
そういった点からコンテンツのひとつとしました。

受け入れてくださるのは、元木さんという方。
浦幌で育ち、大学を卒業後から農業に携わりながら、
10年ほど前からは、今の暮らしや町を未来に受け継ぐために、
学校教育や地域活動を通して子どもたちにかかわっていらっしゃいます。

浦幌町で農業を営む元木さん。
浦幌町で農業を営む元木さん。

このコンテンツでは、元木さんの人柄に触れてもらうことがもうひとつのの目的です。

田舎で暮らす人の価値観や働き方、
仕事の捉え方や人とのつながりに対する意識、
そういったところに関して、元木さんの人柄に触れることから、
気づきを得ていただければと思います。
元木さんの笑顔やトークには人を幸せにする力があるので、
そこにもぜひ触れていただければと思っています。

1日目、2日目を通じて、自分と向き合い体を動かし、
人から学ぶ時間を過ごしてもらいます。

その時間から見えてくる、
ありたい自分と今ある自分とのギャップ・これからしないといけないこと・継続すること。

これらを自分で決めて、少しづつでも行動に移していくための支えとなるものさしを持つことがこの旅のゴールです。

 

地域で暮らす人から学ぶ

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リレイションは、2010年から徳島県神山町で開催している雇用型職業訓練「神山塾」で、
のべ100名を超える塾生を輩出し、

それぞれの人生を自分で決めて歩むためのサポートをしてきました。

その経験をもとに作られてきた、
自分に向き合うためのメソッドを用意しています。

新しい一歩を踏み出すときに役立つ思考法を講義と
ワークシートをベースに運営していきます。

また、人との関わりのなかで見える他人のものさし(価値観・捉え方)や生き様は、
自分のものさしが絶対ではないということを教えてくれて、
いい意味でのゆらぎを与えてくれます。

こうした、浦幌町という地域で暮らす人からの学びをみなさんにシェアすると共に、
自分のものさしについて考え、
今の生き方に対する葛藤や違和感をクリアにしていく経験をラーニングジャーニーで得てもらいたいと思います。

 

ツアー情報・申し込み

開催日程

①9/11(火)〜9/13(木)

②10/2(火)〜4(木)

③10/6(金)〜8(日)

④10/12(金)〜14(日)

【スケジュール例】

下記のスケジュールは例です。
実際のスケジュールは天候などによって変更になる場合がありますので、ご了承ください。

*1日目*
14:00    浦幌駅 集合
14:30~15:30 講義:今を把握して未来を予測しよう
16:00~17:30 セッション・ワーク@TOKOMURO Lab
18:00~18:30 農業体験先方へ挨拶
19:30~     夕食・セッション

*2日目*
8:30~17:00   農業体験(元木農場)
17:30~     夕食・セッション(振り返り)

*3日目*
8:30~9:30     ワークシート記入
10:00~12:00 発表・対話セッション
12:00~13:00 昼食@TOKOMURO Lab
13:00~14:00 総括講義
14:30    浦幌駅 解散

参加料金:43,200円(宿泊・飲食料金含)

*お申込後にメールにて振込口座の情報を連絡いたします。
口座へのお支払い確認出来次第、申込完了とさせていただきます。

集合場所:浦幌駅
定員:各日程6名
申込締切:各催行日の7日前 15:00(9/11〜の場合は、9/4 15:00 が申込締切となります。)

【参加方法】
以下の参加お申込みフォームからお申し込みください。
https://goo.gl/forms/68VYqoVNQx1CkgKx2
お申し込みフォーム送信いただいた方には後に、
折り返しメールにて申込確認の連絡をいたします。

ご質問等ありましたら、上記お申し込みフォームからお問い合わせください。

【宿泊・食事について】
宿泊施設には、森林公園キャンプ場と近隣の銭湯を利用予定です。
1日目の夕食から3日目の昼食までの食事はご用意いたします。

【キャンセルについて】
キャンセル料は以下の通りです。
開催日の7日目にあたる日以降のキャンセル:代金の20%
開催日当日の取り消し:代金の50%
開催日当日を過ぎての無連絡不参加の場合:代金の100%

【注意事項】
食べ物アレルギー等をお持ちの方は、お申込みの際にご連絡ください。
2日目に実施する農業体験では、汚れるため長靴と作業着は用意いたしますが、
汗拭き用のタオル・帽子等はご持参ください。
キャンプ場・銭湯を利用するためアメニティはございません。
各自で必要な物
(タオル、シャンプー、ボディソープ、歯ブラシ、歯磨き粉など)をご持参ください。

 

コーディネーター・小松輝からのメッセージ

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【プロフィール】
こまつ・ひかる
徳島県徳島市出身、北海道十勝郡浦幌町在住。
母方の実家が梨農家だったため幼少期から農業に触れ、田舎で育つ。
大学では、過疎化が進む地方をどう残していくかに興味を持ち、
地域計画学(まちづくり)を専攻。
大学在学中から株式会社リレイションのスタッフとして、神山塾7期に関わる。
現在は北海道十勝郡の浦幌町スタッフとして、
TOKOMURO Lab 及び Learning Journey の企画・運営に携わる。

「人から学ぶ」ということは、何かを学ぶ際のシンプルな手段です。
だからこそ、「どんな人から学ぶか」はとても重要なこと。
「この人面白い! すごい!」と自然と尊敬してしまうような人と出会って、
しっかりと時間をとって話をする、という機会は多くはないと思います。
ましてや、職場や自分が所属しているコミュニティの外にいる人ならなおのこと。

私は神山塾を通して地域の人とかかわり始め、
現在は浦幌町で暮らし働いている私自身が人から多くのことを学ばせてもらっています。

他人に何かを与える行為を惜しまずにする姿勢や、
地域課題に対して当事者意識を持って活動されている想い。
人は1人では生きられないことを痛感する一次産業の体験。
地域というコミュニティに属し、
地域社会の中で自分の役割を実感させてくれること。
新たな挑戦への協力を惜しみなくくれること。

浦幌町の人たちとかかわる中で、
自分はどうあるべきなのかと気づかせてくれるきっかけがたくさんありました。

自分を見つめ直すきっかけをくれた人との出会い、
というと大げさかもしれませんが、
そう思えるような人と一人でも多く出会っていただくことができればと思います。

今回のLearning Journeyでは、そんな気づきのきっかけをつくりましょう。

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参加申し込み・お問い合わせ

質問・不明な点など気軽にお問合せください。

受付は終了しました

この記事を書いた人

小松 輝

小松 輝

1994年生まれ、徳島県出身。浦幌町担当スタッフ兼、KATALOG編集長。大学2年生の冬にRELATIONと出会い、大学卒業とともに浦幌町へ。総合旅行業務取扱管理者の資格を活かして、2019年春から旅行業をスタートさせます。いじられるのが好きで笑い上戸。何かとよく笑います。

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